スポーツ交遊録
ラグビー 中尾隼太選手、宇薄岳央選手
2019/06/06
ラグビーのトップリーグ最多優勝5回の東芝ブレイブルーパスの副将を務めるスタンドオフの中尾隼太選手(7人制日本代表)と、フルバックの宇薄岳央選手(日本代表キャップ7)。人柄も良く学ぶ意識の高い素晴らしい選手達です。練習をしたくなる雰囲気、自主的に動きたくなる雰囲気、競技を好きになれる雰囲気…雰囲気とは非常に曖昧だが、その雰囲気をいかに作り上げていけるかは重要。怒声や懲罰で動かすことは簡単。雰囲気作りは難しいが、素晴らしい雰囲気の中では選手は言われなくても自ら率先して動きたくなるだろう。雰囲気とは空気感でありながら生き物のようなもの。常に雰囲気は変化していく。その雰囲気を上手にコントロールしていけるかどうか。雰囲気は何で作られるのか?それはその集合体を構成する個々の心理によって作り上げられていく。特に指導的立場、リーダー的立場の人間の心理や考え方が大きく反映されていく。その分だけ雰囲気を大きく動かしていくこともできるのだ。雰囲気はまた料理をするようなもの。ほんのちょっとの匙加減によって雰囲気も良くなったり悪くなったりしてしまう。この辺りは人間の妙のようなものをどれだけ知り感知していけるのかにも大きく関わってくるだろう。空気を読み、空気を壊し、空気を作り出していく。今後の東芝ブレイブルーパスと彼らの活躍を皆様も応援よろしくお願いします!!
Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)
2019/06/06
ドラマや映画の『コンフィデンスマンJP』や今年度の『熱闘甲子園』の主題歌を歌うOfficial髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)の皆さん。実力をいかなる時にも発揮させなくてはならないのはアスリートもミュージシャンも同じ。藤原聡さん(ボーカル・ピアノ)小笹大輔さん(ギター)楢崎誠さん(ベース・サックス)松浦匡希さん(ドラムス)心の中の感性や想いをメロディーや歌詞にしていく。そして歌に想いを込めていく。自分自身の心の中にあるものを音楽を通して、多くの人達と共感し、さらには共鳴していく。一つの心のうねりになる。心の中を深く見つめて、心の中で自身と対話して、自分の中の芯のような想いに焦点を集中させていく。いかに伝えていくかは手段。ミュージシャンはそれを音楽で、アスリートはプレーで、芸術家はそれを絵画で表現していく。何を伝えたいのか?ここが明確に研ぎ澄まされれば研ぎ澄まされるほど、表現の中にその表現者のアイデンティティーが表れていく。心の中を丁寧に紡ぎ上げていく。音に言葉に。そこに生命力という息吹を吹き込んでいった時に一つの作品(生命)が生まれる。今後の彼らの活躍を皆様も応援よろしくお願いします!!
元Jリーガー 桑原裕義さん
2019/06/06
元Jリーガーの桑原裕義さん。サンフレッチェ広島→アルビレックス新潟→NW北九州/ギラヴァンツ北九州→ファジアーノ岡山FC 。桑原さんも40歳まで現役選手として活躍した。40歳以上でのJリーグ出場は、(当時の現役Jリーガーの中では)三浦知良・中山雅史に次いで3番目の記録であった。桑原さんは「自分は不器用な人間ですが、不器用なら不器用なりに貫いていけば、派手なことはできませんが、選手としてやり続けることができました。」と。自称マイペース。それを貫いた現役生活だった。他人の目や評価を気にして、ああしよう、こうしようとブレるのではなく、自分はこんな選手です!とブレずに貫いていく。そんな自分に与えられた役割には責任感をもって過不足なく応えていく。そんな強さを備えた選手。マイペースですとは言いながらも、他人に対しての思いやりや優しさはしっかりと持てている。
元Jリーガー 吉田康弘さん
2019/06/06
元Jリーガーの吉田康弘さん。鹿島に在籍していたジーコから自身の後継者と言わしめた選手。41才まで現役選手として活躍されました。鹿島アントラーズ→清水エスパルス→サンフレッチェ広島→清水エスパルス→FC岐阜→FCオリベ多治見→藤枝MYFC。吉田さんとは清水エスパルス時代に出会ったのですが、当時『自分はどこまでも現役でいたい。できることならピッチの上で死にたい。』と口にしていたのを思い出す。サッカーで41才までプロの世界でプレーする。これは本当に大変なことだったと思う。吉田さんの逸話として、子どもの頃にサッカーを始めた時に毎日欠かさずにランニングをすると決めたら、風邪を引いても、雪が降ろうが台風の最中であろうが、絶対に休むことなく走り続けたようだ。決めたことは黙々と継続していく。あとはプロになろうが、常にボールをしっかり止めるという基本をひたむきに練習し続けた。Jリーグの派手な世界の中にあって、地道に走ったり基本プレーを続けた先の41才までの現役。今後の指導者としての活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
デフラグビー日本代表 大塚貴之選手
2019/02/27
デフラグビー日本代表の主将を務める大塚貴之選手。生まれながらの聴覚障がいを持ちながらも、大学ラグビー無敵の9連覇を続けた帝京大学ラグビー部(2011~2015の四年間)で公式戦でもトライを決めるなどの活躍でチームを支えた選手で、現在は聴覚障がい者ラグビー日本代表で主将を務める。大塚選手は、全く聴覚はないので、話し手である僕の唇の動きで僕の言葉を理解してくれるし、スムーズにとはいかないまでも、聞き取れるくらいには話もできる。ラグビーも、この会話もそうだが、彼にとっては決して簡単なことではなかったはずだ。一つ一つを乗り越えてきた真の強さがある。ハンデを抱えながら、あの強豪の帝京大学ラグビー部でスタメンを勝ち取るのはどれほどのことかと改めて感じる。さらには日本一を四回も経験する。諦めたり、投げ出したりした先には…しかし、諦めずに喰らいついていけば、夢への道は切り拓かれていく。今なおデフラグビー日本代表を率いる大塚選手の今後益々の活躍を皆さん、応援よろしくお願いします!!
元千葉ロッテマリーンズ 渡辺俊介さん
2019/02/27
元千葉ロッテマリーンズの投手、渡辺俊介さん。世界一低い所から投げるアンダースロー投手として『ミスターサブマリン』と呼ばれ、シドニーオリンピックや2度に渡ってワールドベースボールクラシックでも金メダルに貢献する活躍を見せた。何かに気づく力というのはとても大切なものだ。何かを見たり聞いたりしても、全員が同じように見えたり聞こえていたりする訳ではない。個々が自分のフィルターを通して見たり聞いたりしている。気づきというのは、引っ掛かりとも言えるかもしれない。頭の中を流れる時に何か気になる。何かを感じる。これがなければ、それこそ右から左へと流れて終わってしまう。つまり何も残らない。気づく力は疑問に思う力でもある。だから、気づける人は必ず質問することができる。疑問を持つということは常日頃から好奇心を持って他や自分を見つめていけている人でもある。そして、自ら考えようとしている人だ。気づく力のある人は物事をどんどん吸収していけるだろう。同じ時間同じように見たり聞いたりしても差がうまれてくる。その差が日々積み重なっていく。人は気づかなければ何も変わらない。変えようもない。ただ毎日様々な情報が頭の中を素通りしていくだけ。気づく力を大切に伸ばしていきたいものだ。現在は社会人野球の新日鉄住金かずさマジックで投手兼コーチとして力を注いでいる渡辺さんの今後益々の活躍を皆さん、応援よろしくお願いします!!
大相撲(宮城野部屋) 力士の宝香鵬さん、元十両の鶴乃富士こと前園さん
2019/02/27
大相撲の宮城野部屋に所属する力士の宝香鵬さんと元十両の鶴乃富士こと前園さん。宝香鵬さんは身長は185センチ、150キロ。高校相撲の名門である埼玉栄高校に入学し、相撲部に入部するまでは全く相撲経験が無かった。大相撲2006年5月場所を父親と共に両国国技館で観戦し、その帰りに両国散策をしていたところ、当時大関であった白鵬関からスカウトを受けた。これを受け、親孝行をするために高校を2年で中退して白鵬の所属する宮城野部屋に入門という流れになります。若い頃は白鵬関の付き人もしていたようです。大変な読書家で、小学校の頃に僕のメンタルトレーニングの本を愛読していただいたそうです。今でも常に進化を求めて貪欲な力士です。そんな宝香鵬さんの今後の益々の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元広島東洋カープ 長谷川昌幸さん
2018/09/24
元広島カープの42勝投手の長谷川昌幸さんです。長谷川さんはイケメンでスタイルも抜群で現役時代にはスター選手でした。そんな長谷川さんは、小学校の頃から現役の最後まで、唯一欠かさずに毎日やり続けたことが、お風呂でのグーパー握りを繰り返す握力の強化と、風呂の水圧を利用した手首の強化だったそうです。それを誰かに教わったのではなく、小学生の長谷川少年がボールを投げるのに、何が必要なんだろう?と考えて、自分でこれをやろう!と決めて、欠かさずにやり続けたそうです。誰かに言われたから、何故必要なのかも分からずに漠然とやっていても、効果的には身につかないとのこと。あとは、それをどれだけ継続していけるのか。どんなに良いトレーニングも三日坊主では何も身につかない。やれ!と強制されたことはすぐにやめたくなるが、自分が必要だと考えたことは地道に継続していきやすいとのこと。スター性だけでなく、人間的にもとても素晴らしい人です!!
花巻東高校硬式野球部 佐々木洋監督
2018/09/24
花巻東高校硬式野球部の佐々木洋監督。花巻東と言えば、甲子園にも何度も出場してプロ野球選手を4名輩出している高校野球の名門で、佐々木監督は名将と言われています。中でも西武ライオンズの菊池雄星投手や二刀流の大谷翔平選手を育てられています。自分はどうすれば、成長していくことができるか。佐々木監督は選手に自問自答させるべく「自ら考える環境」をグラウンド内外で用意しています。そのひとつが、冬のある時期に行う「ゼロ時間授業」だ。朝7時半から8時20分まですべての野球部員が出席し、「花巻東の知恵」と題した授業を実施する。その目的について、佐々木が説明するのです。「学校は答えを教えるところではなく、考え方を教える場所。野球の打ち方や投げ方を教えるところではなく、野球を通して考え方、取り組み方を教えるところだと思う」とのこと。「世の中の物事にはすべて原因があり、結果があります。運がいい、悪いということではない、と。『人生はブーメランだから、投げたものはそのまま返ってくる』『いい種をまくと、いい花が咲く。種まきをするのは学生の頃で、その実を刈り取るのが社会人の頃だから、今はすごく大事な時期』という話をしています」とのこと。岩手県民に愛されるチーム、花巻東高校の活躍を応援よろしくお願いします!!
元千葉ロッテマリーンズ 植松優友さん
2018/09/24
元千葉ロッテマリーンズの投手の植松優友さん。植松さんは、昔、家庭の事情で何度か野球を諦めなくてはならないような状況になったそうだ。それでも何とか踏ん張りながら、野球を続けてプロ野球選手になった。振り返ると二重跳びもできないくらい、自分は運動神経が良くなかったとのこと。それでも、野球を続けていける感謝の気持ちで、コツコツと積み重ねてきたそうだ。全員そうとは言えないが、ただ諦めずに夢を持ち続けていけば、夢が叶うかは分からないが、夢には近づいていける。本当に名前の通り、優しい男でそんな彼が唯一、本気になって戦えたのが野球だった。
元中日、巨人、西武 中尾孝義さん
2018/09/24
中日ドラゴンズ、巨人、西武で正捕手として活躍された中尾孝義さんです。特に巨人時代には斎藤雅樹投手を育てた捕手としても有名です。中尾さんは捕手としても打者としても素晴らしい記憶に残る選手です。野球というスポーツにおいては、捕手と監督だけはマイナス思考が大切で、常に最悪のシナリオを頭の中で想定しておくことが大切とのことでした。この二つの役割だけはマイナス思考から生まれる様々なリスクヘッジが必要になるからです。捕手はグランドの中の監督と言われるポジションです。また、あの選手にこう打たれたみたいなマイナスの記憶こそたくさんストックしていかなくてはならない辛いポジションなんです、と明るく話す中尾さん。もともとはプラス思考なんだと感じました。
元福岡ソフトバンクホークス、横浜DeNAベイスターズ 井手正太郎さん
2018/07/17
福岡ソフトバンクホークス、横浜DeNAベイスターズで活躍された井手正太郎さんです。井手さんはプロ野球選手としてはもちろんですが、人間的にもとても素晴らしい方です。今でもグランドに立っていると、凄く生き生きとした表情をされます。心の底から野球が大好きなのが伝わってきます。まだまだ現役さながらのバッティングを側で見せてもらいましたが、見事な打球を飛ばしていきます。凄く野球理論が確立されていて、説明を聞いていても頷かされます。宮崎育ちの井手さんはマンゴー大好きな太陽がよく似合う爽やかな好青年です!!
元埼玉西武ライオンズ 梅田尚通さん
2018/07/02
元埼玉西武ライオンズの内野手、外野手として活躍された梅田尚通さん。梅田さんは鯖江ボーイズ(硬式)に所属していて中学時代から注目され、県外からの誘いも受けたが、野球強豪の名門校ではなく地元で文武両道の県立高校である鯖江高に進学。そんな中で、考える野球でプロ野球選手になられました。注目選手が普通は強豪校に進み甲子園を目指す中にあって、普通の高校に進んで自分達の力で甲子園を目指してみたいという選択でした。グランドも野球グランドではなく、長方形。授業や補講最優先、練習時間は短い、普通の進学校。そのような環境の中にあっても自分の意志や取り組み方でプロ野球選手になれるということを証明しました。とても穏やかで優しい方です。
元広島カープ、中日ドラゴンズ、千葉ロッテマリーンズ、台湾プロ野球 松井隆昌さん
2018/02/06
広島カープ、中日ドラゴンズ、千葉ロッテマリーンズ、台湾プロ野球で捕手生活10年プレーされた松井隆昌さんです。松井さんは、引退した後は千葉ロッテマリーンズで15年間ブルペン捕手をされていました。最初の一年は現役選手の名残でブルペン捕手という脇役に本気になり切れなかったそうです。今でもあの一年の間に関わった投手達には申し訳なく感じているそうです。しかし、一年後に本気になってからは、練習が終わっても、室内練習場で一人ピッチングマシンを相手にキャッチングの練習を、その後は誰もいなくなったトレーニングルームで一人で黙々とトレーニングを積み重ねてこられました。ブルペン捕手という脇役に徹して、誰よりも投手陣の信頼を集めて支えてきました。脇役としての覚悟。脇役としてのプロ意識。脇役としての存在感や意義。ただの脇役で終わるか否かはこうしたことで決まっていきます。そんな松井さんの今後の益々のご活躍をお祈りしています!!
千葉ロッテマリーンズ 内竜也投手
2018/02/06
千葉ロッテマリーンズのストッパーの内竜也投手です。本当に素晴らしい投手です。自分をセーブして無理なく長く選手を続けていく方法もプロの世界ではあることはあります。しかし、内投手はとにかく自分の納得のいくボールを投げるためには一切のセーブをせずに、常に全力を出し切ろうとします。だから、怪我も多くなってしまうのですが、自分の納得のいくボールを投げれなければ、自分が自分自身である必要がなくなります。プロ野球は勝つことも大事だけれど、ファンの人がさすが!!というボールを見せなくてはいけないと考えています。選手である以上は自分の身体にどれだけ負荷がかかろうが、自分のボールを投げ続けるというプロ意識は本当に凄いな、と感心させられます。決して自分が自分自身を裏切らない男、それが内投手だと思います。そんな内投手の今後の益々の活躍を皆さんも応援を宜しくお願いします!!
韓国プロ野球、ロッテ・ジャイアンツ キム・ウォンジュン投手
2018/02/06
韓国プロ野球、ロッテ・ジャイアンツのキム・ウォンジュン投手です。今シーズンは7勝を挙げた将来のエース候補の選手になります。イケメンの人気選手でもあります。自分の持ち味や投球術を完全に熟知した投手です。敵を知ろうとする選手は多いですが、ともすると自分を知らない選手も多いものです。敵のことは客観的に見れますが、自分のこととなると主観的になりすぎてしまいます。そうなると変に過小評価や過大評価が生まれてしまいます。大事なことは、自分の客観的に分析していけること。今や、日本と共に世界でも有数の野球の強豪国となった韓国。もしかすると、東京オリンピックでキム投手は韓国代表として投げている可能性は高いです。そんなキム投手の今後の活躍を皆さんも応援を宜しくお願いします!!
冒険家 関野吉晴さん
2017/12/02
1999年植村直己冒険賞、2000年旅の文化賞の冒険家の関野吉晴さんです。関野さんの冒険はアスリート以上にアスリートの魂を感じます。生き方も並みじゃないです!テレビでグレートジャーニーという壮大な旅番組をご覧になった方も多いのでは。人類の足跡である南アメリカ・チリナバリーノ島からタンザニアまで(北ルート)のおよそ5万キロを逆ルートから遡って行く旅の行程(1993年12月 - 2002年2月)を、探検家・関野吉晴が人力で挑み、その姿を追った作品(全8回)。2004年からは日本人が日本列島に到達するまでの旅がスタートし、その過程を追う「新グレートジャーニー 日本人の来た道」がシリーズとして放送された(2006年 - 2012年までの全3回)。2012年5月からBSフジにて順次再放送された。関野さんは1975年一橋大学法学部法律学科卒業、1982年横浜市立大学医学部医学科卒業。一橋大学在学中に自ら探検部を創設。大学3年次の1971年に1年間休学し、3人で部隊を組みアマゾン川全流域を下る。その後南米中を旅行する。早稲田大学探検部にも参加し、現在は早稲田大学探検部OB会の二木会会員。留年、休学、編入と、7年間大学に在籍。
7年かけて法学部を卒業した後、一橋大学社会学部3年に編入して、探検家に必要な知識を身につけるため社会人類学のゼミを受講していた。しかし、旅先で世話になる現地住民の足手まといなっているとの思いから、現地の人の役に立てるように医師になることを志し、夏頃から勉強を開始。翌年、大学を中退し、横浜市立大学医学部に再入学。医学部在学中も1年のうち4ヶ月は南米で暮らす。横浜市立大学医学部卒業後は、外科医となり、病院勤務と探検を2、3年おきに繰り返す生活を続け南米に通う。1978年ギアナ高地初訪問。1981年にペルーのアマゾン川の源流地域パンチャコーヤでアンデス文明の遺跡を発見。そして1993年から10年もの歳月をかけ、人類発祥の地アフリカから祖先の拡散の足取りを辿る旅、グレートジャーニーを開始する。この旅行はフジテレビでシリーズ化され放送されている。
プロゴルファー 金谷多一郎さん
2017/12/02
プロゴルファーの金谷多一郎さんです。ゴルフ雑誌などにも多数登場されています。金谷さんとはゴルフの本質的な技術論で意気投合しました。スイングという目に見える表面的な部分を生み出すための正しい身体の使い方。かなり突っ込んだ話をお互いにさせていただきました。そしてお互いに共通する特性として、どこまでも徹底的に探求していく姿勢。探求していく中で自分自身の中にあるものを更に進化させていく。ここに面白味や楽しさを感じていける。話が次々に広がるのではなく、次々に深くなっていく。話が脇道にそれるのではなく、同じ道を進んでいく感覚。たぶん、どんなことも分かった!となった時点で終わりのような気がする。どこまでいっても更なる深みを掘り込んでいける力。これこそが探求心なのではないだろうか。金谷さんの今後益々のご活躍を楽しみにしてます!!
元水泳女子日本代表 山口美咲さん
2017/10/03
リオデジャネイロ五輪の水泳女子日本代表の山口美咲さんです。2008年北京オリンピック4×200mフリーリレー代表、2016年リオデジャネイロオリンピック4×100mフリーリレー8位。2009年9月12日には、第64回国民体育大会で長水路の100m自由形で54秒43の日本記録を樹立しました。山口さんはかなりの理論家です。「私の人生の9割は水泳でできている」と話すように水泳という一つの道を徹底的に探求してきた選手。オリンピックに出るのは、才能ではなく、敢えて言うなら巡り合わせという運はあると思うと。しかし、出れると自分を信じて、どんな巡り合わせでも出られるだけの実力をつけて準備をしておかなければ、運は逃がしてしまう。気持ちが分散していては、そこまではのめり込めないだろう。オリンピックという一点に気持ちをぶらさず向け続けること。人生を通してそこまで思える事に出会えた幸せを山口さんは感謝できている。そんな山口さんのこれから向かう途を、皆さんも応援よろしくお願いします!!
元横浜DeNAベイスターズ 渡邉雄貴さん
2017/10/03
横浜DeNAベイスターズで内野や外野で活躍された渡邉雄貴さん。渡邉さんは基本の上にどれだけ応用力を持てているかが、選手としての大きな差になると言う。基本がなければならないが、基本に縛られて遊びの部分がなくなったり、基本に縛られて変化に対応できなかったり、基本に忠実になろうとするばかりに目的が違ってくるなど。常にあらゆる変化する状況の中で一番ベストな選択肢を選んでプレーができるかどうか。時には基本から外れても、それは基本ができているからこそ、外れることができるということ。それがプレーの幅になっていく。遊び心のあるトリッキーなプレーも、細かく見てみれば基本の変形になっている。だからこそ基本は大切にしながら、基本に縛られない心が大切になるということ。渡邉さんの今後の野球界への多大な貢献を心から楽しみにしています!!
元千葉ロッテマリーンズ 植松優友くん
2017/10/03
元千葉ロッテマリーンズの投手の植松優友くん。植松くんは高校時代に日本ハムの中田翔選手を高校時代に13打席無安打に押さえ込んだ投手。もちろん、ボールが素晴らしいのはもちろんですが、それ以上に頭を使っていかに押さえ込むかを考え抜いたそうです。いかに打ち気をそらすか、いかに打ち気をあおるか、投球は相手のメンタルをいかに自分の意向にそってコントロールしていけるか。だから、投球時には僅かな打者が見せる情報も決して見逃さなかったそうです。現役の最後には、魔球を言われるナックルボールの達人になるなど、非常に面白い人間です。無回転のボールでどう動くのか分からず捕手でさえ慣れないと捕れないというボール。これも高校時代から練習していたそうです。打者を打ち取るために必要なことは何にでも積極的に取り組む姿勢は、何事をやる上でも通用する力になります。植松くんが今後の野球界に貢献する大きさを考えるととても楽しみになります!!
元プロ野球 水田圭介さん
2017/10/03
大阪桐蔭高校から埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、中日ドラゴンズ、ヤクルトスワローズと計13年間の間、プロの世界で活躍された水田圭介さん。水田さんは守備においても、エラーの仕方を大切にしている。人間だからどれだけ練習してもミスする時はミスをしてしまうもの。しかし、同じミスでもミスをした後に挽回できるミスと、取り返せないミスとがある。エラーも同じで、エラーをしても一塁でアウトにできるエラーと、間に合わせることができないエラーとがある。だからこそ、最小限に押さえるミスの仕方が大切だということ。そのためには、ミスの仕方の練習も必要になると水田さんは話す。それも、大切な準備になる。プロの選手にはそれぞれに独自の練習方法がある。新たな発見がある。
女子ソフトボール 三科真澄さんと城戸絵理沙さん
2017/10/03
女子ソフトボールのオリンピック金メダリストの三科真澄さんと、元日立(現ビックカメラ)高崎ソフトボール部の城戸絵理沙さん。お二人とも人格もプレーも素晴らしい!プレーに裏打ちされた明確な理論と、一つのプレーを細かく分解して一つ一つの動きを何故そう動かさなくてはならないのかの明確な言語化して説明していける論理力。それでいて、さらにソフトボールを探求し続けいく探究心。そしてお二人とも笑顔が素晴らしい!今はお二人とも東京国際大学女子ソフトボール部の監督とコーチという役割だが、創部5年目にして大学日本一を達成している。チームが強くなるのもお二人を見ていると納得できる。お二人の活躍と、東京国際大学女子ソフトボール部のさらなる飛躍を皆様も応援宜しくお願いします!!
NHK 小松宏司アナウンサー、池田伸子アナウンサー
2017/02/25
NHKの小松宏司アナウンサーと池田伸子アナウンサー。お二人共に学生時代はスポーツマンであり、今もアナウンサーとしてスポーツにも関わられている。立場の違いで、スポーツを見る目も変わる。だから、意見交換をしていると楽しいし、気づかされることも多い。アナウンサーも本番一発勝負のメンタリティーが大切になる。スポーツを例にして実力を出し切るためのメンタリティーも語り合った。報道があってのスポーツでもある。お二人にはアナウンサーとして今後さらに飛躍されていくだろう。お二人のテレビでのご活躍を皆さんも画面を通して応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 木村優太投手、神戸拓光選手、池田健投手
2017/02/25
千葉ロッテマリーンズの木村優太投手、神戸拓光選手、池田健投手。大きいから遠くに飛ばせる訳でもなければ、大きいから速いボールが投げられる訳でもない。遠くに飛ばすのも、速いボールを投げるのも、それは理論に裏打ちされた高い技術が成せる技だ。才能があるのからプロ野球選手になれたのではなく、様々な模索や試行錯誤の中で能力を開花させてきたからこそ夢を叶えることができたのだ。「だから、勝手な自分の判断で才能がないから諦めると、夢を投げ出さないでほしい」と話す。ちょっと巧くできなければ、才能のせいにして目をそらさないでほしい。少しでも巧くなりたいという気持ちがあれば、その想いを大切にしていってほしい。
アンジャッシュ 渡部建さん
2017/02/25
お笑い芸人のアンジャッシュの渡部建さんです。渡部さんは、マラソンを走られたり、高校野球大好き芸人としても知られています。ご自身もメンタルには非常に興味があるようで、色々とメンタルに関しても突っ込んだ話をしました。本番で自分の持てる力を全部出し切るためのメンタルコントロール法をお伝えしました。芸人もアスリートもいかなる場面でも実力を発揮していかなくてはいけません。頭の回転が早い、とても気配りのできる素晴らしい人間性だなと感じました。画面を通しての渡部さんの活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
シャ乱Q まことさん、フリーアナウンサー 富永美樹さん
2017/02/25
シャ乱Qのまことさん、奥さまのフリーアナウンサーの富永美樹さんに冬場に怪我をしないための体操を!お二人とも頭の回転が早くて、とても素晴らしいお人柄です。お伝えした体操の意図を瞬時にご理解いただきました。まことさんは、シャ乱Q時代に、色々とメンタルについて考える機会もあったようで、あれこれとメンタルについても話しました。芸能人として生き抜いていくためには、それこそ、スポーツ同様に心技体が万全でなければいけません。それを日頃から心がけておられるお二人は本当にプロフェッショナルだなと実感させられました。今後のお二人の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元カープ/オリックス 小島心次郎さん
2017/02/25
カープ、オリックスで投手として活躍し、今はオリックスのバッティング投手をしている小島心次郎投手。「コントロールの極意は軸足の骨盤の角度」野球理論を語り合った。現役時代に気付かなかったが、バッティング投手になって気付いたことがたくさんあるらしい。自分の立ち位置が変わることで見えてくるものもたくさんあるものだ。学ぶ姿勢がある限りは、探求していく姿勢があれば、ボールを投げる一瞬の動きの中にも実に多くのことを学んでいけるものだ。逆に言えば立場が変わることで、学んでいきたいという意欲が湧いてくるのかもしれない。小島投手には将来、立派な指導者になってくれる期待が持てる。野球理論だけでなく、人間的にもとても素晴らしい。将来、素晴らしい選手を是非とも育ててほしいと思う。
元千葉ロッテマリーンズ初芝清さん、元阪神タイガース前田忠節さん
2017/01/08
元千葉ロッテマリーンズの初芝清さんと元阪神タイガースの前田忠節さん。お二人ともプロ野球の世界で長い間大活躍されてきました。お二人と接していて強く感じるのは、柔軟性とこだわりの絶妙なバランス。揺るぎない信念を持ちながらも、場面場面では適時柔軟に対応していく力を持たれている。プレーも基本に忠実ながら応用力もあった。こだわりがなければ、すぐにブレブレになってしまう。反対に柔軟性がなければ、ガチガチになってしまう。そのバランスがあってこそ、その両面が活かされていくものだ。競技はもとより、人間的にもそれが魅力になっているように感じる。それが現役時代にファンからも愛される存在だったことにも繋がっているのではないだろうか。
千葉ロッテマリーンズ守備走塁コーチ 代田建紀さん
2017/01/08
千葉ロッテマリーンズの守備走塁コーチの代田建紀さん。代田さんの守備や走塁には明確な理論がある。その理論を聞いていると、だから単に足が速い選手だけでなく、足がそれほどでもない選手でも盗塁を決めれるのだと確信する。盗塁が単に速ければたくさん決めれるのなら、陸上の短距離選手でいい。しかし、いくら陸上の選手でもそうそう盗塁は決められない。「たったあの塁間を走るだけのことですが、そこには様々な物語が、駆け引きがあるんですよ」と。だから、突き詰めれば突き詰めるほど、難しくもあるが、楽しくもあるとのこと。決まるという瞬間は、走りはじめの最初の一歩で確信できるそうだ。絶妙のタイミングで確固たる勇気をもってスタートを切ること。代田さんに盗塁の様々な奥義を教わってかなり勉強になった。
元千葉ロッテマリーンズ 木村優太さん、青松慶侑さん
2017/01/08
元千葉ロッテマリーンズの木村優太投手と青松慶侑選手。二人の野球理論には頭が下がる。感覚的なものをしっかりと理論的に言語化していける。木村投手は誰もができないことをいかにやるかを追及してきた。青松選手は自分がやってきた野球を単に野球で終わらせるのではなく、野球学にまで昇華させているように感じる。当たり前に日常的にやってきた動きを当たり前にやり過ごすのではなく、何故?どのように?と更なる進化を求めて取り組んできた結果なのだろう。一つ一つの身体の動かし方から、何故そのように動けるのかを理論化して話せるというのは、考え抜いて野球に取り組んできた証だろう。単に身体を動かして練習していくのではなく、頭の中にある理論を身体を使って表現していく。どんどん理論を深めていくその野球に取り組む姿勢には頭が下がる思いだ。これからの二人の活躍を応援よろしくお願いします!!
元中日ドラゴンズ 江本晃一さん、中村武志さん
2017/01/08
元中日ドラゴンズの投手の江本晃一さんと、元中日ドラゴンズの捕手の中村武志さん。お二人は同期入団で、仲良く今でも野球に携わっています。江本さんは、今は神奈川の強豪校のコーチ。中村さんは千葉ロッテマリーンズの一軍バッテリーコーチの後、今は韓国プロ野球のコーチをされています。中日ドラゴンズ入団後の様々なお話を聞いていると、仲間の絆を強く感じます。豪傑ぞろいのドラゴンズの寮の逸話や野球に取り組む姿勢。時代背景もありますが、凄く熱い熱感を感じます。同期でありながらもあ互いに切磋琢磨する。二人でバッテリーを組んだ試合の思い出。野球を通しての深い絆。プロ野球の世界にいながらも、二人の青春時代。そう!まさに青春と呼べる日々に引き込まれました。今なお野球を熱く語り合い、現場で野球に情熱を注がれているお二人の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
元横浜ベイスターズ・巨人 屋鋪要さん
2017/01/08
横浜ベイスターズ、巨人で大活躍された屋鋪要さん。スーパーカートリオとして、走攻守兼ね備えた選手だった。屋鋪さんは、誰かの選手の物真似をするのではなく、その選手の動きの本質を見抜いていかなくてはいけないと話す。昔はスマホなんかで動画を自由に見られなかった。だから、テレビで見る映像を頭の中に焼き付けて、何がどうなっているのかを考える作業があった。今は簡単に見れる分だけ、そのどのように?という部分が欠落した単なる動きの物真似になっている子が多くなっている。だから、練習中も同じチームメイトの動きさえも、今のが良かったのか悪かったのかさえ、見極められなくなってきている。格好よくプレーしているように見えたらOKみたいな。本質が分からないから、外の形でしか判断ができない。だから、見ているようで本当には見れてはいないと屋鋪さんは話す。観察力といっても、観、つまりは観ることはできても、察、つまり察するところまではできていないと。便利になることで、失われてしまうこともあるということ。
元千葉ロッテマリーンズ投手 荻野忠寛さん
2017/01/08
元千葉ロッテマリーンズの投手の荻野忠寛さん。日立製作所野球部→千葉ロッテマリーンズ→日立製作所野球部で選手を引退した。五時間くらい野球談義。投手の技術やメンタルを語り合った。小さな身体から大きな力を出してプロでも活躍したフォーム。勉強し考え抜いて練り上げてきた。 小学校の頃から真剣にプロを目指していたそうだ。そのために、恵まれた身体の投手に、小さな身体で勝るためにも、常にフォームを学び、研究したり、考えたりし続けたらしい。荻野さんの中から出てくる様々な理論を聞いているだけで、どれだけもがきながら築き上げてきたものなのかを理解できる。高校から大学に上がる際には、一年で二キロ球速を上げるという目標を立てて、日立製作所を経て見事にプロ野球選手を実現させた。「僕でもプロになれたんだから、どんな投手でも本気で考えて、研究を重ねていけば夢は叶うと思います。」と。これからは野球の指導をしていきたいとのこと。荻野さんに指導を受けた選手が自分の夢を実現していけるのを楽しみにしてます!!
元オリンピック陸上代表 小林祐梨子さん
2016/11/15
アジア大会銀メダル、北京オリンピックに出場した小林祐梨子さん。陸上の中距離の選手。「小さな頃から練習でも人と同じことをするのが嫌いだった」と。人間には個体差がある。個体差に合った走り方や練習法がある。やはり指導は一括りにはできない。 それを小さな頃から無意識のうちに感じ取っていたのかもしれない。国立大学の岡山大学の理科系出身。自分なりに感覚的に走っていましたとは言うものの、無意識のうちに論理的に走りを組み立てていった部分も多いはず。小林さんの走りは美しいと高く賞賛されている。美しい運動動作には無駄がない。理にかなった無駄のない動きがスピードとスタミナの両方を必要とする中距離において彼女をオリンピックまで導いた。そんな小林さんの今後の陸上人生を皆さんも応援よろしくお願いします。
元ミスターロッテ 初芝清さん
2016/11/15
元ミスターロッテと呼ばれた初芝清さん。初芝さんは今、社会人野球のセガサミー野球部の監督を務められている。「同じことをやるにしても、やる人間の気持ち次第で感じ方は変わる。」と。苦しくて厳しい練習の中にもゲームを入れたり、冗談も交えながら、選手もコーチ陣も笑顔で!!楽しい気持ちになれば、苦しさの感じ方も変わる。現役時代から初芝さんは、ロッテというチームの中でムードメーカー的な存在だった。苦しそうな顔しても、余計に苦しくなるだけ。そんな初芝さんの雰囲気がチーム全体に広がっている。練習中もみんな野球が楽しそうだ。明るく元気なチームだ。初芝さんも冗談で「監督は仕事がないから、選手に絡んでコミュニケーションを図るんです」と。指導者と選手との間に笑顔での会話が練習中も広がる。そんな初芝さんとセガサミー野球部の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元バレーボール 丸山(江上)由美さん、高橋有紀子さん
2016/11/15
バレーボールでロサンゼルスオリンピックで銅メダルの丸山(江上)由美さんと、バレーボールでソウル五輪、バルセロナ五輪、ビーチバレーでアトランタ五輪、シドニー五輪と4大会連続でオリンピックに出場した高橋有紀子さん。お二人共に現役を終えてもバレーボールに関わられている。心の底からバレーボールが大好きなんだというのが伝わってくる。辛くてたまらない経験も数多くされている。でも、それ以上にバレーボールが好きでたまらない。人間はそのような、これは!というものに出会えるというのは幸せなことだ。でも、そんな出会いを花開かせるというのは並み大抵のことではない。それだけのことを積み上げていけた人間だけが栄光を手にできる。どれだけ辛くて苦しかろうが、頂点を目指して一途にバレーボールを極めていこうとされた二人にしか分からない世界観がある。言葉なんていらない。バレーボールに関わる姿勢から強く伝わってくる。バレーボール界の今後の発展を願う!!
元体操 メダリスト 西川大輔さん
2016/11/15
ソウル、バルセロナ五輪で銅メダルを獲得した、池谷さんとの高校生コンビの西川大輔さんとの仕事で日本大学に。「体操選手は何でも得意なんて思われてるけど、僕はバック転がずっと怖かったです」と。えっ?「体操って怖いんですよね(笑)」えっ? オリンピックメダリストが?「痛いですし(笑)」それでも、そんな怖さと心の中で戦いながら、身体的な痛みに耐えながら、できなかった技がある瞬間に、できるようになった達成感や喜びは大きい。自分が自分自身を超えていける喜び。それを積み重ねてオリンピックでメダルを取れた喜び。体操が最初から大好きというよりは、親に近くの体操教室に通わされてた感じ。一つ一つ乗り越えていく中で好きになっていった。そんな好きもあるし、それで生まれる夢、さらには夢を達成する力もあるんだと思う。
元プロ野球 水田圭介さん、三井浩二さん、副島孔太さん
2016/11/15
元埼玉西武ライオンズ内野手の水田圭介さん、元埼玉西武ライオンズ投手の三井浩二氏、元ヤクルトスワローズの外野手の副島孔太氏。みんな野球が大好きなんだ!みんな真剣に野球をやっている選手達に野球を教えるのが楽しいんだ!白球一つが、みんなの心を一つにしてくれる。野球に関わっている間は、いくつになろうが野球小僧でいられる。白球を手にしている時はワクワクしていられる。そんな時間をいくつになっても持てるのは人生を豊かにしてくれる。
サッカー オリンピック日本代表 久保裕也選手
2016/11/15
サッカーのオリンピック日本代表のフォワードの久保裕也選手。スイスの一部リーグのヤングボーイズに所属しています。久保選手は頭の切れる選手で一伝えれば十理解できる。そしてそれをさらに発展していける素晴らしい選手です。そして、心底サッカーが大好きで、心底サッカーを本気で楽しみたいと考えています。久保選手のゴールに対する臭覚、ボールに対する反応は、小さな頃から誰よりもサッカーを上手くなりたいと強い思いの中で、誰よりも手を抜かず地道に地道に作り上げてきたもの。自分にはサッカーしかないですから。その言葉は久保選手を見ていると、サッカーを真剣にやってきた中でサッカーを通して様々なことを学び、様々なことを達成した人間の持つ誇りのように感じる。リオ五輪!久保選手の躍動と活躍を皆さん、応援よろしくお願いします!!
プロテニス選手 佐藤博康選手
2016/11/15
プロテニス選手の佐藤博康選手。佐藤選手は現役最年長のプロで、全日本選手権のダブルスで何度も優勝を飾るダブルスのスペシャリスト。佐藤選手の凄いと感じる点は、本人の素晴らしいプレーはもとより、他の選手が何回か打っているのを見て、どこが間違っているのか、どこをどうしたら修正できるのか?を瞬時に見抜く力です。それはダブルスでは対戦相手の癖やプレースタイルを瞬時に見抜いて、その選手が仕掛けてくるプレーを予測する力が大切だから、常に他の選手のプレーを詳細に観察することを積み重ねてきた力なのではないかと感じます。まだまだ衰えを知らない佐藤選手の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元プロ野球投手 前田幸長さん
2016/04/29
元巨人の投手として大活躍された前田幸長氏。前田氏は現在は都築ボーイズの監督も務められています。高校時代は夏の甲子園で準優勝、プロでは3球団を経験して、引退後は解説や選手へのインタビューしてきた経験による様々な視点から、上達するための練習のコツや練習のアイデアについて本当に良く考えられています。野球を語り合う時の前田さんは、本当に野球が大好きな野球少年のように輝いています。野球を通して輝かしい実績の陰にはそれ以上に苦しかったり、辛かったことが多かったはずですが、野球が好きだから乗り越えてこられたんだろうと思います。人間的にも非常に魅力的な人柄です。
ラグビー元日本代表 栗原徹さん
2016/04/29
ラグビーの元日本代表のキッカーの栗原徹さん。日本代表でのプレースキック歴代三位。正確無比のキックは確立されたキック理論から生み出される。生でキックを見せてもらったが、見事な美しい軌道を描く。僕も蹴らせてもらったが、栗原さんの教え通りに蹴ると狙ったコースに自然にボールは飛んでいく。感覚や感性はスポーツではとても大切だが、同時にそれらの理論構築はさらに大切になる。汎用性と再現性のある理論。僕は理論の語り合いが好きで、僕も身体学的な理論をぶつけて、栗原さんとは朝から夕方まで凄く濃い時間を過ごさせてもらった。
元プロ野球内野手 鈴木健さん
2016/04/29
元ヤクルトスワローズの鈴木健さん。西武、ヤクルトで大活躍された健さん。とても優れた感性がある。ボールを強く叩き、ボールを遠くに飛ばせる感性。長距離砲の選手にはこの感性を持っている選手が多いような気がする。固定観念は怖い。自分が意識してなくても、知らないうちに~でなければならない、~しなければならない、という考えに縛られたりしてしまっている。そうすると自分は狭い世界に押し込まれてしまう。固定観念に常に疑問を投げかける習慣を大切にしたい。本当に~でなければいけないのか?~しなければいけないのか?自分が目指している事に対してそれらが本当に必要なのか?もっと違うやり方はないのか?周りがそうしているから自分も同じようにしている必要があるのか?固定観念を打ち破ればその外側には広い世界が広がっている。広い世界には様々な可能性が広がっている。こうでなければならないという頭の中に常に疑問を投げかけてみよう。
ハンドボール元日本代表 東俊介さん
2016/04/29
ハンドボールの元日本代表のキャプテンを務められた東俊介さん。東さんはハンドボールのシュートを打った時に、失敗した!と思ったのにゴールにボールが吸い込まれた時に、結果良ければ全て良しとは考えない。やはり成功した結果に成功の過程が伴わないと納得はしない。それは相手チームのデータにしても言える。何の意図もない偶然入ったシュートや失敗したはずなのに偶然入ったシュートは極力排除していかなければデータの意味すらなくなってしまう。ハンドボールの戦術も理詰めで理論的に構築していく。話していてとても共感できる部分が多い。
埼玉栄高校バドミントン部山田コーチとインターハイ優勝メンバー
2016/04/29
埼玉栄高校バドミントン部山田コーチとインターハイ優勝メンバー。埼玉栄バドミントン部は全国屈指の強豪校で、日本代表選手も数多く輩出している。この世代に触れると東京オリンピックを強く実感する。このメンバーの誰かが出場する可能性も高い。山田コーチは指導力は高いし、常に選手の力を引き出すコーチングを考えられている。それに対して選手のみんなも明るくて元気溢れている。自国開催のオリンピックはゴタゴタが続いているが、出場するであろう選手は着々と各種目で育ってきている。そういう意味では楽しみなオリンピックだろう。そんな彼らの応援をよろしくお願いします!!
北京オリンピック水泳背泳ぎ日本代表 中野高さん
2016/04/29
北京オリンピック、水泳背泳ぎ日本代表の中野高さん。中野さんはアスリートとして大切なのは、自分が必要だと感じたことを、地味であってもどれだけ地道にやり続けていけるかだと話す。好きで始めた競技であれば、その競技の練習は嫌な時や辛い時でも、やり続けていける。でも地味なトレーニングはいくら競技に必要なのは分かっていても、飽きたり、三日坊主になったりしてしまう選手が多い。それを乗り越えて、それさえ当たり前に日々地道に取り組めた選手がオリンピックの舞台に立つことができる。練習に好きな練習も嫌いな練習もない。あくまで練習は自分の夢を叶えるためのものなのだから。夢をその手に掴むためには一歩一歩を積み重ねていくしかないのだから。
元ヤクルトスワローズ 副島孔太さん
2016/04/29
元ヤクルトスワローズで活躍された副島孔太さん。副島さんはバッティングで活躍を見せ、日本シリーズでサヨナラホームランが印象に残る。その打撃理論は話していても本当に奥深さを感じる。アスリートは研究者であってほしい。科学の研究者がある特定の一分野を徹底的に一途に黙々と明けても暮れても飽くなき研究を続けていくように、アスリートも自分の競技や一つのプレーに対して、練習をしています以上の姿勢で研究を積み重ねてもらいたいと思う。とことんまで一つのことを探求していく。好きな競技をやっているのだから。その姿勢こそがプロだと感じる。お金をもらってプレーするからプロではない。たった一つのプレーでも研究を始めたらどこまでも奥は深い。一つのプレーの研究でノーベル賞がもらえるくらい(笑)まで探求していきたい。
千葉ロッテマリーンズ 荻野貴司選手
2016/01/21
千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手。プロはほぼ毎日のように試合がある。試合後のアイシングは欠かせない。プロは自分自身の身体と会話をできなくてはいけない。そして自分自身の身体を守らなければならない。そうした地道な積み重ねが大切になる。身体への厳しさと同時に身体への優しさが重要になる。これは決して簡単なことではない。試合後の唯一寛げる時間、自分を解放できる自分に対しての自己制御。リラックスしているこの時間に試合でのメンタル面をしっかりと整理しておくのも大切になる。問題点を洗い出し明日の試合に向けての課題を探り出す。和やかな雰囲気の中でも、意識は野球からは解放しない。こうした試合後の心身の準備がまた次の日の試合に向かっていく力になっていく。そんな荻野選手の益々の活躍を応援よろしくお願いします!!
元埼玉西武ライオンズ投手 三井浩二さん、元千葉ロッテマリーンズ外野手 神戸拓光さん、投手 山本徹矢さん
2016/01/21
元埼玉西武ライオンズ投手の三井浩二さん、元千葉ロッテマリーンズの外野手の神戸拓光さん、投手の山本徹矢さん。現役時代には共に対戦した選手達が引退して、当時は話せなかった駆引きを話せるのは楽しい。真剣勝負だからこそ、振り返った時に鮮明に記憶に強く残っているもの。そんな共有できる濃い時間が現役時代にはある。投げ勝ったり、打ち込まれたり…その時々で様々な思いを抱いていた。そんな時代を語り合うのはやはり楽しい。時が流れても決して風化することのない時間。こういう時間を持てているというのは人生を豊かにしてくれると感じる。
元千葉ロッテマリーンズ 定詰雅彦さん
2016/01/21
元千葉ロッテマリーンズの捕手で、引退後はロッテのバッテリーコーチも務められた定詰雅彦さん。たった一つの小さなプレーをもおろそかにしない。どれだけ相手が強かろうが、自分達のプレーをコツコツと積み上げていく。どんなに劣勢になろうが最後の最後まで諦めない。環境がどんなであろうが、不平不満を口にせず、今の自分に与えられた環境の中で工夫しながら試合を乗り越えていく。いわば当たり前のことだが、意外に難しいし何かが欠けてしまったりする。言い訳や甘えの中に逃げ込んでしまうと無理や不可能ばかりに自分自身が包まれてしまう。自分自身に夢や希望をもって、こうした当たり前のことをコツコツ積み重ねていけば奇跡は起こるかもしれない。
千葉ロッテマリーンズ 大嶺翔太選手
2016/01/21
千葉ロッテマリーンズの大嶺翔太選手。高い塀の上に手にしたい何かがあるとして、自分の身長でどれだけピョンピョンと何度ジャンプしようが手は届かない。そのうちにジャンプするのに疲れ果てて、手にしたいものに対しても諦めてしまう。そして自分には無理だったと自他に言い訳をする。残念なことだ。手が届かないなら何とか工夫して手にしようとしないのか。長い棒を探して来て引っ掛けるも良し、どこかからハシゴを探して来ても良し、誰かに肩車をお願いするも良し…工夫次第で手にする手段はいくらでもあるのに…どうしても手に入れたいなら、頭を使っていこう!諦める前に頭の中でもがいてみよう!日々もがきながら高みを目指す大嶺選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
元ヤクルトスワローズ 城友博さん
2016/01/21
元ヤクルトスワローズの城友博さん。野村克也監督の元で、ID野球を叩き込まれた。そこで大きく学んだのは因果。原因があるから結果があるということ。ついつい結果論で流してしまう結果に対しても、何故?そうなったのか?という原因を探していく習慣が身についた。原因のない結果の積み重ねは、同じ過ちを繰り返すことにもなりかねない。原因を修正しない限りは成功という未来に繋がっていかない。因果を解明して解決していくことこそが今できること。そして未来を作り上げていくこと。
NPB審判技術委員 山崎夏生さん
2015/12/16
元プロ野球の審判員で、現在はNPBの審判技術委員の山崎夏生さん。現役時代の試合数は1451試合。オールスターゲームも3回経験。山崎さんは北海道大学出身。自分の野球が怪我で失われても、なお野球に対する想い、プロ野球に対する想いが色褪せることはなかった。そこでプロ野球の審判員になる。選手の夢は途絶えても、好きな野球の夢は形を変えても続いていく。だから誰よりも審判の練習をして、勉強もした。審判は正しくて当たり前。間違えたら許されない。だからこそ自信を持ってグランドに立たなくてはならない。野球が好きだからこそフェアプレーを望む。時には凛とした態度で退場も宣告する。全てはフェアプレーの中でスタジアム全体が素晴らしい試合に感動できるために。
千葉ロッテマリーンズ 清田育宏選手
2015/12/16
千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手の納会での変顔のワンショット(笑)なかなかこんな顔の清田選手は見れないかもしれない(笑)清田選手は明るくて周りを元気にしていける選手。でもかなり真面目な選手でもある。全体練習が終わっても一人で黙々とロングティーをやる。ポンポン外野の奥深くまで打球を飛ばす清田選手の球拾いを何度も手伝ったのを思い出す。手に豆を作っても豆が破れて血豆になって、さらに内側の肉が裂けても黙々とバットを振り続ける姿が強く記憶に残る。そんな清田選手の活躍を応援よろしくお願いします!!【納会でのその2】
楽天イーグルス 今江敏晃選手
2015/12/16
来季から楽天イーグルスに移籍する今江敏晃選手。ロッテの顔とも言えた選手。今江選手は、野球に対して本当に真摯な姿勢を持つ選手。調子が悪い時には深夜の二時や三時でも素振りをする。そして誰よりも早く球場入りして、マシン相手に黙々と打ち込む。好きな言葉は『頂点』自分の野球を追求していく中で頂点を極めていきたいと考えている。決して自分が自分自身を誤魔化すことなく野球に向き合う。野球しかやってこなかった。でもそれは誰よりも野球一筋に自分を磨き上げてきたということ。人間的にも本当に素晴らしい今江選手の楽天での益々の活躍を応援よろしくお願いします!!【納会でのその1】
千葉ロッテマリーンズ 鈴木大地選手、荻野貴司選手
2015/12/16
千葉ロッテマリーンズの鈴木大地選手と荻野貴司選手の試合前のリラックスしたひと時。リラックスから集中に移行する時間は大切。常に張りつめていてはメンタル的に疲労してしまう。リラックスタイムがあるからこそ、良い意味でメンタル的にも集中した張りを持つことができる。先輩後輩でこんなに楽しい関係でいれて、楽しい時間を過ごせるからこそ、試合にも気持ちを乗せて入っていける。そんな二人の活躍を応援よろしくお願いします!!
明治大学水泳部監督 佐野秀匡さん
2015/12/16
水泳バタフライで日本代表としてモントリオール世界水泳、メルボルン世界水泳に出場し、現在は明治大学水泳部の監督を務める佐野秀匡さん。選手であった時と指導者になった今では意識の差が生まれた。怒鳴り散らしても選手の心には届かないことが多い。それは指導者のイライラを選手にぶつけているから。指導者はファンではない。怒鳴る前に、何故?できるように教えられなかったのか?どのように教えたらできるようになるのか?を熟考して、選手が理解できる形で伝えていかなくてはならないのだろう。選手がミスして「おい!おい!何やってんだよ!」とファンは怒鳴るかもしれない。しかし指導者はそれではいけない。伝えなくてはいけないのは怒りではなく、選手を上達させていくための具体的な方法なのだから。選手は自分自身を映す鏡なのだから。そんな佐野さんが育てる選手達の活躍が楽しみ!!
千葉ロッテマリーンズ 岩下大輝投手
2015/12/16
千葉ロッテマリーンズの岩下大輝投手。後退することを恐れない。選手は常に前進だけしていけるものではない。昨日はできるようになったのに、今日は…できない…ということはある。まさに三歩進んで二歩下がるような状態を繰り返しながら少しずつ前進していく。大切なのは、一歩も進まず三歩下がるような後退だけはしないようにすること。何でもそうだが、右肩上がりの成長なんてないだろう。後退を恐れずにしっかりと前進していこうとすれば、行きつ戻りつしながらも必ず成長していけるはずだ。星稜魂を胸に必ずや大きく成長していく。そんな岩下投手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 香月一也選手
2015/12/16
千葉ロッテマリーンズの香月一也選手。固定観念は怖い。自分が意識してなくても、知らないうちに~でなければならない、~しなければならない、という考えに縛られたりしてしまっている。そうすると自分は狭い世界に押し込まれてしまう。固定観念に常に疑問を投げかける習慣を大切にしたい。本当に~でなければいけないのか?~しなければいけないのか?自分が目指している事に対してそれらが本当に必要なのか?もっと違うやり方はないのか?周りがそうしているから自分も同じようにしている必要があるのか?固定観念を打ち破ればその外側には広い世界が広がっている。広い世界には様々な可能性が広がっている。こうでなければならないという頭の中に常に疑問を投げかけてみる。そんな香月選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 青松慶侑選手
2015/11/24
千葉ロッテマリーンズの青松慶侑選手。できないプレーができるプレーに変わる瞬間は突如訪れる。大きな壁をもがきもがき乗り越えて一歩でも踏み越えれば、後は今までできずにいたのが不思議なくらい普通にできるようになる。この突然はいつ訪れるかは分からない。だけど、できなくても挫けずにやり続けない限りは、この瞬間を迎えることすらない。やってもやってもできるようにならないという苦しさの中、このままやり続けてできるようになるんだろうかという不安の中、心の奥底ではこの瞬間を絶対的に信じ抜くことができた者だけが、この瞬間を突き抜けていくことができる。そしてまた次の瞬間を求めて、新たなできないことに挑んでいく。そんな青松選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
横浜高校野球部終身名誉監督 渡辺元智さん
2015/11/24
横浜高校野球部の終身名誉監督の渡辺元智さん。渡辺さんは、甲子園優勝も数多くのプロ野球選手の輩出もされてきましたが、選手一人一人に対しての観察眼や選手の気持ちを察する感覚がとても優れていて、愛情をもって選手に接してこられたのを強く感じる。個々の目標を共に考える。プロ野球選手になれそうな選手に対しては、なることではなくプロで活躍できることを目標に。ベンチ入りできない選手にも地方の大学の野球部でレギュラーを取れることを目標に。頂いた色紙に書かれた書。『目標はその日その日を支配する』という言葉。野球を通して勝つ負ける、レギュラーになれるなれないは分からないが、未来を意味あるものにするために今日という一日を最大限意味あるものにしてもらいたいという愛情を強く感じる。
千葉ロッテマリーンズ 阿部和成投手
2015/11/24
千葉ロッテマリーンズの阿部和成投手。ギリギリの接戦の試合では、流れがどちらに転ぶかは分からない。しかも大きな流れではなく小さな流れが行ったり来たりする。ミスとも呼べないくらいのミスで簡単に流れが変わる。戦いにくい試合。こんな試合は一瞬も気を抜けないし緩められない。ほんの僅かでも気持ちを切らせないように引っ張り続けなくてはいけない。大きな分かりやすい流れもあれば、小さな流れが交錯するような分かりづらい流れもある。緊迫した場面では一瞬足りとも気を抜けない。神経を研ぎ澄ませ、感覚を敏感にして動物的な臭覚で流れを嗅ぎとっていかなくてはならない。勝負勘のようなものは、スポーツで大切なもの。流れを読み違えると小さな流れを一気に大きな流れに変えて相手に持っていかれてしまう。だからこそ誰よりも自分自身が鋭敏になるしかないのだ。一気に流れを手繰り寄せるために。そんな阿部選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
元巨人、横浜(プロ野球) 駒田徳広さん
2015/11/24
巨人、横浜で大活躍され2000本安打を達成した駒田徳広さん。駒田さんは高校時代、奈良の県立高校で野球をしていた。その当時はプロ野球選手になるどころか、甲子園も難しいと感じながら野球をしていた。それが現実。でも、奈良には天理高校や智辯学園などの強豪校がある。この具体的な目標の二校には本気で勝ちたいと思って野球をしていた。漠然とした夢ではなく、具体的な目標があったからこそ自分の実力は飛躍的に伸びたそうだ。漠然と打撃練習をするのではなく、天理の~投手をどうやって打つかを考えていけば具体的な意識の高い練習になっていく。そうした日々の積み重ねが、当時は夢ですらなかったプロ野球、しかも巨人入団への道筋になっていった。
千葉ロッテマリーンズ 高濱卓也選手
2015/11/24
千葉ロッテマリーンズの高濱卓也選手。巧打巧手の内野手。自分がやっている野球をとことんまで追求し、探求する姿勢。とことんまで一つのことを深く深く考え続け、自分の中に揺るぎない信念を作り上げていける選手。練習をする、これは選手にとってはやって当たり前の範囲。練習をやって満足する。これでは、それ以上にはなかなかなれないだろう。高濱選手は野球を考えることで揺るぎない自分を作り上げていく。いくらでも進化していけるだろう。そんな高濱選手を応援よろしくお願いします!!
元巨人など(プロ野球) 仁志敏久さん
2015/10/26
元巨人で大活躍した仁志敏久さん。仁志さんのプレーには身体のメカニズムを探求した科学的な理論がある一方で、良い意味での遊び心が含まれている。ボールを捕球して投げるまでに、一秒でも短縮していきたい。それは、一秒がアウトかセーフかを分けてしまうことがあるから。その短縮をするために守備を様々な形で開発してきたということ。だからこそ、無理な体勢から立て直して送球したらセーフになることもある。だからこそ無理な体勢からでも送球できる捕り方や投げ方を、そしてそれをできるようになるための練習方法などを工夫してきたのだ。身体の使い方という基本的な理論は大切にしながらも型にはこだわらない仁志さんの考え方には、良い意味の遊び心、想像力と創造力とが融合されている。
千葉ロッテマリーンズ 細谷圭選手
2015/10/26
千葉ロッテマリーンズの細谷圭選手。細谷選手はプロ野球選手であると同時に自分の人生を真っ直ぐに生きている男だ。自分がこうありたいということに対しては妥協をせずに真正面から向き合える。だから考えることからも逃げ出さない。もっと深くもっと深くと考え抜いていける。他人がどうこうではなく、自分が自分であるためにやるべき事に対しては全力を尽くす。野球に対する姿勢も彼の人生そのもの。どんなに打ちのめされても、そこから這い上がる。常に目標とする選手としての自分と人生を生きる人間としての自分を追い求めて。小さな自分では終わらない。だからこそ絶対に諦めたりなんかしない。そんな細谷選手の今後ますますの活躍を応援よろしくお願いします!!
サマースタイルアワード2位 平山清和さん
2015/09/25
ベストボディジャパンが主催してるサマースタイルアワードで2位になった平山清和さん。凄い身体。鍛え上げられた上に、磨き上げられた身体という感じがする。毎朝五時からジムに通いトレーニングをしている。食事もストイック。10年くらいかけて全身の隅々にまで意識を払いながら作り上げられた身体の芸術のようだ。一朝一夕で作り上げられるものではない。それこそ一日一日を10年間積み上げてきたからこそ。トレーニングだって、ただ漠然とやっていたのでは無理。筋肉の一つ一つを丁寧に意識しながら、筋肉をしっかりコントロールしてトレーニングをしていく必要がある。そんなストイックに己を探求している平山さんを皆さん、応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 中村奨吾選手
2015/09/25
今季、早稲田大学から入団した千葉ロッテマリーンズの中村奨吾選手。中村選手の感心するところは、まだ若いのに常に冷静沈着で、自分自身を客観的に分析できている点。感情に大きなムラがない。いかなる状況においても、状況に自分が振り回されるのではなく、状況を冷静に分析して、その状況の中で自分がやるべきことを冷静に分析して的確に対応していける力を持っている。「過去はあまり覚えていない、見ているのは目の前の一つ一つのプレーだけ」と話す中村選手。常に目の前の自分がやるべきことに全力を注ぐ。そんな中村選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
元プロ野球選手、監督 石毛宏典さん
2015/09/07
西武ライオンズの黄金期をチームリーダーとして牽引して、西武のみならずパリーグを代表する選手として大活躍された石毛宏典さん。石毛さんからは、本当に野球が大好きで、野球を愛されているという想いが伝わってくる。それは人生の時間の大半を野球と共に真剣に歩んで来たからだろう。野球を通して自分自身を知り、他人を知り。野球への取り組みを通して人生の生き方を学ぶ。野球は自分に様々なことを教えてくれ自分を鍛え上げてくれた。野球を始めても、誰もがプロ野球の選手になれない。プロ野球で活躍できる選手も少ない。さらには引退した先にまだ野球に関わっていける選手はさらに少ない。石毛さんの真摯な野球への姿勢に野球が返してくれたこと。その野球に石毛さんもまた恩返しをしようとしている。野球を通してこのような生き方を続けていけるのは幸せなことだなと感じる。いくつになろうが、石毛さんは野球人なんだろうと強く感じる。
千葉ロッテマリーンズ 香月良仁投手
2015/09/07
千葉ロッテマリーンズの香月良仁投手。香月投手の素晴らしさは知識を消化して自分の中で知恵へと変換していける力。知識を吸収するのに何の偏見も入れずに素直に自分の中に取り入れる。それを自分の投手として経験してきた多くの過去と照らし合わせて、それらを投手としての知恵に変えていけるのだ。知識ばかりだと頭でっかちになってしまう。しかし知恵は投手としての今の自分に生かされていく。知恵は使えば使うだけ精査されていき、どんどん自分に合った形でカスタマイズされていく。「自分の知ってる世界なんて小さいですから、知らない知識はどんどん知って世界を広げていきたい」と話す香月投手の活躍を応援よろしくお願いします!!
東京ヤクルトスワローズ 福地寿樹コーチ
2015/08/18
東京ヤクルトスワローズの福地寿樹コーチ。福地くんは「今の若い選手は身体の使い方があまり上手くない」と話す。理由は小さな頃から外で遊ばないから。高い所から飛び降りる時の膝の使い方、狭い塀をバランスを保ちながら歩くようなバランス感覚などなど…後は今は野球は遊びから入らない。野球を始めるのは習い事になっている。小さな頃は、公園や草原などで遊びでやる野球は好きなプロ野球選手の真似をしたりしていたものだ。しかし今は習い事で事細かに教えられる。身体の使い方の想像力や創造力も欠如していく。教え込まれることは近道のようでありながら、将来的に考えれば、自力で自分のプレーを作り上げる上では遠回りになるのかもしれない…「選手の伸びシロは本人の工夫する力が引き出す」と話す福地コーチの活躍を応援よろしくお願いします!!
川崎フロンターレ 中村憲剛選手
2015/08/18
サッカー、川崎フロンターレの中村憲剛選手。日本代表としてワールドカップにも出場。中村選手の素晴らしさは負けず嫌いの強さ。それも他人に負けるとかどうこうではなく、自分が自分に高いハードルを課して、その辛さや苦しさから絶対に逃げることなく、立ち向かっていく力。弱気になる自分に対しての負けず嫌い。他人は誤魔化せても自分自身は誤魔化せない。だからこそ絶対に負けずに乗り越えていく。それこそが自分が自分を育てていくということ。そうしていければ自ずと真の自信も育まれていく。「大好きなサッカーにどれだけ本気になれるか」と話す中村選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 井上晴哉選手
2015/08/03
千葉ロッテマリーンズの井上晴哉選手。“アジャ”の愛称で親しまれている愛嬌のある選手。スポーツは練習がもちろん大切だが、観察、聞く姿勢、自分の理論を口で説明できる力も大切になる。その三要素を統括するのが、脳で考えて消化して組み立てていく力。いわば学習。スポーツの練習は頭で学習したことを反復して身体に感覚的に覚えこませる場でもある。スポーツは頭と身体を使う。それをしっかりできているのが井上選手。何でもまずはしっかりと耳を傾けて貪欲に吸収する。それを自分流に上手にアレンジして活用していける選手。そんな井上選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 田中英祐投手
2015/08/03
京都大学から初のプロ入りを果たした千葉ロッテマリーンズの田中英祐投手。人生の決断。それに伴う周りからの注目という無言のプレッシャー。田中選手は野球に対してはどこまでも真っ直ぐな気持ちを持っている。だから自分の腕一本で勝負できるプロの世界を選択した。周りは京大出身ということで注目するだろう…どれだけ通用するのか好奇の目で見るだろう…でもそれを乗り越えて自分の決断した人生を、野球が大好きだという想いを貫き通してほしいと思う。「野球に対してはついついがむしゃらになってしまうんです」と話す田中選手。学歴が通用しない世界を敢えて選んで挑戦する、自分の腕一本を信じて挑戦する田中選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
東京ヤクルトスワローズ 田中雅彦選手
2015/07/21
プロ生活12年目の東京ヤクルトスワローズの田中雅彦選手。小さな身体ながらこれだけ長く選手生活を送れるのは、野球が大好きで大好きでたまらないという強い想いと熱い情熱があるからだ。ベテラン選手になった今でもチームの誰よりも声を出し、汗を流す。そして何よりも野球を学ぼうという姿勢には貪欲なものがある。少しでも何かを掴み取ろうとする姿には頭が下がる。そしてベテランでありながら自分の考えだけに固執せずに素直に自分の中に取り込んでいける。「ベテランと呼ばれるようになっても野球がこんなに大好きでたまらないんです。だから少しでも長くやるためには学びの姿勢を失ったらダメ」と話す田中選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
中日ドラゴンズ 和田一浩選手
2015/07/21
2000本安打の大記録を達成した中日ドラゴンズの和田一浩選手。和田選手はプロで大切なのは、自分の取り組んでいる打撃理論をブレることなく貫き通す強さと同時に、他人の話を素直に聞いて自分の打撃理論をその時々で改良していける柔軟性という。理論の基本はブレることなく貫く。しかし、日々の体調の変化に対応したり、自分より優れた打者の理論の良い点などを基本の理論に組み込んだりしていけるかどうか。簡単にフラフラするのも良くないし、頑なに頑固に執着するのも良くない。このバランス感覚がとても良いのが和田選手。「バッティングにこれで完璧なんてない。だから野球を続ける限りは探求を続けていく。」と話す和田選手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
フリーダイビング女子日本代表 岡本美鈴選手
2015/07/07
フリーダイビング女子日本代表で、世界選手権団体で金メダル、個人で銀メダルの岡本美鈴選手。人生の師。岡本選手にとってフリーダイビングとは何か?との問いに対するシンプルな答え。フリーダイビングは深い海中に自分の身ひとつで真っ直ぐに潜っていく。恐怖心…でも冷静な判断で極限のギリギリまで果敢に挑戦していく。己と向き合い心身共に研ぎ澄まし、己の力を信じ抜く。まさに人生そのもののように感じる。自然に対して畏敬の念を深く抱きながらも、その自然に挑んでいく。岡本選手と話していると競技や人生に対する哲学があり様々なことを考えさせられる。「魚になりたい」と話す岡本選手は魚が陸上に上がり進化した、逆の進化を目指す。そんな岡本選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 今江敏晃選手
2015/07/07
千葉ロッテマリーンズの今江敏晃選手。ロッテの中でベテランに近くなった今でも、試合で調子が悪い時はナイターゲームが終わってホテルの食堂で深夜2時くらいであっても素振りを行う。とにかくバットを振って振って振り込む。しかし、振ることで満足したり安心を得るためではない。振る前には自分のバッティング理論や調子の悪い原因などを徹底的に考える。僕も含めて様々な観点の人の意見にも耳を傾けて様々な角度から探っていく。それを検証するために一振り一振りを丁寧に行う。「振るだけなら誰でも振れる。その先の差が生まれるのは考える力」と話す。今江選手の座右の銘【頂点】を目指してバッティングをより高みへと引き上げていく。そんな今江選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
プロサッカー選手 久保裕也選手
2015/06/22
海外でプロサッカー選手として活躍する久保裕也選手。スイスのスーパーリーグのヤングボーイズに所属する。U-22日本代表。久保選手は職人気質の選手。考える力が優れている。話していても、話の深い部分まで自分なりに熟考して話を返す。簡単に分かった振りはしない。話していると、まだ若いにも関わらず彼のサッカー哲学を強く感じ取ることができる。単なる楽天的で能天気なポジティブさではなく、思慮深く地に足のついたポジティブさを持ちあわせている。今後、更に思考の幅を広げ、更に思考を深めていけば、まだまだ無限の伸びしろを持っている。今後オリンピック日本代表を含めて、将来はイタリアでプレーすることを夢に全力でサッカーに打ち込む久保選手を皆さん応援よろしくお願いします!!
元福岡ソフトバンクホークス 本間満さん
2015/06/22
福岡ソフトバンクホークスで活躍した本間満さん。打者が一番大切なのはネクストバッターズサークルでの準備と話す。打席に入ったら余計なことは考えない。ネクストでは、相手の球筋はもちろん、タイミング、、身体のストレッチ、自分のフォームの確認、あらゆるカウントの想定など、心技体の準備をしっかりと行う。打席ではそうした準備したことを出し切るだけ。プロになると毎日の試合、毎回の打席が続くことで、だんだん準備がおろそかになってしまう選手が出てくる。丁寧な準備をわずかなネクストでの時間の中でしっかりとやり抜いていくこと。そのためには練習の時から丁寧に意識を細部にまで払いながら行っていなければ、高い意識の準備はしていけない。
千葉ロッテマリーンズ 清田育宏選手
2015/06/01
もっか17試合連続ヒット更新中で、5月は24試合で40本ヒットを放ち、打率は3割7分を超えてパリーグの首位打者の千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手。誰よりもバットを最後まで振り続け、自分のバッティングを真剣に考え続けてきた男が叩き出した見事な結果。なかなかチャンスが巡って来なかった時にもグッと我慢して、自分のバッティングを探求し続けてきた姿勢を見て来ただけに心を打たれる。「野球が大好きだし、大好きな野球を一番真剣に楽しみたい」と常に口にしている男は、フィールドの中で輝きを放ち躍動している。結果に浮かれることなく、一打席一打席自分がやるべきこと、やってきたことを表現するだけ。そんな清田選手の活躍を是非応援よろしくお願いします!!
ボディーボーダー 近藤義忠選手
2015/06/01
六度の日本チャンピオンに輝いたプロのボディーボーダーの近藤義忠選手。近藤選手は14歳から大磯の海でボディーボードを始めた。ボードを自由自在にコントロールする明確な理論があり、そのための身体コントロールも巧みに操ることができる。波という自然を相手にするスポーツ。数ある波の中からそれぞれの波の特性を理解して、瞬時のうちに観察して絶妙なタイミングで波を乗りこなしていく姿はとても美しい。「ボディボードは自分にとって試練」と話す。それは日本のトッププロとしてそのボディーボードの世界を盛り上げていかなくてはならないから。自分のことだけではない責任感。そんな近藤選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 荻野貴司選手
2015/05/06
千葉ロッテマリーンズに健大高崎高校から入団した脇本直人選手と大阪桐蔭高校から入団した香月一也選手。それと二年目になるアジャこと井上晴哉選手。脇本選手も香月選手も新人選手らしく元気溌剌にプレーしています。身体能力はいうまでもなく、頭をしっかりと使いながら練習に試合に打ち込んでいます。スーパー高校生だった彼らもプロの高い壁にこれから立ち向かっていかなくてはいけません。でも決して焦らずに挫けずに一歩一歩でも確実に壁を乗り越えていってほしいと思います。簡単に乗り越えられる壁なんて逆につまらない。大きな壁を乗り越えたことを自信にして、将来の内野と外野の核になってマリーンズを牽引していける選手に育っていってほしいと願っています。そんな若い彼らに応援をよろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 荻野貴司選手
2015/04/28
千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手。荻野選手は球界を代表する俊足の持ち主。以前、荻野選手と一緒に走りの競争してみて(笑)改めてその俊足を肌で感じた。荻野選手は本当に野球が大好きで仕方ない選手。だからこそ怪我をして野球ができない時期ほど辛いことはない。しかし、そんな時期でも今の自分にできることに対してひたむきに懸命に取り組む。全ては野球に通じているから。「怪我の時期にしかできないこともある。だから逆にチャンスに捉えていく」と話す。シーズン怪我をすることなく風のように走り回る荻野選手を楽しみにしている。人間的にも素晴らしい荻野選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 木村優太投手
2015/04/16
千葉ロッテマリーンズの木村優太投手。木村投手は自分で決めたことを地道に一歩一歩継続していける力がある。何かを継続するにしてもただ単に伝えたことをやるというのではなく、自分の考えを踏まえた上で徹底的に話し合い、納得した上でしっかりと継続していける。今の自分には何ができて、何がまだできていないのか、を常に明確に持てている。さらには継続する中で、伝えたことをどれくらいできるようになってきているか、それをしっかりと自分で評価していける。プラン・ドゥ・シー。その中で地道に進化を遂げていける。考える力と実行し続ける力。それを繰り返す中で身についた力は簡単には崩れない。そんな木村投手の今後の活躍を応援よろしくお願いします!!
水泳 佐藤久佳選手
2015/04/03
北京オリンピックの水泳競技で銅メダルを獲得した佐藤久佳選手。佐藤選手は自分の泳ぎを冷静に理論的に分析してしっかり言語化して話せるクレバーな選手。それでいて、感覚的にも優れている。理論と感覚の融合。理論を感覚的に表現できる。それも指先一本、身体の隅々まで。中学の頃から練習はたくさん量をやることよりも考えながら取り組んで質を高めてきたという。そんな積み重ねが日本一速いスイマーを産み出した。「スポーツはセンスなんて言いますが、センスより大切なのは考える力です」と話す佐藤選手は考える力を磨き積み上げてオリンピックのメダリストに輝いたスイマーだ。
千葉ロッテマリーンズ 清田育宏選手
2015/03/29
千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手。清田選手の練習に打ち込む姿は時に深く心を打たれる。職人気質の選手で、みんな選手が練習を上がった後にも一人黙々とバットを振り続ける。手に血豆ができて、それが破れてもひたむきに振り続ける。しかし、ただ闇雲にバットを振る訳ではない。清田選手の打撃理論は素晴らしい。その理論のもと一振り一振りを丁寧に振り込んでいく。納得がいくまで振り続ける。それは清田選手の誰よりもボールを遠くに飛ばしたいという想いがあるから。「ボールに当てるのが上手な選手はたくさんいるけど、ボールを遠くに飛ばせる選手はたくさんいない」と。そんな清田選手の活躍を応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 岡田幸文選手
2015/03/17
千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手。岡田選手と言えば、球界を代表する守備の名手。これは外野の間に抜けるという打球や外野の前に落ちるだろうという打球に対して素早い反応と出足で俊足ダイビングキャッチのファインプレーで魅せてくれる。「守備では誰にも負けたくない。だからチームの中でも誰よりも守備の研究をしている」と話す。打率はどれだけ打っても三割。しかし、守備は目指していけば無失策十割だって可能になる。プロの世界で生き抜くには、満遍なく平均的というよりは、これだけは誰にも負けないという武器を持つ選手が生き残りやすい。チームの貢献には様々な形がある。自分を活かしチームを活かしていく。そんな岡田選手の活躍を皆さん応援よろしくお願いします!!
千葉ロッテマリーンズ 鈴木大地選手
2015/03/17
千葉ロッテマリーンズのキャプテンの鈴木大地選手。鈴木選手のキャプテンシーは高校、大学での指導者も絶賛する。ロッテでも、例え試合で自分が打てない時でも、常に自分自身の成績よりもチームの勝利にこだわる。自分の成績はもとより、グランドに立てば自分がどんな状態にあっても、常に誰よりも声を出してチームを元気に鼓舞している。チームへの貢献には様々な形がある。鈴木選手は投手が苦しい状況にある時にも近づき声をかける。「プロだからプロのプレーをすることはもちろん、でもチームが勝つにはそれだけでは足りないんです」と話す。熱い想いでチームをまとめ上げる鈴木選手の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
水泳 北京オリンピック代表 種田恵選手
2015/03/06
水泳の北京オリンピック代表の種田恵選手。種田選手は埼玉の中学の時に、当時の指導の厳しさや練習の苦しさから一時期水泳から離れた。しかし、北海道への転居が大きな分岐点になる。今まで経験したことがないくらいに楽しい練習スタイルだった。ここで改めて泳ぐことの原点である楽しさを思い出せた。楽しいからもっとやりたいと思う。心にその原点が刻まれればどんどん好きになれる。好きなことだからこそ少しでも巧くなりたいと思う。だからこそ苦しいことも辛いことも乗り越えていける。ただ苦しいこと、辛いことはただやっているだけになる。「本気で好きで楽しいと思えれば、誰にでもオリンピックの可能性はあると思います」と種田選手は話す。
サッカー 鹿島アントラーズ 岩政大樹選手
2013/06/27
サッカー、鹿島アントラーズのみならず日本代表としてのプレー経験がある岩政大樹選手。高校時代は山口県の島から県下有数の進学校に通いサッカーも勉強も全力でやり、受験で東京学芸大学に進学。時間がない、余力がないというのは単なる言い訳にしかすぎない。サッカーも頭を使い、身体を使い全力で取り組む。文武両道を地でいく彼の姿を若手の選手は見ている。プレーの姿勢、学びの姿勢…一生懸命に黙々と汗を流す姿は、いくら千の言葉を並び立てるよりも説得力がある。その姿にはその人の生き方や想いが溢れ出てくる。希望を持ち続け、諦めず、腐らず、愚痴らず、ただ黙々と一心不乱に取り組む姿を目にすれば、その想いは無言で見る人に伝染していくものだ。
サッカー FC東京(日本代表)徳永悠平選手
2013/05/05
サッカーのFC東京、日本代表でもある徳永悠平選手。チームのキャプテンを務めた経験もある彼がチームをまとめる上で大切にしていること。それは様々な方向に向く意識を全員一つの方向に向けていくこと。そのために、控え選手に対しても、いつ試合に出るチャンスが来るか分からないから、いつでもチャンスが掴める準備をしておくように伝えていく。それを練習の場ではなく、一緒に食事に行くなどして気持ちがリラックスしている時に伝える。練習の場ではやはりお互いにライバル意識が強くなるからだ。難しいことを伝える時ほどフラットな関係でリラックスできる雰囲気の中で伝えていくことは大切だ。
元サッカー日本代表 三浦淳宏さん
2013/05/05
元サッカー日本代表の三浦淳宏さん。三浦さんと日本のサッカーの未来に向けての提言をした。スポーツは肉体労働ではない。頭の知的労働を肉体を使って表現するもの。ただ猛烈に肉体を酷使して練習をすれば上達するものではない。それでそこそこまではいけるのだが…そこそこ以上にはなり切れない。スポーツは肉体を使う以上に頭を使って考える時間を大切にしなければ一流選手にはなれない。考えることも大事な練習だ。練習は習ったことを練ること。習ったことを単に受け身でやるのではなく、自分なりにしっかりと考えて取り組んでいく時間こそが練るということだ。
プロゴルファー 谷口拓也選手
2013/05/05
プロゴルファーの谷口拓也選手。プロデビューからのスピード優勝を果たした若き実力派ゴルファーだ。谷口選手には過程と結果について伝えた。結果を求めるというが…結果を求めて結果がついてくるなら求めればいい。しかし先々を考えて結果を求める余りにそれがプレッシャーになり押し潰されそうになるなら、与えられた今を全力でやればいい。与えられた一打、一打をどれだけ自分の正しい過程を丁寧に積み重ねていけるのか。いくらスコアを考えてみても、やれることは一打を積み上げていくことだけしかない。過程を丁寧に積み重ねればいい。そうすれば結果は後からついてくる。結果を求めるのではなく過程を探求すること。
柔道 松本薫選手
2013/02/11
ロンドンオリンピックで見事に金メダルを獲得してくれた柔道の松本薫選手。松本選手にはもう一人の自分を最大の味方にする大切さを伝えた。ここ一番の場面では1対2の戦いになる。対戦相手だけではなく、自分自身との戦いでもあるからだ。この2を1にしなくてはいけない。相手が二人(自分含めて)いると気持ちも分散してしまい、対戦相手だけに集中していけなくなる。自分自身を敵にせず上手に味方につけていかなくてはいけない。もう一人の自分という敵は実際の対戦相手よりも時として厄介だったりする。自分の中を一枚岩にして揺るぎない自分で試合に臨めるように日頃からメンタル面を意識して調整しておかなくてはいけない。
東京ヤクルトスワローズ 石川雅規投手
2013/02/11
東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手。投手はどんなに好投をしていても、たった一球で泣くことになってしまうことがある。勝負の世界には魔物が潜んでいると言われるが…その魔物は勝負する場所にいるのではなく、他でもない自分自身の心の中に潜んでいる。魔物は普段はいとも簡単にできるようなプレーを難しいものに仕立てあげていく。当たり前にできるプレーをできなくしていく。そして魔物は心の中でマイナスな言葉を次々に囁き続け心の中をどんどん汚していき自分の住みやすいように支配していく。しかし心の中には天使もいる。勝負の世界ではその天使が舞い降りてくることもある。己の心は敵にも味方にもなる。紙一重。だから常に心の中に魔物を倒せる強い天使という味方を育て上げることが大切になる。
広島カープ 齊藤悠葵投手
2013/02/11
広島カープの齊藤悠葵投手が手にしているのは、メンタルトレーナー高畑好秀監修(元埼玉西武ライオンズの三井浩二さん共同開発)、集中力全開サプリメント!!その名も『Mental BLADE PS-Force』ここぞ!という時の集中力を必要とするアスリートのためのサプリメント。ここ一番で実力を発揮するには!!と言うコンセプトのもと開発された。1.リン脂質の一種で集中力をサポートする重要成分のホスファチジルセリン。2.人間の脳の活動に必須のエネルギーであるブドウ糖。3.天然アミノ酸の一種でストレスを軽減しリラックス作用を高めるyアミノ酢酸のギャバ。この三つの天然由来成分配合!
元メジャーリーガー 松井秀喜さん
2013/01/13
松井秀喜選手が引退を表明した。松井くんと最初に出会ったのはメジャーに挑戦する前の巨人時代。松井くんが著書を何冊か愛読してくれていて、メンタルにも関心を強く持っている選手だった。メジャー挑戦後もオフシーズンに日本に帰国の際には会ったりもしていた。野球の話やメンタルの話になると冗談は一切なくなり、それだけ野球が大好きなのが肌で感じ取れるくらいだった。どんな仕事にも引退の時は訪れる。その時に、まだまだやれることはあった、もっとできたはず、と思い切り後悔してほしい。もう充分満足なんてあり得ない。やれることは際限ないんだから…引退は次へのスタート。まだまだ自分はこんなもんじゃない!と後悔を糧に次のステージに進んでいきたいものだ。好きな世界だから、本当はまだまだやり残したこともたくさんあっただろう。野球選手としての松井秀喜は終わりを告げたが、人間としての松井秀喜はこれからまだまだ進化を遂げてくれるだろうと期待している。
元プロ野球投手 工藤公康さん
2013/01/13
元プロ野球選手の工藤公康さんと飲んだ際に、工藤さんの話で印象に残る話をご紹介しよう。僕はある時期から誰よりも練習をした。とことんやった。それは練習が好きなんじゃなくて野球が好きだったから。いや…好きになったから。好きなことで、みっともない姿を晒したくない。だから練習した。シンプルだけど工藤さんらしい言葉だった。好きなことだから、辛くて苦しいことだってできる。好きだから、やればやるだけ好きになれるから、もっともっと上手くなりたいと思ったし、一年でも長くやりたいと思った。あんなにスリリングで生きていることを強く実感できる場所はない。大歓声に包まれてボール一個で勝負できる快感。その場所に立つための準備が練習。練習は正直。準備を怠れば大歓声の中でみっともない自分自身を晒してしまう。まあ、準備をしても…そうなることもあるが…しかし自分にやるだけの準備は完璧にしたという自負は、みっともなく見えても惨めではない。
元サッカー日本代表 中山雅史さん
2013/01/13
サッカーの中山雅史選手。ゴンとは長い付き合いになるが…引退。とても寂しさを感じる。ゴンは右に出るものがいないくらいの負けず嫌いだ。しかし若いうちはそれでもいいが、ベテランになったら負けず嫌いのベクトルを外向きではなく内向きにしていくことの大切さを伝えてきた。外向きの負けず嫌いは他者との比較の上に成り立ち、得るものは優越感か劣等感。優越感はさらなる伸びを邪魔し、劣等感は飛躍していこうとする心を邪魔してしまう。同じ負けず嫌いなら、自分が自分自身に打ち克つ内向きの負けず嫌いがいい。そこで得られるのは優越感でも劣等感でもない。自分自身に対しての自信と自己肯定感。ベテランになると若手と比較しても比べる土俵が違う。ベテランになるほど扱いも変わってくる。いかなる時にも自分が自分自身に負けない強い精神力が求められる。ゴンは最後まで自分に打ち克ってきた男だ。
読売巨人軍 内海哲也投手
2013/01/13
巨人の内海哲也投手。内海くんにはエースとして投手陣と投手コーチとの間を円滑にしていく役割の重要性を伝えた。選手と指導者との関係は阿吽の呼吸と言われるが…もちろん、非言語的なコミュニケーションもあるだろうが、やはり大切なことは言葉によって伝え合いたいものだ。言葉がなくては想いは伝わらない。しかし言葉だけでは想いは伝わらない。言葉は想いを伝えるためのツールでしかない。言葉に命を吹き込むのは想い。言葉は口先だけで話すのではなく心から話したいものだ。巧みな言葉なんていらないが想いを乗せられる言葉は丁寧に探していきたいものだ。選手も指導者も論理的に運動の理論や理屈、戦略などを話す言語と情緒的な感情や想いを話す言語とを持たなくてはならない。それがあってこそ指導者と選手のコミュニケーションはより深いものになる。
ゼロからメジャーリーグに挑戦を挑んだ 川崎宗則選手
2013/01/13
ゼロからメジャーリーグに挑戦を挑んだ川崎宗則選手。川崎くんには常に自分が自分自身を感じる以上に、もっと大きなセルフイメージの構築を進めてきた。自分自身を見つめる時に、目に見えて実感できる海の上の氷山の一角しか見ようとしないのか、あるいは海の中に隠れている巨大な姿を想像できるのか。小さな自分しか信じれない人と、巨大な自分を信じられる人とでは、能力の開発に大きな差が生まれてくる。そもそも自分が自分自身のことをどれだけ自覚できているのか。周りの人達が自分という氷山を見て、目に見える一角だけを評価する。そしてそれが自分なのだと自覚する。しかし人間なんて誰しもそんな小さなものではない。隠れた、眠らせたままにしている能力をどれだけ自覚させて開花させていくのか。それをお互いに開発して人間として選手としての器を大きくしていけた時に改めてこの仕事のやりがいを感じる。選手と共に作り上げていくことの喜びを感じる。
福岡ソフトバンクホークス 本多雄一選手
2013/01/13
福岡ソフトバンクホークスの本多雄一選手。本多くんには一年前くらいからけん玉トレーニングも勧めている。無意識に野球のプレーに器用になってしまうと大切な身体の使い方の基本を忘れがちになるからだ。器用さと不器用さと相矛盾するものを自分の中に持ち合わせている選手は強いし上達する。器用さだけだと基本を忘れていく。基本を忘れても小手先で器用にできてしまう。不器用さだけだと応用が利かない。基本に忠実な余り状況の変化に弱かったりする。基本的な状況では基本を大切にして、イレギュラーな状況では器用に応用で対応していく。あるいは基本を軸にしながら応用を織り混ぜながら時にプレースタイルを変えて見せていく。相反するものを持っている強みが生まれる。二つが融合した選手を育成すること。しかもバランス良く。大味なようで繊細なプレー。そこにまた一つの面白味がある。
広島カープ 今村猛投手
2012/11/21
プロ野球、広島カープの今村猛投手。今村くんには例えどんな結果になった投球であれ、必ず、あの時に、もし…と考えを広げていくように伝えてきた。『もしも…』はスポーツでは禁句のように言われるが…言い訳の逃げ道でなければ、『もしも…だったら』と頭の中で仮説としていろいろな仮想体験をするのはいいと思う。もしも…を使ってどんどん想像力を広げていってみる。一つの現実での体験を無数の未来での体験に結びつけていける可能性を秘めた接続詞だ。その場限りの体験は過ぎてしまえば過去になる。単に過去にしてしまってはもったいない。勝利しようが敗北しようが、ミスプレーしようがファインプレーしようが、もしも…と繋げて枝葉を広げていくようにする。次にそのもしも…のようなケースが来た時に生きてくる。これこそ人間にだけ許されたイメージトレーニングだろう。イメージの中で様々な仮想体験だけでなく成功体験も積んでおけばいい。
鹿島アントラーズ 興梠慎三選手
2012/11/21
サッカー、鹿島アントラーズの興梠慎三選手。興梠選手には若い頃から練習における工夫の仕方を伝えてきた。発想や工夫のないところに進化はない。言われた練習しかできないのか、何故その練習をするのか意味を理解して練習するのか、さらには、理解した上でそこに自分なりの一手間、一工夫を加えて練習するのか。理解するためには頭を使わなくてはいけない。スポーツは肉体労働ではなく、限りなく知的労働。それを肉体を使って表現するのがスポーツ。練習は毎日のこと。一見すると同じ練習をしているように見えても、この三者の差が一年、二年と積み重なると大きな差が生まれてくる。目先では分からないが時間が経てば経つほど選手の実力には大きな差が生まれてくる。
ラグビー 平尾誠二さん
2012/11/21
ラグビーの平尾誠二さん。平尾さんと組織マネジメントから始まり、選手の評価と育成について語り合った。若い選手は昔と同じようなやり方では育たなくなってきている。指導者は現時点での選手の実力だけを見て評価を下すだけではなく、彼らの将来活躍している姿をイメージして生き生き大活躍するイメージの中の彼らにエールを送らなければいけない。そして、そうなってもらいたいと願いながら指導していく。未来に繋がる今なのだから。期待値を高く持って指導する。その期待値は選手には伝わっていく。選手の現時点での実力だけを見て、お世辞や社交辞令で口先だけの期待してるぞ、では選手には伝わらない。イメージの中の将来大活躍している選手に対して言葉をかければ、そこに想いが込められて言葉が届きやすくなる。
FC東京 平山相太選手
2012/11/21
将来のサッカー日本代表を支える選手になってほしい平山相太選手には焦らずに将来に向けて失敗を恐れずにどんどんプレーの幅を広げて挑戦するように伝えた。若手選手の時代はいくら失敗しても許されるし取り戻せるチャンスが与えられる。だから自分のできる範囲の中で小さくまとまるのではなく、できない難しいことにも果敢に挑戦してほしい。どんどん自分の殻を打ち破って。失敗しないようにビクビクして生きるのではなく失敗しても笑い飛ばして、またすぐに挑戦していけるような。そんな心は若いうちにしか作りづらい。ベテランになると無意識に守りに入っていく。若い選手は失敗しようが負けようが、無謀であろうがどんどん積極的に挑んでいけばいい。若いうちから小さくまとまっていくとベテランになったらさらに小さな自分でしかなくなっていく。若いうちにどれだけ果敢に攻められたかが人間として選手としての器の大きさを決めていく。
元サッカー日本代表ミスターレッズこと福田正博さん
2012/11/21
元サッカー日本代表で、ミスターレッズと称された福田正博さん。福田さんとはメンタルや次世代の子ども達のスポーツ環境などを語り合った。子ども達が元気に笑顔で楽しそうに身体を動かしている姿を見ていると幸せな気持ちになる。体育である前に五体満足な身体を自由に動かせる感謝と喜びを感じてほしい。できないことが自分次第でほんの少しでもできるようになる喜びを感じてほしい。笑顔で身体を動かす楽しさを感じてほしい。体育とか部活とかスポーツクラブなどの前にやはり遊びとしての楽しいスポーツが必要だし、身体を動かすことを好きになれる快感を感じるスポーツが必要になる。人間の生理的な根本的な欲求。それこそスポーツにはある。そこを小さな頃に知っているからこそ成長していく過程でもスポーツや体育を好きでいられるのだ。好きであれば自然に巧くなりたいと練習に打ち込めるものだ。
プロテニス 伊藤竜馬選手
2012/11/21
プロテニス選手の伊藤竜馬選手。ウィンブルドンはじめ世界四大大会で活躍し、ロンドンオリンピックにも出場を果たす。伊藤選手に勝負強さの意味を伝えた。勝負強さとは何か?勝つ強さではない。自分の持てる実力を全て出し切れる心の強さ。勝負強さは結果にあるのではなく過程にこそある。勝っても勝負弱い戦いをする選手もいるし、負けても勝負強い戦いをできた選手はいる。勝敗の結果は多分に運にも左右されてしまうものだ。時に結果は自分を裏切る。しかし勝負強さは自分を決して裏切らない。勝負強い選手は目先では勝ったり負けたりを繰り返すが、長い目で総合的に見れば確実に高い勝率を残すものだ。真の強さとは強がりでも、荒々しさでもなければ、虚勢でもない。強さとは穏やかで静かで柔らかな心だ。いかなる時も自分の実力を出し切れる心。
中日ドラゴンズ 森野将彦選手
2012/11/21
中日ドラゴンズの森野将彦選手。今やチームのリーダーの役割も担う森野選手に若手選手の育成法を伝えた。時代が変わり、若手選手も先輩選手やコーチに主張する選手も増えてきた。「これが僕のやり方です」と。言いたいことは言わないと損みたいに。しかし、森野くんの話では口で言うほどには結果を出そうとひたむきに練習に打ち込む選手は昔に比べて減ってきたようだ。個性を出すことと、ワガママとは違う。主張することは大切だが、主張には本来は責任が伴うもの。言いたいことだけを口にして責任放棄してしまえば、それは単なるワガママ。最後まで責任を全うするからこそ、その主張は周りも動かしていく。
なでしこジャパン 鮫島彩選手
2012/11/21
なでしこジャパンの鮫島彩選手。鮫島選手には不可能を可能にするための数々のメンタルを伝えてきた。できない言い訳は頭の中に湯水のように湧いてくるものだ。できる理由は頭の中に汗をかいて懸命に探さないと見つからないものだ。人はできない方向に流されていくのは簡単。しかしそれは様々な可能性を狭めていくこと。踏ん張ってできる方向に突き進む。流されずに突き進むこと。不可能は限りなく自分自身の傍にいる。可能は限りなく遠くにいるように見えるが実は不可能と同じくらい傍にいるものだ。簡単に流されるか、グッと踏み止まり意志を持って積極的に取り組んでいくのか。前に進めば進むだけどんどんと、できる理由は見つかり増えていくものだ。
北海道日本ハムファイターズ 武田勝投手
2012/10/22
日本ハムファイターズの武田勝投手。武田投手には無理して球速を速くしていこうとするのではなく正確なコントロールを重視するという軸を絶対にブラさないように伝えた。スピードを追えば正確性が損なわれ、正確性を求めていけばスピードは落ちる。スピードから入ってしまうとなかなか正確性は身につかない。正確性から入り、せの正確性を維持したまま徐々にスピードを上げて慣らして、またスピードを上げていく。これを繰り返していく。ただしスピードが上がってくると粗雑になるポイントが出てくる。そこがスピードと正確性の妥協ポイントになる。正確性というのは退屈になる。じれったさも出てくる。そこで選手はその妥協点を飛び越したい欲求に襲われる。スピードには魔力がある。そこで折り合いをつけられずにさらにスピードを追い求め過ぎてしまうとプレーの正確性が崩れ始めて粗雑になりスランプに突入してしまう危険性が出てくる。
中日ドラゴンズ 谷繁元信選手
2012/10/22
中日ドラゴンズの谷繁元信選手。同じ広島出身で横浜時代からだから長い。シゲには、捕手は投手の女房役だからどんどん距離が縮めばいいかと言えばそうでもないことを伝えた。捕手は投手をリードするのが仕事だが、それは同時に登板している投手を冷静に判断する仕事ということ。勝利のためには、ミットを通して投手の好不調を判断して場合によっては、監督やコーチに投手の交代を進言しなくてはならない。選手とベタベタ仲良くしたがる捕手がいるが…勝利のためには不調ながら懸命に投げている投手を切らなくてはならない冷徹さも必要になる。判断のラインに私的な感情が入ると冷静な判断基準を持てなくなる。どうしてもベタベタ仲良くしていると情が入り込んでしまう。感情で判断を誤り、試合を落とせば捕手の仕事ができていないということになる。お互いを本気で理解し合うことは大切だがバッテリーは仲良しごっこではいけない。お互いに相手に対して厳しさを持てる距離感を保てていなくては、共倒れになり試合を壊してしまう。
スノーボード 水谷勇樹選手と本多未沙選手
2012/10/22
スノーボードの日本のトップランカーで、ソチ五輪代表を狙う水谷勇樹選手と本多未沙選手。小さな頃から続けていても、やはりジャンプやハーフパイプでの空中技には恐怖心はある。身体の痛みに対する恐怖心。これはミスに対する恐怖心とは違い本能的なものだ。恐怖心にはミスしてしまったら負けてしまうという大脳新皮質の思考から導かれるものと、大脳旧皮質の本能から導かれるものとがある。反対に思考ではここは思い切り挑戦してガンガン攻めていこうと考えているのに、本能では恐怖で挑戦を否定するように働き、究極の葛藤が働く場合がある。この葛藤の差が大きいと身体が戸惑い動きが鈍く固まってしまいプレーとしても不完全、身体的にも危険に晒される。大脳新皮質での思考と大脳旧皮質での本能のバランスが大切になる。時には思考もポジティブよりも押さえ気味にすることも必要だ。また時には本能の恐怖心を軽減させていくことも必要だったりする。
元全日本女子バレーボール監督 葛和伸元さん
2012/10/22
元全日本女子バレーボール監督の葛和伸元さん。セッターの竹下佳江選手や高橋みゆき選手などを育成された監督だ。当時背の低い竹下選手を反対を押しきり起用して批判を浴びた。しかし…その竹下選手の力でロンドン五輪では銅メダルを手繰り寄せた。自分の任期だけではない、バレー界に財産を残す。指導者は点ではなく線での指導がとても大切。選手は個人の所有物ではない。自分の任期だけを考えれば、誰もが納得する使いやすい選手を使えばいい。しかし、まだまだ未熟で身体的にも小さな選手のまだ開花しきっていない潜在能力と未来の可能性を信じる力。見出だして、育て上げて、鍛え抜いて、経験を積ませてバレー界の次なる監督に託す。我欲ではなくバレーボールを心から愛する葛和さんだから作れた道でもある。自分自身の名声より、個々の選手に対する愛情は人一倍だ。深い愛情は選手達に自然に伝わる。鬼の葛和と言われながら選手との信頼関係は深い絆で結ばれている。
阪神タイガース 金本知憲選手
2012/10/22
阪神タイガースの金本知憲選手が先日の試合で引退した。カネとは広島カープの頃からだから長い。でも初めて出会ってから昨日まであっ!!という間だったような気もする…野球即人生と言われるがカネはまさにそんな野球人生だったように思う。よく伝えたのは困難に対する向き合い方だった。困難は自分が求めていなければ単なる苦しみでしかない。しかし自らが求めていけば喜びに変わる。困難を求めるというのは今の自分を自分自身が越えていくということ。困難は諦めてしまえば残るのは挫折感。しかし喰らいついていけば自己信頼感がどんどん高まっていく。困難に立ち向かうというのは今の自分以上に自分が自分自身を信じていくということ。困難を難敵だと思えばそこには何の親しみも生まれない。しかし困難を難友だと思えば難友を難しいが故により知りたいという友情が芽生えてくる。困難と仲良く付き合うというのは、自分が自分自身のことをより深く理解していくということ。長い野球人生の中でカネはたくさんの困難と向き合って立ち向かってきた。淋しさも大きいが…本当にお疲れさま。選手としてではなく一人間として飲みながら語り合おう。
サッカー日本代表 高橋秀人選手
2012/10/22
サッカー日本代表の高橋秀人選手。ヒデには二つの動作をandで繋ぐのではなく、二つの動作を一つの動きの中に集約するingで同時並行していく方法を伝えた。スピードと正確性が求められる現代サッカーではトラップをする時はしっかりトラップして、キックする時はしっかりキックするという、二つの違う動作の合間に時間ができてしまう。その瞬間的な時間の余裕の中でも相手は次なる対応策を打っていける。トラップしている時に同時にキックの姿勢になっていれば間の時間を省略できる。要はボールを止めながら同時に蹴っているing形にしていく。明らかにスピードは早くなる。正確性は?正確性を高めるためには身体の柔軟性や身体の使い方の上手なコツが必要になる。アブハチ捕らずになってはいけない。そのためにはアブもハチも同じ場所に集約して一気に捕まえる。二つの動きの共通点を一つに集約していくことが大切になる。サッカーの中の様々な技術のスピードと正確性のアップ。それができていけば今の日本のサッカーは世界レベルで戦っていけるだけの選手層にはなってきている。
読売巨人軍 長野久義選手
2012/10/22
巨人の長野久義選手。ヒサにはバットの構えによって相手投手が投げたくなるスペースを作り、そこに投手がなげたくなるように導く術を伝えた。アフォーダンス理論というのがある。例えばカップについている手で持つ部分。あれは、全くカップという存在を知らない人でも、無意識にその取手の部分に手が導かれる。その形状で暗黙知を刺激して無意識にそのようにしたくなる衝動にかられてしまう。物体自体がその形状(色や形や素材など)でどのように取り扱えばよいのかのメッセージを発しているのがアフォーダンス理論。打者もその構えのちょっとした違いで投手が無意識にそのスペースに投げ込んでしまうアフォーダンス理論が働くのだ。打者としてはそのスペースに来るボールに狙いを絞って待っておく。投手からすると飛んで火に入る夏の虫状態になる。打者の構えは投手から見て明らかに違えば、あれ?何かおかしい?と気づいてしまう。分からないくらいの変化の中でアフォーダンスを引き出していくのだ。
読売巨人軍 松本哲也選手
2012/10/22
巨人の松本哲也選手。一時の巨人の超重量打線の中において松本選手のプレーはある意味で地味だ。てっちゃんには個性の意味を伝えてきた。派手で華やかさだけが個性ではない。プレーにしても、スタイルにしても、言動にしても自分らしさを貫くこと。ホームランをボンボン飛ばしたり、簡単な打球をわざとファインプレーに見せたり、奇抜な言動をしたり、目立つ格好をしたりするのが本当の個性ではない。アスリートは同じユニフォームで組織の中でしっかりと自分の役割を果たす。それでも選手の個性は表れる。自分のやるべきことを地道に果たせばそれこそ本当の個性となる。いかに目立つか、いかにアピールするかなど考えるよりも自分の役割を堅実に徹しきる姿は輝いているものだ。
なでしこジャパン 宮間あや選手
2012/10/22
なでしこジャパンのキャプテンを務める宮間あや選手。みやまんにはキャプテンとしてのメンタリティーを伝えてきた。ピンチの場面、チャンスの場面でキャプテンの如何が問われる。そんな場面でガチガチになっている選手に穏やかな笑顔を向けて、どんな結果になろうが受け止めてやるという器の大きさがあれば選手は伸び伸びしていける。険しい顔で、ここで失敗したら分かるな!!と追い詰めても選手はさらに萎縮していくものだ。ピンチや決定的なチャンスの場面などではキャプテンである自分自身も無意識のうちに精神的に追い詰められていたりするものだ。すると無意識のうちに厳しい言動になってしまったりする。普段から怒りたくなったら笑顔を作る、イライラしてきたら誰か選手の身体に優しく触れて励ます、落ち込んだら誰よりも明るく元気よく振る舞う…たくさんのことを習慣化させてきた。そして意識してそんなキャプテンの姿をチームメイト達に見せて安心感を持たせるようにしていくことを心掛けていく。キャプテンの一挙手一投足が選手のメンタリティーに大きく影響する自覚を持って。オリンピックの決勝を終えた時の涙は張りつめてきた糸が切れたのだろう…しかし銀メダル授与の表彰台に向かう前には見事にキャプテンの顔に戻っていた。
男子バレーボール日本代表 石島雄介選手
2012/10/22
男子バレーボール日本代表のゴッツこと石島雄介選手。ゴッツにはいつも自分が今取り組む練習の意図を話してもらうようにしてきた。身体を作る、身体を造る、身体を創る、この三つは区分けして考える。身体作りはまさに基礎体力。身体造りはトレーニング。身体創りは身体を自由自在に操れるようにすること。同じ身体づくりでも目的を明確にして取り組んでいかなくてはいけない。これは技術的な動きにも言える。動き作り、動き造り、動き創り。どちらにも言えるのは作りには一番反復が、造りには負荷が、創りには創造力や発想やアイデアが必要になるということ。ただ練習で身体を鍛えたり練習に励んでも本当の意味での上達は達成していけない。やったことに満足するために練習はするものではない。常に自分の中で明確な目的を意識して自分の中で今は反復期なのか、負荷期なのか、発想期なのかを理解して練習には取り組んでいかなくてはならない。
広島カープ 大竹寛投手
2012/10/22
広島カープの大竹寛投手。かんちゃんの野球はまさに光と影に彩られている。影の時にいかに気持ちを持つかを繰り返し伝えてきた。影の時には、自分以外の光を放つ選手が余計に輝いて見える。光と影のコントラストで影にいる自分が余計に駄目に思えたりする。駄目と感じたまま惨めに終わるのか、今は影なのだから次に光輝くために自分の中にエネルギーをどんどん蓄積していこうとするのか…人間の人生には必ず光と影がある。光が眩しいので人はその光を羨むが、影の時を見ようとせず、あの人は自分とは違うんだと線引きしてしまう。影の時にいかに生きたかが光の輝きを変える一番大切なポイントなのに…そこにこそ学ぶべきところがあるのに…光に至るまでの影を大切にしていける生き方こそ重要だ。
福岡ソフトバンクホークス 小久保裕紀選手
2012/09/19
福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手。小久保くんとは男のプライド、人間のプライドの話を伝えた。小久保くんは最後までいかなる時も凜とした姿勢で真のプライドを示してくれた。格好ばかりつけ、見栄を張って…そんなもん、プライドでも何でもない。辛い時、苦しい時に臆面もなく懸命に喰らいつき泥のように汗を流せる。そんな人目を気にせず自分自身に正直であること、それこそがプライドだ。プライドは取り繕うものではなく、いかなる時も自分が自分であるためのもの。負けた時こそ、最後に凜として胸を張れるプレーを最後までやろう!!勝った時こそ最後に謙虚な姿勢で受け止められる最後まで手を抜かない全力プレーをしよう!!勝っても負けても、相手を尊敬し感謝する心を忘れないようにしよう!!勝っていい気になり優越感に浸るでもなければ、負けてふて腐れて途中で投げ出して本当はやればできたんだ…みたいな言い訳をしながら自分自身の惨めさを誤魔化すでもない。常に自分自身に正直に真摯に向き合い、ありのままの自分であり続けること。それこそが真のプライドだ。
元ヤクルトスワローズ捕手 古田敦也さん
2012/09/19
元ヤクルトスワローズの捕手、古田敦也さん。古田さんと宮本慎也選手と三人で理想の指導者像を語り合った。その内の一部。緻密で詳細な戦術を立てれば立てるほど、一つの失敗が全体に大きな影響を及ぼしてしまう。アバウトな部分を残しておけばそこは臨機応変に対応していける。戦術は選手をマニュアルに嵌め込む。幅を残した戦術を立てていかないと、自らの戦術で自滅する危険性が出てくる。指導者は選手がミスしたり思い通りのプレーをできないと怒ったりする…しかし試合なんて相手のあることだし、人間はミスもする。物事なんて頭にあるうちの三割くらい思い通りにいけばいけばいい方だ。その三割を誉めてやり、残り七割を常に臨機応変に対応していくのが指導者。
東北楽天イーグルス 田中将大投手
2012/09/19
東北楽天イーグルスの田中将大投手。マー君には感情を上手に流すことの大切さを伝えた。ある感情に強い執着をしてしまうと、なかなかそこからは離れられなくなる。その感情がネガティブなものであれば、それは単に感情では収まらず、恨みに変わる危険性もある。大事な試合の大事な場面で味方がエラーをして負け投手になる…こんな場面はいくら感情を押さえていても、心の中では激しく執着していたりするものだ。感情に執着するのではなく過去へと流していく。湧き上がる感情は自然に起こるもの。しかし執着は自分自身の意思の問題になる。とにかく感情は受け流していく。川の流れに感情を乗せて自分の今からどんどんと過去にしていくようなイメージだ。流れに乗って遠ざかっていけば追いかけようとしても追いつかない。忘れようとするのではなく、執着したい意思を諦めてしまうのだ。諦めてしまえば遠ざかるスピードはさらに加速していく。
サッカー日本代表 ゴールキーパー権田修一選手
2012/09/19
サッカー日本代表のゴールキーパー権田修一選手。修一には、キーパーとしての忍耐力をつけるトレーニングをしてきた。フォワードは10回シュートを狙って蹴って、9回外しても1回決めれば称賛を浴びる。しかしキーパーは10回相手からシュートをされて、9回ファインセーブしても1回決められればそれが敗戦に繋がる可能性がある。会場から溜め息が溢れても耐えるしかない。フォワードは試合途中でミスしてもピッチ内を自由自在に動き回り、ミスを取り戻すチャンスがある。しかしキーパーはミスをしようがゴール付近から身動きが取れず、ミスを取り返すチャンスすらない。じっと耐えるしかない。フォワードは状況によっては最終的に味方にパスを出してシュートを託すことができる。しかしキーパーは最終的なゴールを守る責任を孤独に一人で背負い込まなくてはいけない。いかなる状況であろうが何とかできるのは自分しかいない。孤独と責任を耐えなくてはいけない。だからこそ一点の重みを誰よりも感じなくてはならないし、一点に集中していかなくてはならない。
サッカー日本代表 伊野波雅彦選手
2012/09/19
サッカー日本代表に名を連ねる伊野波雅彦選手。マサには常に変化に適応できるメンタリティを教えてきた。小さな変化を見落としたり、見過ごしてしまうと、それが後々に取り返しのつかない状況になる危険性がある。心技体の変化はもちろん、試合状況の変化にも敏感になり、素早く変化に対応していかなくてはいけない。一言で言えば取り組む意識の高さということになるのだが…ここを育てていくのにはかなりの労力を必要とする。人間は生きていれば心は揺れ動くし、身体は日々状態は違う。技術だって微妙に狂いが生じてくる。ピッチ状況も芝の状態も違えば、湿度も吹く風も違う。一瞬一瞬が変化なのだ。その変化を見落としていつもと同じようにプレーしようとするからミスは起こる。違っているのに同じことをすれば間違えるのは当然のこと。小さなことをおざなりにしない神経の細かさも必要だし、変化に敏速に気づける感性も必要だ。さらには変化に素早く対応できる適応力も求められる。それらを一つ一つ磨き上げていかなくてはいけない。
広島カープ 前田健太投手と堂林翔太選手。
2012/09/19
広島カープの前田健太投手と堂林翔太選手。二人に話したのは結果オーライ的な考え方は…??ということだ。野球はバットの真芯で捕らえて強い打球のライナーを打っても野手の正面に飛べば捕られてアウト。打ち損ないの打球でも野手の間を抜けたり、内野外野の間にポテンと落ちればヒット。結果はアウトでも正しい過程を踏めている方がいい。そこには根拠がある。目先の結果に一喜一憂しないでしっかり過程を大切にしていかなくてはいけない。勝負事は目先だけを見れば運不運に左右される側面も大きい。しかしトータル的に見たら正しい過程をしっかり積めている選手は高い率や勝ち星を残していけるものだ。打者ならどんなにホームランを打とうが、投手ならどんなに0点で押さえようが過程に疑問点があれば喜んでいる暇があれば、記憶が鮮明なうちにしっかり分析して原因を探ることだ。
千葉ロッテマリーンズ 成瀬善久投手
2012/09/19
千葉ロッテマリーンズの成瀬善久投手。ナルのキャップにある『信念』の文字。自分を信じ、自分の持ち味を信じて念ずれば花開く。帯に短し襷に長しという言葉がある。しかし…帯か襷に規定してどちらかに当てはめようとするのだろうか。その長さの個性を生かした何かに生かせばいいのに。これは人間にも当てはまるが。足りないと言われるか、出る杭は打たれる…何かに規定するのではなく個々を最大限に生かした方がはるかにいい。野球の投手でも速球派を目指すのか技巧派を目指すのかなどと言われる。そんな規定を気にしないで打者を打ち取れる投手であればいい。自分は自分の持ち味を最大限に生かして、その持ち味でどのように打者と勝負すればいいのかを探求すればいい。帯でも襷でもない自分自身の上手な活用法を考えていかなくてはいけない。
サッカーロンドンオリンピック日本代表 関塚隆監督
2012/09/19
サッカーロンドンオリンピック日本代表の関塚隆監督。関さんとは大学の先輩でもあり川崎フロンターレ監督の頃から親しくさせていただいている。よくお互いに理想のコーチングに関してなど語り合ったりしている。求めていかなければ監督は下手をすると裸の王様になってしまう。常に自分の立ち位置を明確にして自分の役割に徹し切らなくてはいけない。指揮者と、指導者とは違う。指揮者は個々の持てる力を十分に発揮させる者。指導者は個々の実力をつけさせるために導いていく者。代表監督は指揮者である。実力がある者を選出して、持てる力を最大限に発揮させるのが仕事。大切なのは招集した選手達を育成しようとしたりするのではなく、完全に個々の選手の実力を尊重すること。管弦楽の指揮者のように個々の音色を一つのハーモニーの中で最大限に引き出して活かしていくこと。
広島カープ 野村祐輔投手
2012/08/31
広島カープのルーキー野村祐輔投手。ルーキーイヤーながらしっかりと活躍を見せてくれている。投手は捕手とのサイン交換で食い違いが生じた時、自分が投げたいと強く思う球を我を張って投げれば力みが強く出てしまう。それは無意識のうちに自分の選択の正当性を捕手に対して示したいという部分から生じて強い力みを生んでしまうのだ。逆に捕手が要求する球を妥協して投げると力ないボールになってしまう。これは無意識に捕手に対して君の選択は間違っていただろ、というのを証明したい心理が作用する。食い違いでは、強引にどちらを選択しても上手く作用してくれない。やはり気持ちよく投げたい。投手は自分が納得しながら投げるためにも捕手とは日常から密なコミュニケーションが必要になる。捕手がどのように物事を捉えたり考えたり、分析したりしているのかを知っておくことは大切だ。また投手と捕手はお互いに冷静になるためにサインを一巡させて少し時間をおいてみることも大切になる。カッカしたりガックリしたまま投げるのは良くない。
女子バレー日本代表 竹下佳江選手
2012/08/31
ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した女子バレー日本代表セッターの竹下佳江選手。ちょうどこの頃、竹ちゃんはスランプに苦しんでいた。スランプ脱出に共に歩んだ日々を思い出す。スランプになると、選手は必死で元に戻そうとする。しかし、それよりも新しいことに挑戦して新しい自分の技術を構築していこうとする姿勢が大切。元に戻すのではなく進化した自分を作り上げる絶好のチャンス!それがスランプ。スランプに迷うのではなく、スランプを踏み台にしていけるといい。スランプには二つある。一つは何かの原因で調子を崩したスランプ。もう一つは現状維持により行き詰まりのスランプ。竹ちゃんクラスの選手になると初歩的なスランプではなく後者のような場合が多い。今までの原型に固執していては脱け出せない。原型を壊し捨てて再度、新しい型を構築していくことで行き詰まりを打破していくことができる。苦しんだ末に手にしたオリンピックでの銅メダルに懐かしさと共に大きな喜びを感じる。
メジャー日本人最年長として活躍する斎藤隆投手と三浦大輔投手
2012/08/31
メジャー日本人最年長として活躍する斎藤隆投手と三浦大輔投手。隆とは横浜日本一の頃からの付き合いで、繰り返しもしも…の持つ重要性を伝えてきた。スポーツにもしも…はないと言われるが。しかし、もしも…を考えなければアイデアや発想は生まれない。もしも…を考えるからたくさんの気づきもある。現実逃避ではないもしも…には無限の可能性が秘められている。その可能性が次からの試合に生かされていけばいい。人間が物理的に経験できる経験数には限りがある。しかし頭の中で生み出せるイメージ的な経験数は無限大。一つの現実的な経験をもとに様々な展開をイメージ体験すればいい。もしも…と現実を受け止められずに言い訳として使うのは間違っている。目の前に出た結果は取り戻せない現実。それを受け止めた上での次に繋がるもしも…でなくてはいけない。
オリンピック男子体操 加藤凌平選手
2012/08/31
ロンドンオリンピック男子体操の銀メダリスト、加藤凌平選手。カトちゃんには徹底的に、それこそ禅問答のように心を揺さぶりオリンピックに出場する覚悟を定めさせた。何年、何十年という年月をかけて積み重ねてきたことが、やり直しのきかないほんの数分、数秒という一瞬に全てが集約される。待ったなし、もう一丁なしの時間。長い人生の中では点にもならないような一瞬の時間でありながら、その一瞬は生涯強烈な記憶を刻み込む。いかなる結果になろうがその記憶は消えることなく自分の一生に付きまとってくるだろう。その覚悟を持てていなければ気持ちは揺らいでしまう。小さな頃から描いてきた夢の場所は夢が醒めても夢みたいだったでは終わらせてくれない。それは時に残酷なまでに人生を自分自身を傷つけ苦しめるものとなる。カトちゃんは覚悟を決めてオリンピックに臨んでくれた。
サッカー浦和レッズ 原口元気選手
2012/08/31
サッカー浦和レッズの原口元気選手。元ちゃんには常に心と身体の柔軟性やしなやかさを伝え、探求させ続けてきた。しなやかな身の捌きには、何事にもとらわれない、執着しない心が必要になる。自由を失った心は身体を制限したり、硬くしていく。すると動きはぎこちなくなっていく。風や水のような流れる心が大切になる。止まらず、障害物さえしなやかにすり抜けるような心。心身一如。身体の状態は心を映し出す鏡のようなもの。心を上手に楽々と解き放つことができれば身体の動きもそれに呼応していく。変化に適応できず心が頑なになってしまえば、身体は緊張で筋肉は固まってしまい、動き始めのタイミングは遅れ、さらにはぎこちない動きになる。適応力に優れ心がしなやかであれば、しなやかな身のこなしを生み出してくれる。
福岡ソフトバンクホークス 内川聖一選手
2012/08/31
福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手。聖ちゃんにはゼロコンマの試合の作り方の話を伝えた。1点に近い0点もある。反対に0点に近い0点もある。同じ0点に押さえられるにしても、0.9点のような攻撃を続けていけば、相手にもダメージが積み重なりやがては1点を取れる。0点は単なる0点ではない。諦めず0.1点でもいいから攻め続けること。打者として走者として貪欲にその0.1点の積み上げをしていけるのか。それがボクシングのボディブローのように中盤くらいから相手投手には効き始めてくる。ノーダメージの0点を重ねては、もはや偶然のカウンターパンチのKO狙いしかなくなる。最悪なのは相手を助けるような0点。マイナス0.1点のように自ら墓穴を掘るような攻撃を積み重ねると0点が0点以上に相手には楽な点数になる。0点という試合では価値のない点数にどれだけの価値を持たせ、意味を見出だしていけるのかでチーム力は明らかに変わっていくものだ。
オリンピック男子体操 田中和仁選手
2012/08/31
ロンドンオリンピック体操男子、団体銀メダルの田中和仁選手。カズにはイメージにより身体を上手にコントロールするトレーニングを伝えてきた。立ち居振る舞いもそうだが。やはり一流選手の動きは美しい。無駄な力が一切入らず、動きの中に適切な強弱のアクセントがある。理にかなった動きをしている。無駄な力がない分だけバランスもしっかり保てている。スポーツに限らず、美しさを求めていくのも上達への道だろう。そのためには自分の中に明確な美しい動きのイメージがなければいけない。今の自分が実際にできるかどうかではなくあくまで最高に美しい演技のイメージ。練習の時から自分の演技をVTRで撮影してイメージと現実の動きの違いを詳細にチェックしていく。動けていない箇所を繰り返しイメージトレーニングで神経回路を作り強化していく。美しい演技の裏には地道な小さな積み重ねがあるのだ。できる演技ではなく、理想の演技へと自分自身を近づけていくために。
広島カープ 河内貴哉投手
2012/08/31
肩の手術、リハビリ、育成選手降格…それらの困難を乗り越えて見事8年ぶりの勝利投手に輝いた広島カープの河内貴哉投手。タカやんとはかれこれ10年近くになる。出会った頃はドラ1入団のローテーション投手だった。忍耐。諦めたり、投げ出したり、やる気を失ったり、不安や恐怖を感じたり、失望し自信を失ったり…様々な自分の中にある弱気との戦い。それが忍耐。投手にとってボールを投げられないことはどれだけ辛いことか…マウンドという自分の居場所から日に日に遠退いていくことはどれだけ不安なことか…タカやんには例えボールが投げられなくても一人で必ず欠かさずに練習場のマウンドには立つように伝えた。そこに立てば投手はその場所に戻りたくなる。そして、そのマウンドを左腕の左手で丁寧に愛情を込めて触ってならすように伝えた。自由は利かなくてもその左手とマウンドはいつも自分自身と一心同体にしておく。タカやん、君の忍耐は素晴らしかった。時にマウンドに立つことは心が痛んだろう…時に左手に苛立ったことだろう…それらを乗り越えての継続の末に君は自分の居場所に戻ってきた。
サッカー日本代表 川島永嗣選手と内田篤人選手
2012/08/31
サッカー日本代表の川島永嗣選手と内田篤人選手。ゴジとうっちーには日本代表という巨大な車(チーム)をいかに最大限に機能させていけばいいのかを伝えた。チームは車のようなものだ。監督が運転手なら、各選手には車の中で担うべき役割がある。ハンドルの役割。タイヤの役割、アクセルの役割、ブレーキの役割。どれがいい、悪いではなくそれが適性であり、その適性を個々が責任を持って全うしなければ車は安全に正しく目指すべき目的地(目標)に辿り着けない。タイヤが潰れれば車はその方向に傾き流れされていく。アクセルばかりが機能すれば下手をすると車は暴走する。ブレーキばかりでは車は一向に前には進まない。アクセルとブレーキのバランスも大切。例えばゴジはアクセル、うっちーはブレーキ。仲良く全力で五分五分に議論できる力関係が必要だったりもする。それが適性のバランス。
サッカー日本代表 吉田麻也選手
2012/08/31
サッカー日本代表の吉田麻也選手。よっしーには、どんな状況に追い込まれても余裕を持ち、自分が苦しさを引き受けられる選手になろうと伝えてきた。ひと手間かけたプレーと手抜きをしたプレーは、ぱっと見は早くて同じように見えるが、パスを受けた相手にはそれは伝わる。苦しい状況の時こそ、自分が大変な思いをしてでもひと手間をかけたプレーをして仲間を楽にプレーさせてあげるようにする。苦しい状況ではボールをパスされる後になればなる程、詰まっていき苦しくなるのだから。自分がパスを出したら終わりではなく、ボールが繋がっている間は自分の責任という意識を持つ。いつもサッカーをしていると手慣れてきて、ついついルーティーンの繰り返しの中で楽して手抜きすることを覚えてしまう。練習の時からひと手間どころか、ふた手間、み手間かけてパス練習を心掛けること。ボールだけではなく、思い遣りのパスが繋がっていけば仲間もチームもより機能していく。
福岡ソフトバンクホークス 松田宣浩選手
2012/08/15
福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手。マッチには思考と身体との関係性について伝えてきた。人間は日常生活においての何気ない様々な動作では無意識で効率的で理にかなった動きを自然にしている。しかしスポーツで型から入り動きを定義づけられることで、変な身体の使い方になったり、理にかなっていない変な動きになっている選手も多い。思考の邪魔が入り自然体ではなくなっている。本来、人間が自然に動きたい身体動作を押しつけられた固定観念による思考が歪めてしまう場合がある。マッチには身体の自然の使い方を含めて、日常の何気ない動作を野球の投打捕の動きの中に上手に取り入れるイメージを作り上げてきた。結果として、より楽な力で打球の飛距離は大幅にアップした。パワーで飛ばすのではなく、上手に身体を使うことで飛距離はいくらでも伸ばしていくことができる。
卓球 福原愛選手
2012/08/15
ロンドンオリンピックで見事に銀メダルを手にした女子卓球の福原愛選手。愛ちゃんには力を最大限に発揮するコツを伝授した。小さな力をいかに大きく伝えていくか。足の指の関節を含めて全身の関節を上手に使えるようにしていかなくてはいけない。小さな身体だからこそ緻密に身体を使いこなしていかなくては大きな力は生み出せない。小さいから大胆にという大味な動きでは逆に力をたくさん逃がしてしまい力を伝えきれずに終わる。愛ちゃんには足の指先の動きが足首に、それが膝に、股関節に…というようにいかに伝わっていくのかを体験させ、いかに上手に連動されて力を逃がさずラケットの一点に全ての力を集約させていくのかを教えた。さらには神経回路のイメージトレーニングを入れることで連動性のスピードと正確性を高める。神経の詰まる箇所には様々な刺激を入れて回路の開発をする。小さな動きの一つ一つを連動させて一つに集約して大きなパワーを生み出していく。
メジャーリーグで活躍する上原浩治投手とイチロー選手
2012/08/15
メジャーリーグで活躍する上原浩治選手とイチロー選手。上原投手が「イチローさんは長所しかない」と口にしたことから二人に長所短所ゲームをしてみた。そして二人に長所と短所は何かを基準にした比較でしかない。その基準が変われば逆転すると伝えた。その上で長所短所を含めてそれは個の特性と捉えていかに特性を活かして戦うのかを話し合った。柔よく剛を制す、小よく大を制すという。物事には両面がある短所を短所として捉えて悲観的になっていれば制すことはできない。しかし短所が相手にはない長所だと捉えてそこを活かした勝負をしようとすれば制することはできるだろう。相手の土俵で戦うか、自分の土俵で戦うのか。相手の長所で戦えば、相手が持っていて自分にはないもので戦わなくてはいけなくなる。長所も短所も表裏一体。何を基準にするか、どのような状況なのか、いかに戦うのかによって表裏逆転してしまうものなのだ。
中日ドラゴンズ 和田一浩選手
2012/08/15
中日ドラゴンズの和田一浩選手。ベンちゃんには感覚でつかんでいることを理論で理解することを伝えてきた。自分の中にある感覚が正しいのかどうかを理論的に理解できればそれは正しい継続になり自分の取り組みに自信を持てるものだ。打撃の物理的なモーメントから考えても、同じ速度のボールの内角球をホームランにするよりも外角球をホームランにする方が力が必要になる。打者が2ストライクと追い込まれたら打者は外角球に的を絞るのが物理的に効果的だ。弓や銃で遠くの標的を狙っていれば近くの的に当てるのは簡単だ。外角に的を絞っておいて内角に来た球であれば自然と体が開いて打つことができる。逆に内角を狙っていて外角に来た場合は開いた体で外角の球を打つのは難しい。外角に比べて内角の球は飛ばすのに力が少なくて済むので体の回転のタイミングに注意すれば対応しやすくなる。
横浜DeNAベイスターズ 金城龍彦選手
2012/08/08
横浜DeNAベイスターズのベテラン金城龍彦選手。金ちゃんにはベテランとしての成長の階段の話を伝えた。成長の階段は必ずしも同じ段差では上っていけない。時に高い段差があったり、落ちるような段差がある。油断して気持ちよく上っていると途中で転んだり、なかなか上がれずに苦しんだりする。一段一段気を引き締めて上らなければいけない。そんなに楽々には成長はしていかない。若い頃は少々の段差はゴリ押ししていける。しかしベテランになると慎重に歩を進めていかなくてはいけない。まだまだベテランにも成長の階段は続くのだが、階段で躓いて転んでしまうとそのタイミングが引退のタイミングになる危険性が出てくるからだ。べテランは慌てずゆっくりと上らなくてはいけない。上がることよりも、無理して頑張りすぎて転ばないようにすることが大切。これが若い時と大きく違う点だ。
サッカー日本代表 徳永悠平選手
2012/08/08
ロンドンオリンピックのサッカー日本代表の徳永悠平選手。A代表にも名を連ねる。徳には個を出しながら個を殺して個を生かす話を伝えた。サッカーの試合は一人の選手が実際にボールを触っている時間は全体の五分もないくらいの時間。ボールを持たない残りの大部分の時間は適切なポジショニングの勝負になる。ボールを触っている時には集中するのは当たり前。ボールを持たない時間にいかに集中力を切らせないかが大切になる。ここでどれだけ集中力を維持できるかが一流と二流を分ける。ボールを持ってプレーする直接的な活躍より、ポジショニングという間接的な活躍の持つ意味は大きい。他人を生かすために自分を犠牲にすることで生かす。自分が何とかしてやる!ではサッカーは機能しなくなる。それは全体の一部分性でしかない。部分が部分で終われば全体は機能しない。常に人に何とかさせるために自分は間接的にどこにポジショニングを取り、どのような役割を果たすのかという全体性に集中し切れるかが鍵になる。
アーチェリー 蟹江美貴選手
2012/08/08
ロンドンオリンピック、アーチェリーの銅メダリストに輝いた蟹江美貴選手。カニちゃんには集中力を高める4点呼吸法を伝えた。周りにある四角いものを探す。窓でもドアでも、何でもいい。四角の向かって左上の角の点を集中して見つめながら5秒くらいかけてゆっくりと鼻から息を吸い込む。次に右上の角に視線を移し点に集中して三秒くらい止息する。さらに今度は視線を右下に移して角の点に集中して10秒くらいかけてゆっくりと口から息を吐き出すようにする。最後に左下の角に集中しながらリラックスしている自分を感じながら「大丈夫」と何度も繰り返す。外界の一点に集中することで不安や恐怖などの内面から解放されて心が自由になる。呼吸は腹式呼吸法が良い。一定のリズムで視点と呼吸を規則正しく動かしていくようにする。慣れてきたらアーチェリーの真ん中の小さい点の円の周りに4点を設定して行っていくこともできる。
読売巨人軍 阿部慎之助選手
2012/08/08
巨人の阿部慎之助選手。慎之助には明日は明日の風が吹く。今日は不調でも明日も不調ではない。同じ一日はないのだからと伝えた。プロ野球は連戦が続く。負けが何回か続いたり、打撃不振が続いたりすると、条件反射のように明日も駄目かも…と自然に感じてしまったりする。一試合をオンリーワンと捉えるか、ワンオブゼムと捉えるかで変わってくる。一試合、一試合を切り分けて考えていく力が求められる。全試合を一括りに考えてはいけない。今日が雨だから明日も雨か?明後日も雨か?心配して悩んでも明日の天気は明日にならなければ分からない。それと同じだ。大切なのはどんな天気になろうが対応できる準備だけはしておくこと。そして当日の天気に適応していくこと。これは試合もプレーも同じだ。明日は違う一日。明日は違う試合が始まる。慎之助はこれをTシャツにしてくれた。一枚もらったが英語になるとこれもまたいい。
プロレスラー 蝶野正洋選手
2012/08/08
プロレスラーの蝶野正洋選手。蝶野選手とは最初に出会った時から約15年くらいになる。かなり頭脳明晰な穏やかな性格。よく今後のスポーツの在り方やスポーツビジネス論などを語り合う。経営感覚、ビジネス感覚とスポーツは無関係なように感じる人は多い。しかし選手には自分自身という商品の圧倒的な商品価値を高めたり、上手に自分自身をPRするためのプロデュース力が求められる。試合を組み立てていくマネジメント力も必要だ。これはプロアマ問わず、学生も含めて不可欠な要素であるが、特にプロ選手には求められる要素になる。プロであれば、単純に強いという以上のものがなければいけない。それがなければ人気も出てこない。単純な実力だけではなく、客観的に自分の果たす役割や見せ方などを考えていかなくてはならない。いかに自分という商品の希少価値やオリジナリティ溢れる個性を打ち立てていけるのかが勝負の鍵になる。
女子柔道 松本薫選手
2012/08/08
ロンドンオリンピック、見事に金メダルを獲得した女子柔道の松本薫選手。帝京大学柔道部の頃から。住まいも近いことから何度も帝京に足を運んだ。当時はしきりに運動神経があまりないと語る松本選手に伝えてきたのは、運動神経がいいとか悪いとか誰もが口にするが…プロ野球やJリーグで活躍する一流選手でも自主トレに付き合いテニスやバスケットなどするとかなり下手だったりする。プロまでは難しくても要はやればそこそこまでにはなれるし、やらなければそこそこにもならない。運動神経なんてそんなもんだということ。運動神経があまりないと思うなら普通にやってそこそこで終えるのではなく、とことんまでやって自分の運動神経を越えていこうということ。泥臭く人の何倍も何十倍もやっていこうということ。自分を越えて越えてきて手にした金メダル。こんなに嬉しいことはない。金メダルというより自分が自分自身を信じる道を歩んできたことが心底嬉しい。
オリックスバッファローズ T-岡田選手
2012/07/30
オリックスバッファローズのT-岡田選手。Tくんには動きの中でいかに無駄な動きを削っていくのかを伝えてきた。計算問題でも同じ。計算式が長くてたくさんあれば途中で間違える可能性は高くなる。これは動きの中でも同じこと。たくさんの動きがあればあるだけミスが出る可能性が高くなる。過程と結果。計算式も同じだが長い過程の中のどこかで計算間違いがあるとそれがたった一つでも結果は×になってしまう。そのために公式がある。たくさんの無駄な計算をする必要なくシンプルにしたのが公式。無駄を極力排除した短く少ない過程。短く少ない過程においては間違える可能性はかなり軽減していける。過程でミスが生じなければ結果は○になる。自分からどんどん動きに余計なものをプラスしていき過程を増やして複雑にしていく選手は多い。あえてその逆を追求していく。余分なものはどんどんマイナスして動きをまとめられるものはまとめて、シンプルな動きの公式化を図る。
北京五輪陸上リレー銅メダリスト 高平慎士選手
2012/07/30
北京オリンピックで陸上のリレー銅メダリストのメンバー高平慎士選手。今回のロンドンにも出場する。メダルに期待ではなく、彼積み重ねてきた年月、想い、流した汗や涙、乗り越えてきた壁、ひたむきな情熱、一途に突き進んだ道…などなどその背景に積み上げてきた一人の人間の重みを感じてほしい。メダルを獲る獲らない以上に彼の背景はたくさんの人に勇気や立ち向かう姿勢を伝えてくれるはず。そのためにはスポーツを観るのではなく、感じる。人間の背景はその人間の全てから醸し出されるもの。目では見えない。見えないものを感じる。それを感じさせる選手であってほしい。メダルは目に見える結果、それ以上に目に見えない過程もまた目に見えない積み上げられた大きなもの。そんな人間の重みを伝えてほしい。
北海道日本ハムファイターズ 中田翔選手
2012/07/30
日本ハムファイターズの中田翔選手。翔くんは入団からの付き合いで鎌ヶ谷から。高校卒業したてのやんちゃだった彼には色々な話をした。歓んだり、悲しんだり、悔しがったり…その時々で様々な結果を人は受け止める。その時は消化し切れない想いもあるだろう…でも、過程を全力に真剣に熱く生きていればどんな結果だろうが時間が経てば懐かしく思い出される。甘酸っぱい思い出に。懐かしい自分に会いに行きたくなる。真っ直ぐに情熱的に生きた自分を眩しく感じる。不貞腐れて悪びれて自分自身の不甲斐なさを誤魔化してもそんな自分を好きになれるはずはない。野球選手としての自分の前に自分が自分自身を心底好きになれるような生き方をしていこうと。自分が自分自身を尊敬できるような生き方を。そんな自分の職業がプロ野球選手というだけのこと。
サッカー日本代表 内田篤人選手
2012/07/30
サッカー日本代表の内田篤人選手。うっちーとは長い付き合いになる。うっちーにはそうそう天才なんていないんだと伝えた。プロになる、それぞれの地方では神童扱い、天才扱いされる。自分でもそう勘違いを始める。しかしプロの世界に入っていち早く自分は凡才だけど人一倍練習をしてきたから今があると気づけた選手は生き残っていける。甘い言葉の魔力に酔わされてしまってはいけない。天才という称賛の声は自分は特別な存在で周りとは違うという自意識を作り出す。酔いからは誰も醒ましてはくれない。醒ますどころか代表になればさらに甘い言葉に包まれる。酔いを醒ませられるのは他でもない自分をおいてはいない。常に今の自分が何故あるのかを自分が自分自身に理路整然と説明できなくてはいけない。何を何故、どれだけ、どのように積み上げてきたのかを常に理解しておかなくてはならない。
女子柔道ロンドン五輪代表 福見友子選手
2012/07/30
女子柔道ロンドンオリンピック代表の福見友子選手。福見選手には戦いの戦意を伝えてきた。見事、苦しみの中でオリンピック出場を決めてくれて嬉しく感じる。一番の孤独。いつも、誰にも勝ち続けて一番でいてもモチベーションは維持できない。やはり勝負とは常にどちらが勝つか分からないくらいの五分五分だからこそワクワクできる。期待と不安が入り交じるからこそモチベーションも高まる。今日もまた勝つのか…では飽きてしまい早々に辞めたくなる。それはもはや勝負ではなく勝勝。そんな退屈なことをアスリートは続けてはいけない。負けることを恐れてはいけない。負けることも含めて勝負を楽しむ。勝利への執念と敗北への解放。勝った自分を称賛する心と負けた自分を優しく許せる心。何より好きな柔道で勝負という土俵に立てる幸せを噛み締める。今の自分の持てる力しか出せない。その自分が日本の最高峰の、そして世界の最高峰の勝負という土俵に立てているということを強く実感して。
プロボクサーであり世界チャンピオン 長谷川穂積選手
2012/07/30
プロボクサーであり世界チャンピオンの長谷川穂積選手。穂積くんには本当の強さとは何かを伝えた。ボクシングはリング上で相手を睨みつけたり、なめた態度で相手を挑発したりする強そうに装う選手は多い。本当の強さは淡々としたもの。強そうに見せたり、力づくで何とかしようとしたりはしない。本当の強さは静かなもの。カッカして怒ったり頭に血が上ったりはしない。本当の強さはしなやかなもの。必要以上に頑固になったり、執着したりはしない。穏やかな笑顔の奥に凜とした強さを。ましてやボクシングは殺し合いではなくスポーツ。リングに上がって闘争心と同時に冷静な思考が大切になる。頭に血が上っては終わり。常に冷静に試合を運べなくてならない。
サッカー元日本代表 中村俊輔選手
2012/07/30
サッカー日本代表も経験して代表を牽引した中村俊輔選手。シュンくんには欲の心理と攻めの心理との違いを伝えた。もっと上に行きたいという欲望ではなく、まだ上に行けると考える。もっと、もっと、は単に欲に突き動かされている。欲だけでは暴走して足下をすくわれる。まだ、というのは冷静に自分の実力を把握した上で自分はまだできるはずという判断。欲の心理と攻めの心理は似て非なるもの。チャンスが巡ってきた時にもっとアピールしてやろう!と考えると無駄な動きをしてしまい気持ちだけ空回りしてミスが多くなる。冷静に今の自分には、まだ力を出し切れていない部分がある。それは何か、その何かを出すためにはどうするかなどを冷静に分析して攻めの気持ちでいくことが大切になる。
女子陸上短距離五輪代表 福島千里選手
2012/07/30
女子陸上、短距離のオリンピック代表の福島千里選手。福島選手には陸上における負けん気について伝えた。負けず嫌いはいい。でも、いつまでも自分と他者とを比較して優劣をつけても優越感か劣等感しか感じられない。自分が自分自身に負けたくないという負けず嫌いにならなくてはいけない。昨日より今日進化した自分に出会うために。小さな進化が積み重なれば大きな自信になる。昨日の自分より今日速く走るために今日は昨日できなかったことの何を克服していくのか。たくさんでなくていい、たった一つでいい、ほんの些細なことでもいい、昨日の自分に負けないために考えて行動に移していく。オリンピックのレース当日まで常に自分が自分自身を乗り越えていく。
卓球オリンピック代表 石川佳純選手
2012/07/17
卓球のオリンピック代表の石川佳純選手。石川選手には結果と過程の関係を伝えた。山の頂上という結果に意味を持つ人は一番楽な過程をを選びヘリコプターで頂上に向かう。山を登る過程に意味を持つ人は一番過酷な過程を選び岩壁を登る。目指すは同じ山の頂上でも頂上の持つ意味合いはまるで違う。前者は既存する手段のベストを選択する。後者は自分自身のベストを選択する。果たしてスポーツとはどんな山で何の意味を持ちその頂上を目指していくのか。やはり登り始める前に自分の中で明確にしておかなくてはならない。オリンピックという名の山へと登りつめる道をどのように設定するのかは重要。頂に登ることが目的なら一度登れば先はない。でも自分自身に自分が課す挑戦であるなら何度でも挑んでいけるだろう。
シアトルマリナーズ 岩隈久志投手
2012/07/17
今季よりメジャー、シアトルマリナーズの投手になった岩隈久志投手。クマとは六年くらいの関係になるが常々、成功体験にはプラスの体験とマイナスになる体験があると伝えてきた。カウントが不利な状況の中で何とか打ち取ったとする。これは追い込まれた状況の中で何とかできたという成功体験になる。しかし…ともすると無意識のうちに投手の心の中に不利な状況にしても大丈夫という安心感が作られていく。これこそがマイナスの成功体験になる。そもそも不利な状況にしないことこそが投手としては大切なこと。やはり張りつめたピンチを乗り切った安堵感がマイナスの成功体験に繋がりやすかったりする。何でも成功体験がプラスに作用する訳ではない。不利な状況の中で何ともならずに打たれるという痛い失敗体験が二度とそんな状況を作りたくないというプラスに作用して結果としてそれがプラスの成功体験になる場合だってあるのだ。
阪神タイガース 藤川球児投手
2012/07/17
阪神タイガースのストッパー藤川球児選手。ストッパーというのは過酷な役割だ。最後の最後を締め括る。押さえて当たり前、点を取られたら非難の嵐…ストッパーには向き不向きがある。勉強に例えると分かりやすい。国立大学を受けるために全教科満遍なく平均的に勉強できるタイプは先発向き。私立大学のように2~3教科に限定されると勉強できるタイプはストッパー向き。球児は1教科に関してはがむしゃらに集中して没頭できるタイプだ。やはり日本には満遍なく平均的にというタイプが多い。球児のようなタイプは球種も何種類も覚えず、ストレートならストレートを一つだけとことんまで磨き上げていくことの方が向いている。適材適所とはよく言うが、本人の気質を正確に掴んだ上での条件だけで判断してしまうと気質と役割がまるで違うということが起こりうる。大体、先発は基本的には国立大学向きの優等生タイプが多いが、ストッパーには私立大学向きの少しヤンチャ者タイプが多い。球児にはそのように伝えて敢えてバランスを保とうとしないように勧めた。お互いにないものねだりするもの。先発の色気や魅力とは切り離してとことんストッパー気質を磨き上げていく。
読売巨人軍 高橋由伸選手
2012/07/17
巨人の高橋由伸選手。由伸とはかれこれ六年の年月になるが辛い時期を乗り越えて今年また活躍を見せてくれていることを嬉しく感じる。由伸は外野フェンスなど恐れずボールを追っていき何度も激突して怪我を負う。「野球をする男でありたい」と由伸は言う。もちろんプロ野球選手である以上は怪我をしないためにも無理はしない方がいい。しかし…由伸はプロである前に野球をする男でありたいと。野球を本気でやれば捕れる可能性がある打球は全て全力で追いかけてしまう。追いかけなくては…ではなく追いかけてしまう。それは野球をする男の本能だ。怪我は辛くて悲しいことだけど肉体の傷は治していくことはできる。しかし自分を騙して手を抜くプレーをしていく心の傷は野球をやり続けていく限りは広がるばかりだ。リハビリや二軍での辛いメンタル面は支えてもいけるが、自分で自分を誤魔化すメンタルは支えようもない。彼の野球に対しての誤魔化しのない真摯な姿勢がある限り復活のメンタルは復活を重ねる度に強くなっていく。
読売巨人軍 坂本勇人選手
2012/07/17
巨人の坂本勇人選手。勇人はなかなか勝負強い選手だ。しかしまだまだ勝負強くなれる選手だ。130キロ台のど真ん中のストレート。プロの打者なら誰もが最高に打ちごろのボールだ。素人でも球速はさておきど真ん中のボールは誰もが打てるだろう。しかし…試合中にふいにこんなボールが来ると…ビックリして見逃したり、飛ばしてやろう!と力んで引っ掛けてしまうんですと勇人は言う。強打者の勇人には相手投手は基本的にコーナーを突く厳しいボールを投げてくる。そんな頭があるから不意に来る失投に驚いてしまう。いわば予想外の絶好のチャンス。勇人には常にシンプルに行こう!と伝えている。シンプルに言えば野球の打撃は来たボールに素直に対応して打つこと。しかし配球などの駆け引きを考え過ぎて自ら複雑にしていってしまう選手は多い。ど真ん中もコーナーもコースや高さが違うだけ。簡単も難しいもないんだという真の理解が大切だ。技術的な難しさはあるが、それ以上に心理面が難しくしているのだ。
サッカー日本代表 宮市亮選手
2012/07/09
サッカー、アーセナルで活躍し日本代表にも召集された宮市亮選手。亮くんは負けず嫌い。その良さは生かしながらライバルへの意識の置き方を伝えた。ライバルとは敵であり敵ではない。同じ競技を選んだ仲間。共にその競技を盛り上げる共演者。また自分の競技力を引き上げてくれる演出家。さらには自分の実力を引き出してくれる指揮者。ライバルがいなければ戦いの舞台さえ用意されない。そして自分が単に一人で身体を動かして練習だけをする自己満足で終わってしまう。ライバルに対して敵視したり恨んだり妬んだりするのは違う。お互いが尊敬し合えてこそ真のライバル。ライバルも調子良く、自分も調子良く、だからこそそこには最高の舞台、人に感動を与えられる最高の演出が生まれるのだ。
フィギュアスケート男子日本代表 織田信成選手
2012/07/09
フィギュアスケート、男子日本代表の織田信成選手。織田くんには世界で戦う上での一つの勝負哲学を伝えた。誰もが、いかに勝つかばかりを考えるが、必ず敗者はある。勝つものあれば負けるものあり。これは勝負の掟。負けから何かを学んだり次に生かしていくためにはいかに負けるのかが大切になる。いかに勝つかと反対にある言葉のようであってそうではない。いかに負けるか。敗戦が濃厚になっても最後まで諦めない粘りの姿勢。自分らしさ、自分の特技を一つでもいいから決める、勝負に真正面からぶつかって対峙していく、自分の持てる力を全て出し切る。簡単なようで、これはとても難しい。いかに勝つかではなく、いかに負けるかを持てていなければできない。勝負に挑むというのは勝つ覚悟と同時に負ける覚悟も併せ持つこと。いかに勝つかといかに負けることは同義だが、たくさんの敗北も経験する。だからこそ、いかに負けるかも、いかに勝つかと同様に大切に胸の中に持っておかなくてはいけない。試合を漠然とした何となくの敗戦で終わらせてはいけない。
スクールウォーズの泣き虫先生 山口良治先生
2012/07/09
映画やドラマ化されたスクールウォーズの泣き虫先生こと山口良治先生。以前に著書の中の対談に出ていただいて以来のお付き合いをさせていただいている。優しいか厳しいか、そんなのどちらでもいい。そんなのは手段に過ぎない。大切なのは本気で選手や生徒を想うこと。愛情を注ぐこと。愛情のない優しさは単なるご機嫌取りかもしれない。愛情のない厳しさは単なるヤツ当たりかもしれない。教育とは手段ではなく本質的な愛情なんだと思う。信じ、待ち、許すこと。これは愛情の深い人にしかできることではない。生徒や選手はそのことを敏感に感じ取る。今でも当時の話をしながら目から涙が溢れ出してくる。それくらいの熱いハートと愛情に溢れている。また教え子達の活躍を話される時は幸せそうな笑顔を見せられる。
サッカー元日本代表 中村俊輔選手
2012/07/09
サッカー日本代表を牽引してきた中村俊輔選手。俊輔には以前怪我をした際に次のような話を伝えた。運動嫌いな人は普段は歩きたくない、動きたくないと口にする…しかし、怪我などで入院して寝たままの状態がずっと続くと、動きたい、歩きたい、汗をかきたいと欲求が膨らむ。運動は人間の根源的な欲求。スポーツ選手はそこまではないが、スポーツ選手でもやはり日々の練習が続いていくと身体を動かしたくないという気持ちになることもある。時に選手は怪我をしたりした時に改めて自分がやはり身体を誰よりも強く動かしたいと欲求していること、その競技がたまらなく好きなこと、ボールに触れたくてたまらないこと…様々なことに気づける。怪我して入院したりすることをマイナスに捉えて不幸に感じるのではなく、それこそ日々の激しい練習の中で忘れ去られている根本的な欲求や想いを再度見つめ直す時間にしていけばいい。怪我が治って現場に復帰する時に単に身体が回復しただけでなく心も回復しているはず。そうなれば長い競技生活の中ではそれも転機になる貴重な時間になるだろう。
東京ヤクルトスワローズ 由規投手
2012/07/09
東京ヤクルトスワローズの由規投手。由規君にはいつも大きな夢を語ってもらうようにしている。そしてその夢への道筋も。デカイことばかり口にする人はその場は受けるし楽しいが信用できないもの。かといって小さなことばかり口にする人は堅実だが期待を持てない。やはり有言実行。不言実行ではなくあくまで有言実行。小さな夢ではなく大きな夢を熱く語っていい。言葉で未来を示して、行動で地道に小さなことを積み重ねて未来に繋げていく。未来は語らなければ人とは共有できないし、行動がなければ人からは信頼はされない。プロ野球選手は子ども達に夢を与える仕事でもある。しかし夢だけ見せられてもやはり子ども達には分からない。夢への道筋、その道筋を一歩ずつ確実に歩む姿まで見せていってほしい。
広島カープ 廣瀬純選手
2012/07/09
広島カープの廣瀬純選手。廣瀬くんには誰にも負けないくらいの野球オタクになろう!と話した。どんな物事でもいい、究極のオタクと言われるくらいまで一つのことに情熱を注ぎ突き詰めていけば、何であれそこには価値が生まれてくる。そして仕事になる。その人にしかない個性になる。今の時代、オタクの精神が求められるような気がする。野球のオタクにどれだけなれるか?さらにはどれだけ野球の技術のオタクになれるか?オンとオフなんて切り替えなくていい。好きなことなら寝ても覚めても考えていればいい。オタクは常に何をしていても好きなフィルターを通して物事を見聞きしている。歩いていても、食事をしていても、遊んでいても常に野球のフィルターを通して考えるようにしていくこと。究極の野球オタク道。廣瀬くんはその道をまっしぐら。野球は練習したり試合をしている時が野球ではない。24時間が野球。
女子サッカー日本代表 澤穂希選手
2012/07/09
女子サッカー日本代表を強いリーダーシップで率いる澤穂希選手。澤選手にはリーダーとしての基本を伝えて、基本の育て方を教えてきた。勝つためには、かつという語音の活、喝、雄、轄、闊、克、割、猾、滑、括…など様々な要因が必要になる。勝負のアヤ。勝つチームというのは分析してみるとそれらをたくさん兼ね備えているものだ。敗(はい)という語音には背、批、誹、罷、排…がある。勝(しょう)という語音には翔、捷、従、称、匠…などがある。日頃の練習の中で、チーム作りの中でどれだけ勝利のための要因を身につけていけるのか、そして勝利の空気感を作り出していけるのかは重要だ。一試合の中でも勝つ要因と負ける要因の比率はコロコロと変化していく。しかしこれを変化させているのは他でもない自分自身でありチームメイトの一人一人。漠然と試合をしていては気づけない。常に様々な要因に意識を払えていなければ、その比率を勝利の方に高くしていけない。リーダーには自らが要因を高めたり、コントロールしていく力が求められる。そしてチーム全体の士気を高めていくこと。
サッカー元日本代表 中山雅史選手
2012/07/09
サッカー日本代表も長年経験してきたゴンこと中山雅史選手。将来は日本のサッカーの指導者としても活躍してくれるであろうゴンには次のような指導者論を伝えた。練習時間を長くしたいと思う指導者は多い。しかし長いと選手には変な疲れが残る。逆に無駄を削ったり、効率性を考えていかに短くしていくかを考えてみてはどうだろうか。腹八分くらいの練習量や時間くらいが、選手にまた次の日も練習したいと思わせる。モチベーションも維持しやすい。練習の場は指導者の自己満足の場でもなければ、指導者が主役の場でもない。選手のための場であり選手が主役。であるならば、やはり昔ながらの指導者の方法論に合わせさせるのではなく、今の主役の選手に合わせた方法論が必要になる。しかし方法論は変われど、求めていくのは選手に愛情を注いで大切に育んでいくこと。
女子重量挙げオリンピック日本代表 三宅宏実選手
2012/07/09
女子重量挙げでオリンピック日本代表の三宅宏実選手。重量挙げでは一瞬の迷いが命とりになってしまう。三宅選手には次のような話をした。迷うくらいならやらない方がいい。悩むならとことん悩み抜いた方がいい。迷うは迷走をもたらし、出口のないトンネルに入り込んでしまう。迷わず始めたことなら、その物事をより良くしていくためにとことん悩めばいい。悩みの過程のない物事は軽率なものにしかならないから。迷いが生じたら直感を信じてみる。迷いは素直な自分の心と、計算して損得勘定をしている自分の心との葛藤。やりたくはないけど、やったら得かな…みたいな。やりたいと思ったら迷わず自分の心に従い、どうやってより素晴らしくやっていくのかを悩む方が遥かに建設的だ。練習ではとことん悩み抜いて、本番では迷いなく悩むことなく思い切って臨んでいく。
広島カープ 栗原健太選手
2012/06/25
怪我で今季は難しい広島カープの栗原健太選手。クリとは5年くらいの関係になるが、普段は元気なクリもさすがに元気を失っている。身体を動かせず練習ができないと焦ったり、気持ちが晴れず落ち込んだりする選手も多い。クリはそこまでではないが…クリにはこの時期に野球学を勉強しようと伝えた。野球学。それは取り組んでいるメンタル面はもちろん、運動力学や身体構造、運動生理学などのスポーツ科学を野球に転化していくこと。これを教えていく。メンタル以外も教えていく。今まで感覚でプレーしていたことを科学的に分析し理解を深めていく。やはり時間があって腰を据えてやらなくてはならないとできない。短期的な視点で見ればマイナスに見えることも、長期的な視点で見ればプラスに転化していくことはできる。そのためには今、一番何をするのか?が大切になる。とにかく焦らないこと。そのためには意識をどこに向けるかが重要になる。今やることが将来にいかにプラスに繋がるのかを理解しなくてはいけない。
読売巨人軍 西村健太郎投手
2012/06/25
巨人の西村健太郎投手。ニッシーは同じ広島出身の投手ということもあり期待している。ニッシーには、スポーツの方が勉強より楽なんて思ってるかもしれないけど、遥かにスポーツの方が難しいんだよと伝える。勉強は範囲もあるし、解き方も教えてもらえるし、明らかな正解もある。覚えさえすれば、覚えた分だけ点数にもなる。しかしスポーツは…絶対的な正解はない。やはり自分で上達する方法を探して自分の答えを見出だしていくしかない。練習をしたからした分だけ結果が出るというものでもない。スポーツ選手の多くは勉強は苦手だった、スポーツの方が得意だったと口にするが、本当なら勉強の方が答えが決まってるし、解き方だって決まってたから楽だったと答えてもらいたい。そう答えられるくらいスポーツに高い意識で取り組んでもらいたい。それくらい考えながらスポーツに打ち込んでもらいたい。スポーツは肉体労働ではない。限りなく難しい知的労働だ。その知的労働を身体を使って表現していくもの。ニッシーはしっかりと知的労働をしてくれている。
サッカー日本代表前監督 岡田武史監督
2012/06/25
サッカー日本代表監督を務められた岡田武史監督。岡田さんは大学の先輩後輩。あと従兄弟が岡田さんの大学のサッカー部の一年先輩ということもあり親しくさせていただいている。岡田さんとはしばしばチーム構築について話し合った。馬力のあるチームほど、簡単な小さなほころびからチーム力が崩れていくと話された。そこで提案したのが次のような話だった。車がチームだとするなら、運転手は指揮官。タイヤは選手。いくら指揮官が目指すべき場所にチームを導こうとしても、タイヤの一つがパンクしてしまえば、車はその方向に引っ張られていき、本来の目指す道筋から外れていってしまう。指揮官は常にタイヤ(選手)がパンクしないかチェックするのも大切な仕事だ。タイヤは昨日は平気でも今日はパンクするかもしれない。しかし小さな傷や空気圧などを細かく調べていればある程度は予防していける。選手がパンクするのは心理的な要因が大きい。そこで選手の心のモチベーションや心理状態を図るチェックシートを渡して日々選手達にチェックした。
広島カープ 梅津智弘投手
2012/06/25
広島カープの梅津智弘投手。梅くんは、意識が高いので野球に対する取り組みも高い。投手にとってマウンドやプレートは最大の武器であるにも関わらず上手に活用できていない投手も多い。坂道を駆け上がるダッシュをする投手は多いが、梅くんには坂道を駆け下るダッシュをするように勧めた。身体的な苦痛は上り坂の方が強いが、別に苦痛を越えるためにダッシュする訳ではない。下り坂では上手にブレーキをかけながら下らなくてはいけない。これはマウンドを活用する時にも必要になる。勢いをつけて下る身体にブレーキをかけると上半身はバランスを崩しそうになるが投球時にもこのバランス維持は大切になる。勢いよくスピードを出している車に急ブレーキをかけるとそこには大きな力が生まれる。この力をさらに下り坂で加速させた状態で行うのだ。
横浜Fマリノス 中澤佑二選手
2012/06/25
サッカー日本代表も経験した横浜Fマリノスの中澤佑二選手。ゆーじとは古くヴェルディの頃から。練習は時間や量ではないと繰り返し伝えてきた。ダッシュを何本くらいやったらいいか?とゆーじから質問を受けた。「全力で走れる限りは走れるだけ走ろう」と伝えた。仮に20本走ると目標を立てたら20本をこなす走りになる。ダラダラと力を抜いて走っても力にはならない。練習はこなすものではない。練習は自分の全力を出す訓練をする場所。手抜きを覚える場所ではない。今日が全力で5本しか走れなくても一週間後に6本、一ヶ月後には10本…と全力でできることが増えていけばそれは自分の進化だ。逆に疲れて自分が全力でできなくなったら終わり。ストイックに倒れるまで走ればいいとは思わない。フラフラになって練習しても怪我のもとだし、間違った動きを学習する危険性もあるからだ。
読売巨人軍 山口鉄也投手
2012/06/19
巨人の山口鉄也投手。テストを受けたり、育成枠から這い上がった男だけに、ぐっさんには浮わついた部分がなく地道さが身についている。「はい!!やります!!」「はい!!できます!!」と簡単に口にする人ほど意外にできなかったり続かなかったりする。しかし、ぐっさんは「できそうな事が一番難しいですよね」と口にした。若いのに解っているなと感じたのを思い出す。自分が難しいと感じることは簡単。それは難しいと感じているから真剣に取り組めるし意識もそこからブレることがないから。しかし、こんなの簡単と感じることは難しい。意識は薄れるし油断してしまうから。簡単と感じることほど難しいと肝に銘じておかなければ簡単なことに足元をすくわれてしまう。1日1分のトレーニングを毎日しろと言われれば楽勝と感じるだろう。1分なんて大したことないと。それくらいなら続けられると。しかし1分だから難しい。忘れてしまい、やらなくても平気になっていくのだ。ぐっさんはその難しさを知っているが故に地道にしっかりと簡単なことを手を抜かずにやり抜いていけるのだ。
中日ドラゴンズ 浅尾拓也投手
2012/06/19
中日ドラゴンズの浅尾拓也投手。たっくんとは出会ってからまだ二年目。真面目な性格だが、器用なタイプの選手なので上手に凌いでいけたりする。たっくんには出会った時から次のような話をよくしたのを思い出す。手を抜きや楽をしても結果は手に入るかもしれないが、過程という結果の前段階も、感動という結果の後段階もないまま結果だけが点として残る。過程があるから結果の意味が大きいし、その結果に伴う感動も大きくなる。手を抜かず真摯に地道に過程を積み上げていくことを常に忘れてはいけない。勝利という結果は次の瞬間からは過去になる。結果は過去の事実になる。しかしそこに至るまでの過程は、次の勝負に向けての道標になる。そこで得た感動は次に向けてのエネルギーになる。どんなに楽をできるような勝負であっても、簡単に勝てそうな試合でも、結果ではない過程を充実したものにしなくてはならない。楽をしない全力を自分の弱さに負けずに出し切る。それはまた次に繋がる勝負なのだから。たっくんは手を抜くことなく一球一球に至るまで自分の過程をしっかりと踏んでくれている。きっと近い将来、今以上に球界を代表する投手になってくれるはずだ。
大相撲 旭天鵬関
2012/06/19
大相撲の旭天鵬関。37歳の幕内最年長初優勝を果たす。優勝は素直に嬉しい。しかし、ここからがさらなる勝負所であろう。よく土俵際という言葉が相撲以外でも使われるが、たいていは追い込まれたピンチの状態を意味する。でも自分の意識次第ではピンチではなくなるということを旭天鵬関には伝えた。際は内側は勝ち、外側は負けを意味するがその線は点ではない。円の線だ。際はまだ左右に逃げ道があるということ。追い詰められたと思えば負けてしまう。反対に自分は円の端まで広くスペースを使って相撲をしている。相手は自分を際まで追い詰めたと思っている。その瞬間に相手の気持ちは一瞬緩む。そこで自分も駄目だと思えば終わってしまう。しかし、今自分が円の際にいるなら丸々円の中には使えるスペースがある。また円の特性を生かして左右に力を逃がせば正面から押している相手の押しは横滑りしていき最後は反転する。そして逆転に持ち込める。まさにピンチをチャンスに変えていく力を身につけようと伝えた。円の特性と土俵際という特性を生かせばまだまだ逆転していけるのだ。際が終わりではなく、そこは逆転させていく始まりなのだ。
サッカー日本代表 清武弘嗣選手
2012/06/19
見よ!!素晴らしすぎる!!この肉体。サッカー日本代表の清武弘嗣選手。キヨの身体能力の高さにはいつも驚かされる。キヨに身体の使い方のイメージトレーニングをさせるといつも楽しくなる。それはイメージ通りに身体を動かせる柔軟性を兼ね備えているから。選手によっては身体が固く、それによって関節の可動域が狭くなりいくらイメージを伝えてもイメージ通りに身体を使い切れない選手も多い。そのようにイメージと現実のズレが大きいと本人はイメージ通りに動かしているつもりがパフォーマンスは違うものになっていてスランプになりやすくなる。またそのような選手は怪我も多くなる。身体的なトレーニングとメンタルトレーニングを融合させながらイメージと身体のズレを少しずつ矯正していく。この時に身体の今の現実と理想のイメージとのバランスを図りながら慎重に進めていく。キヨにはかなり高いレベルを求めていけるので、それに合わせてサッカーのパフォーマンスも向上していく楽しさも同時に味あわせてもらえている。
オリックスバッファローズ 木佐貫洋投手
2012/06/19
オリックスバッファローズの木佐貫洋投手です。キサは出会う前から著書を愛読してメンタルの勉強をしてくれていた。勝利投手のその後に。勝ち投手になった時にこそ、やるべきことはたくさんある。浮かれて喜んでいては長くは好調を維持していけない。試合の直後に疲れた肉体と気だるい解放感に打ち勝って自己分析を行っていく。試合の組み立て、流れといった大きなものから、自分の心技体の状態やどのようにそれらを使ったから素晴らしい動きができたのかを一時間くらいかけて詳細に行っていく。プロの選手は大人だから試合後にお酒で祝杯を上げたりするのもいいと思う。張り詰めた心身を解放してあげるのも大切だ。しかし、それはやるべきことをやった後。人間の記憶は時間の経過と共に薄れて曖昧になっていく。やはり鮮明な記憶のうちに好投できた理由をしっかりと分析しておきたい。クラスタリング技法。素晴らしいプレーをたくさん分析していくとそこにはいくつかの共通項が見つけ出していける。
阪神タイガース 鳥谷敬選手
2012/06/19
大学の後輩でもある阪神タイガースの鳥谷敬選手。鳥谷くんからいただいたユニフォーム。四年前に鳥谷くんが苦しんでいた時に伝えた言葉を今なお大切に覚えてくれている。次のような言葉を伝えた。悲しいなら、辛いなら、悔しいなら本気で涙を流せばいい。涙が出るのは本気で自分自身と向き合っているから。自分の心から目を背け自分を誤魔化してヘラヘラ笑っていることがポジティブなことではない。本気で涙した後にどう生きていくのか。本気で落ちたならそのエネルギーで今度は上がればいい。プライドとは他人に格好よく見せたり、凄そうに見せたりといったような上べだけを取り繕うためのものではない。本当に駄目になりそうな時に自分が自分自身を踏ん張らせ立て直していける力だと。だから変な格好つける必要なんかないし、なりふり構わず他人なんか気にせず泣けばいい。その代わり真のプライドで自分に負けることだけはないようにしよう。泣いた後は一気に駆け上がろう。それこそがポジティブなんだと。
サッカー 稲本潤一選手
2012/06/11
サッカー日本代表も長く経験したイナこと稲本潤一選手。明るくてお茶目な男だ。イナには自分のリズムでサッカーをする重要性を伝えてきた。人間が二人以上にあると、その場をリードする側とリードされる側に分かれる。サッカーの場合、オフェンスがその場をリードしてディフェンスがリードされる側と思われがちだが、リードするディフェンスをしていかなければ、常にオフェンスに振り回されてしまう。ディフェンスは相手のオフェンスが状況を見て仕掛けようとする一瞬の空白の時間に先に動いてその場をリードしていく。このタイミングが少しでもズレてしまうと致命的になる。この間をサッカーだけでなく日常の様々な場面でトレーニングを繰り返してきた。それを徹底的にできるようにしなくては、サッカーのように早い間で形にしていくことはできない。イナはもともと空気を読むのが敏感で、空気を作り出すのが上手かったので割と短期間にリードするディフェンスをマスターできた。特に海外のように身体の大きく俊敏な選手を相手にした時にはこの一瞬の間でリードする側に回れたのは大きい。
サッカー 柏木陽介選手、細貝萌選手
2012/06/11
サッカー日本代表も経験した広島時代から関係のある現在浦和レッズの柏木陽介選手と細貝萌選手。陽介と萌の2人にはより高い意識でプレーしてもらいたいので、もしサッカーが11人ではなく6人でやるとどうなるだろうか?と質問をぶつけてみた。キーパーを除けばピッチ内で動けるのは5人。10人でやろうと思えば、お互いがお互いに対して依存心が無意識のうちに芽生えてくる。お互いのファジーなエリアではお互いがそこは相手が何とか対応してくれるだろうという油断が生まれたり、お互いが遠慮して譲り合ったり…しかし5人でプレーしようとすると人数が少なくなり相手には依存できなくなる。自分が積極的に動かなくてはいけなくなるし、自分の責任の範囲が広くなる。それができた上で残りの5人の仲間がいるのだ。大切なのは余分な仕事を充分にできる技術や体力を持った上で幅広い役割をできるようになること。その上で10人の1人としての役割を担うこと。最初から10分の1という意識を捨てて5分の1という意識を持っておくこと。100点のチーム力を10人で割ればいいという発想では1人10点でいい。しかしそれでは最高でも100点にしかならない。しかし5人で割れば20点必要になる。これが10人になれば最高200点の力になる可能性を秘めている。
メジャーリーガー 青木宣親選手
2012/06/11
メジャーリーガー青木宣親選手。今季から新たなチャレンジ。たくさんの困難を乗り切っていってもらいたい。ノリには人と同じ山を登る限りはそれ以上の景色を見ることはできないと伝えた。多くの選手は三割という山を登るために、誰もが同じような登山道を登っていく。三割打者がしている練習を真似して練習したり、三割打者からいろいろなことを聞いたりする。ノリには四割の山を目指そう!と話した。四割打者はいないから真似も聞くこともできない。自分で登り道を探さなくてはいけない。人と同じ山を同じように登ろうとしてもそれ以上の結果は残らないし、大半はそこに行き着くまでに挫折したりしてしまう。四割の山を目指す過程での三割打者。ノリには野球界の常識や定石を疑え、ルーティーンとか慣習になっている練習を常に疑えと話した。練習するなら常に人と違う練習をするように伝えてきた。それは間違えれば0割の道になるし、正しければ四割の道になる。少なくとも誰もが肩を並べて目指す三割の道ではない。
サッカー日本代表 駒野友一選手
2012/06/11
サッカー日本代表の駒野友一選手。コマユウはアグレッシブな選手。以前に彼に伝えたことを思い出した。攻撃は最大の防御なり、というが、攻撃をするということは同時に自分の中にたくさんの隙ができる。またどんな攻撃かという手の内を見せていることになる。対応力のある守備が相手だと軽くいなされて墓穴を掘ることもあるだろう。攻めの気持ちは大切だが、気持ちのまま下手に動いて攻撃してしまうと…攻撃を仕掛ける側は一つの攻撃しか仕掛けられないが、守備には受け手として複数の選択肢を選択できる。攻撃の側は守りの心理で慎重に攻撃を仕掛けて、守備の側は攻めの心理で対応するくらいでちょうどいい。むやみやたらの無茶な攻撃は自爆しかねないし、腰の引けたような萎えた守備は自滅しかねない。心のほんのちょっとのバランスの乱れでプレーはまるで違ったものになる。単純に攻撃は最大の防御と言えないところにスポーツの難しさがある。
サッカー 小野伸二選手
2012/06/03
サッカーの小野伸二選手。伸二とはかれこれ出会ってから10年近くになる。伸二は感覚と理屈のバランスのとれた選手になってもらいたいと感じている。伸二にはイルカやアシカの口先にボールを乗せてバランスをとる映像や、犬が四本足で上手にボールをドリブルする映像などを見せた。何故?どうやって?そんなに器用に身体を使えるのかを教えてきた。人間ももともとは四足歩行の生き物だった。二足で立つ犬がどうやって身体のバランスをとるのかも教えた。動物はどうやって身体を使うかなどは考えず感覚でそれらのことをやるのだが、自然に感覚的に絶妙なバランスをとっている。それをただ眺めているのではなく人間は何故?どうやって?と考えることができる。ある意味で不可能なようなことを可能にした動物の感覚をしっかりと理屈で理解をしていくこと。人間は理屈で理解できたことを今度は感覚で表現していくことができる。人間以上に感覚の優れた動物の出した奇跡を奇跡として受け流すのではなく、それを最大限の教材にして奇跡や偶然を理屈で理解して再現性のある必然に変えていく。
レスリング 吉田沙保里選手
2012/06/03
二大会連続のオリンピック、レスリングの金メダリストの吉田沙保里選手。戦いに挑む。この意味を吉田選手には伝えた。金メダルと取るということは戦っても負ける相手がいないということを意味する。負ける相手がいない中では果たして自分は何のために、誰を目標に戦いと挑んでいけばいいのかが見えなくなっていく時がある。吉田選手には常に今のレベルにある自分に対して、もう一人の自分がいかに戦いいかに勝つかを考えるように伝えた。その常にワンランク上の自分自身を倒すために、今の自分が練習に、試合に挑み続けていく。水泳や陸上は相手との対戦の先にタイムという対戦できるものがある。しかしレスリングにはない。であるなら、自分がもう一人の最強の自分を作り上げ、自分の中で競り合っていくしかない。
テニス 錦織圭選手
2012/06/03
世界の四大大会で活躍するテニスの錦織圭選手。圭くんとは島根の中学時代からで、初めて会った時には可愛らしい中学生と感じたものだ。世界を相手に戦うというが、世界のライバルを目標にするというのとは少し違う。好きなテニスをやり、まずは身近な初心者と一緒に同じレベルで戦うから楽しい。自分のテニスのレベルが中級になると初心者と試合をしても楽しくない。上級になると中級としても楽しくない。楽しさ、それは同じレベルの互角に戦える相手と戦う時だけに感じられる。要は相手がどうこうではなく、自分のレベルを上げていくこと。そして自分のレベルと同じくらいの相手と戦うこと。好きなテニスをとことん好きになるということは、相手に勝つことにはない。相手がどうこうではなく自分のテニスをとことん巧くさせていき進化をさせていくこと。その進化の過程の中でその時々のレベルに応じた相手と全力でプレーすること。世界が目標でも、ライバルが目標でもない。目標があるとしたら未来の進化した自分。
阪神タイガース 桧山進次郎選手
2012/06/03
代打の神様、阪神タイガースの桧山進次郎選手。43歳になる今年も現役でグランドに立ち続ける。ひーやんと初めて会った時はかれこれ十年前になるから長い付き合いにある。『代打の神様』今の彼には最高のネーミングだ。仮に三割を打つとする。10打数3安打と、100打数30安打。このどちらも三割だがどちらが達成しやすいだろうか…いつ出番が来るか分からない、さらに出番が来た時はチームにとっては絶好のチャンスの大切な時。その一打席に全てを懸けて全てを出し切る。彼には前日から準備をしてもらう。明日の登板予定の自分達と相手の投手を。さらには自チームと相手チームの打者の調子を総合的に計算してどのようなゲーム展開になるか何十通りかイメージさせる。そのイメージの中でそれぞれの展開のどこで自分の出番が来るかを考える。そしてその場面のイメージで、実際にバットを握り、相手投手のボールの軌道や捕手の配球の癖を考慮して素振りを行う。当然、点差やアウトカウントやランナーなど状況によって自分の役割は違ってくる。ただヒットを打てばいいという訳ではない。代打は切り札。役割によっては打つ方向も違ってくる。そんな緻密なイメージトレーニングと試合を想定した素振りを淡々と繰り返していく。あるかどうかすら分からないその一打席のための準備。しかし一打席だからこそ入念すぎるくらいの準備が必要になるのだ。
広島カープ 水本勝己コーチ
2012/06/03
『壁』これはプロ野球のブルペン捕手の俗称。ブルペンという光の当たらない場所でひたすら投手のボールを壁のように受ける。広島カープ水本勝己コーチは長年、この壁の役割を担ってきた。そしてついに異例の三軍統括コーチに昇格を果たした男。大変な勉強家で単にブルペンで捕球するだけでなくフィジカルな面、メンタルな面にも常に学びの姿勢を忘れない。投手のフォームを見ながら投手コーチでも気づかないアドバイスを送る。そんな力を買われてWBCの日本代表のブルペン捕手にも召集された。投手の言いなりの壁ではなく、どんな日本代表の一流投手が相手だろうが的確に指示やアドバイスを送る。水本さんとよく話すのは『脇役の主役である』ということ。脇役は脇役という姿勢では名脇役にすらなれない。ただの壁で終わってしまう。脇役なら脇役に徹し切ってとことんまでその道のプロになる。脇役の主役という高い意識を持って取り組んでいくこと。すると投手陣から絶大な信頼を受ける。自分の役割を誇りに思い、その役割に関しては誰にも負けないくらいまで進化を遂げること。
マリナーズ イチロー選手
2012/05/28
イチロー選手と一番最初に会ったのは、かれこれもう十数年前になる。初めて会った時に不思議とすぐに深い話をすることになったのを思い出す。野球をどうこうの前に人間の器を大きくしていこうと話した。みんな、それぞれにやることによってスキルとかテクニックにばかり走ろうとする人は多い。しかし人は自分の人間の器以上のことはできない。小さな器の中では大木に育つ苗さえも盆栽以上には育たない。器に合わせて育ち方は違う。人間の器の範囲内の人間関係、仕事、恋愛、結婚生活、などなどを行う訳で野球もその一つにしか過ぎない。人間の器が小さければ小さい野球になる。器が大きければ大きい野球ができる。器が大きければ野球も仕事も人間関係も立派にやっていける。器の一つ、思考力をとってみても幅のある思考、深みのある思考の人と、狭く浅い人とでは何をやってもその差は歴然としてくるだろう。一流は何をやったとしても一流になれると話した。同じ人間が同じ器の中で単にそれぞれにやることが違うだけだと伝えてきた。小手先のテクニックやスキルではない、人間の本質である器をいかに広げて深くしていくかを模索してきた。そう、器は球体だ。横の幅と縦の幅とがある。広くて深みのある人間。
広島カープ 東出輝裕選手
2012/05/28
広島カープの東出輝裕選手。今だに東出くんと会う時には高校球児のような印象を持つ。身長や坊主頭というのもあるがグランドでも誰よりも一番ユニフォームを汚している。写真では分かりづらいだろうが、ユニフォームのボタンが取れかけている。ユニフォームが地面とこすれてボタンの糸も擦りきれる。いつも東出くんと話していると野球小僧がそのままそこにいる印象なのだ。守備が巧くないのは自覚している。巧くないならせめて気持ちで諦めないプレーをしようと伝えてきた。身体にボールを当てて止めてもいい。打球に追いつかないなら身体で飛び込めばいい。野球は美しく華麗な守備を見せることが目的ではなく、あくまでボールを送球してアウトにすることが目的。であるなら泥臭くプレーしてもいいじゃないかと。もちろんプロは見せるプレーも大切ではある。ファンはその華麗なフィールディングに魅せられる。しかしプロが見せるのは単にその華麗さだけではないのではないか…泥臭く最後の最後まで諦めない姿勢。それを伝えるのもプロではないかと。ユニフォームが土で真っ黒になって汗で染まる。高校球児のような野球。もしかしたらプロが一番忘れていきがちな、ひたむきな野球。そんな選手がいてもいいと感じる。
サッカー日本代表 今野泰幸選手
2012/05/28
サッカーの日本代表、今野泰幸選手。会った当初の頃はコンちゃんは東北の人特有の素朴で口数の少ない選手だった。冗談でチョモロと呼んでもいた。ちょっとだけ面白いの略。サッカーの技術は一級品だったのでメチャモロになれるくらいにはじける力がついたら将来が楽しみだと感じた。シャイと言えば聞こえはいいが…その実、他人が気になる、出る杭は打たれるから出ないようにする、自意識過剰、自分の心を開けない、などなど様々な理由で突き抜けられない。弾け切れない萎縮した心はプレーで全力を出し切ることを阻害する。自分自身を突き破った先に自分でも想像すらしなかった力が表れる。コンちゃんを事あるごとにイジリ倒してきた。最初は照れて何も返せなかったのに次第にコンちゃんから突っ込みが入るようになり…次第にバカになり切る楽しさを伝えてきた。するとピッチの上でも果敢な声を出したり、ファンやチームメイトの目なんて気にしない無我夢中の全力プレーが出てくるようになってきた。今や若き日本代表を支える支柱のような役割になってきた。本当に人柄は優れている。その上にさらに面白さが加わり若手にも親しまれる存在になってきた。
レンジャース ダルビッシュ有投手
2012/05/28
今季よりメジャーリーグのテキサスレンジャースでプレーしているダルビッシュ有投手。ダルビッシュ投手とはWBCの頃からの関わりだが、ピンチを迎えた時や配球に迷った時にこそ、マウンドに立つ自分が一番投げたくないボールを自信を持って投げるように伝えてきた。普通なら一番投げたいボールを投げたいところだが何故か!?相手打者もそのケースでダルビッシュ投手がどんなボールを投げたがっているかは考えるからだ。裏をかくという話だけではない。ピンチのケースではやはり失点してしまう可能性は高くなる。しかもそれがゲームの序盤や中盤ならどうなるか…一番投げたい得意なボールを投げて打たれた時のダメージは失点と共に嫌なイメージを残してしまう。ダルビッシュ投手の場合は終盤までは投げる。であるなら仮に打たれた場合でもダメージを最小限にしておきたい。打者の裏をかいて押さえられればベスト。仮に打たれても一番投げたくないボールを投げて打たれたのだから仕方ないと気持ちを切り替えやすい。やはりこれだ!!というボールを打たれた投手の心理的なダメージは大きく、その後の投球に大きく影響する。プラスの意味で心の逃げ道を作っておく。しかし投げる時は逃げるどころか、その投げたくないボールを堂々と自信を持って逃げずに投げ込んでいくのだ。
広島カープ 前田健太投手、齊藤悠葵投手
2012/05/28
広島カープのマエケンこと前田健太投手とユウキこと齊藤悠葵投手。共に今後のカープを支える投手。夢への階段は夢を見ることができた者しか上ることはできない。階段は右肩上がりの直線ではない。時に下りも待ち構えていたり、たった一段上るのが大変な時もある。時に階段の上に雲がかかり夢が見えずに夢を失ってしまうような錯覚にとらわれることもある。あるいは、足許や前方に霞がかかり進むことを妨げることもある。夢を手にできる者は、いついかなる時も自分の夢を定点観測して見えない時でもまた見えるのを信じて見続けることができた者だけ。いかなる階段も諦めずに地道に一段、一段上り続けた者だけ。不安や恐怖を感じても勇気をふり絞って夢を手にする想いを持ち続けた者だけ。簡単に辿り着ける場所は夢とは呼ばない。それは単なる目標であるだけ。夢はその存在すら揺れ動く。夢は冷静にドライに考えてしまえば消えてしまいそうになる。そう、夢の階段をどこか一段踏み外していたら彼らはここにはいないのだから。夢を見失ったり諦めたらここにはいないのだから。まだまだ彼らの夢の階段は続いていく…一つの夢を実現できた者だけ次なる夢を見ることができる。
ヤンキース 黒田博樹投手
2012/05/21
メジャーリーグで活躍するクロこと黒田博樹投手。クロとはカープ時代からの付き合いで、最初は佐々岡投手と共に会っていた頃を思い出す。佐々岡さんとメントレを始めて、クロも弟分として興味を持ちメントレを始めた。当時はエースの座を佐々岡さんから受け継ぎカープのエースとして活躍していた。正直、クロは当時真剣にメジャーへの挑戦を悩んでいた。ファンの想いを感じ大切にできる男だから。人生は一度きり。当たり前だが過ぎ去りし時間は逆戻りはさせられない。ましてや現役で選手をできる時間は有限であり、引退したらもうプロのマウンドには立てない。であるなら、人生に後悔を残したくないように一選手としての後悔を残してほしくなかった。あの時、夢に手が届いたのに掴まずに夢を捨てたという気持ちを持ってほしくなかった。カープファンのために夢を諦めて…引退した時にあの時にファンのために…という想いをファンに対しても持ってほしくなかった。ファンに対しては、あの時に自分の夢を後押ししてくれた大切な存在という想いを持ってほしかった。ファンのために犠牲になったという後悔だけは残してほしくなかった。ファンは現役時代は応援するが引退したら人生までは応援のしようがない。選手は引退後の人生の方が長い。であるなら、引退後の人生に繋がる選手としての終盤は夢に全力で挑んでほしかった。
ハンマー投げ金メダリスト 室伏広治選手
2012/05/21
オリンピック、ハンマー投げの金メダリストの室伏広治選手。室伏選手とは北京オリンピックの2年前からの関係。室伏選手とは様々なアイデア練習法を取り組んできた。ハンマー投げの動きを一つ一つ分析していく。そして投網を投げる練習をしたり、重いメディスンボールを後ろ向きで思いきり投げるなどなど…当たり前の練習は大切だがその当たり前からどれだけ抜け出した練習をできるかで技術のレベルは変わっていくものだ。人間の身体は単一な刺激には慣れていき、身体はその刺激に対して適応するようになっていく。そうすると練習の負荷を上げていくしかないのだが、無理して怪我に繋がる危険性も出てくる。その代わりとして身体に次々に別の刺激を入れていけばいい。ハンマー投げに必要だが普段のハンマー投げとは違う動きの刺激だ。気をつけなくてはいけないのは似ていて非なる動きもあれば、違ったように見えて同じ動きもある。動きの本質を見極めないといけない。似て非なる動きを入れてしまうと本来のハンマー投げの動きを逆に崩したり壊したりすることに繋がってしまうからだ。
女子ソフトボール日本代表 上野由岐子選手
2012/05/21
女子ソフトボール日本代表のエース、上野由岐子選手。北京オリンピックでは日本代表として見事、金メダルを獲得した。かれこれ7年くらいの付き合いになるが、いつも驚かされるのは彼女の練習に対する意識だ。ブルペンに入ると一球も遊び球がない。普通は数球はウォーミングアップを兼ねた遊び球を投げる投手が多い。プロ野球ですら数球は感覚を慣らすボールがある。しかし上野投手は一球目から全力投球。しかも球速もさることながら難しいコーナーギリギリを狙ったりする。試合のマウンドがグランドにあるとしたら、普段のマウンドはブルペンにある。マウンドに立ったら、そこにはもう練習の場ではなく真剣勝負の場と話す。試合で適当な遊び球を投げられないように、ブルペンと言えどマウンドに立てば一球とて一切の手を抜かない。スポーツの世界ではよく試合を意識した練習をしなくてはと口にする選手は多いが、ここまで徹底した意識でプレーをする選手は少ない。どうしても甘さが見えてくる。試合だろうが練習だろうがマウンドに立ったら即本番。それまでの準備はマウンドに上がる手前で100%終わらせておく。
サッカー日本代表 槙野智章選手
2012/05/15
サッカー日本代表のマッキーこと槙野智章選手。サンフレッチェ広島の頃からの付き合いだ。マッキーと言えばサンフレ時代からゴールを決めた後のゴールパフォーマンスも有名。どうせ、パフォーマンスをするなら一人でやるより、みんなでやった方がチームの団結力やチームのモチベーションも高まるよね、とお互いに話していた。パフォーマンスで息を合わせることでプレーの息も合ってくるし、そのパフォーマンスを披露したいと思えば、さらに貪欲にチーム一丸となって得点を取りたいという気持ちになってくる。選手は、特にプロ選手はアスリートであると同時にパフォーマーでなければいけない。それは違うことのようでいて、本質的には高いパフォーマンスを発揮するという点においては同じだ。また次々に新しいパフォーマンスを考案するというのは、遊び心と創造力を必要とする。これはサッカーのプレーにも共通する。アイデアが乏しければサッカーの進化形もない。頭を柔軟にしていくためにもいいのではないかと…ゴールはフォワードだけで取れるものではない。味方全員の力でボールを繋げたからこそ。であるなら、ゴールを決めた全員で喜びを分かち合おうと。その感動がまた次のプレーに繋がっていく。そんなチームの姿が最終的にはサポーターへのファンサービスへと繋がればいい。さらにはサンフレの一つの特徴として全国に発信していければいいと。マッキーが移籍してもサンフレの遺伝子には組み込まれている。
サッカー日本代表 中村憲剛選手
2012/05/15
サッカー日本代表のケンゴこと中村憲剛選手。初めて会った時には身体の線も細くてサッカー選手?と思ったものだが、今や日本を代表する選手に。ケンゴには空想サッカーを伝えてきた。自分が、あるいはチームができるプレーでどのようなゲームプランを立てるのかを考えるのではなく…まさに空想、いや妄想サッカー。自分もチームの実力も関係ない。どんなサッカーが面白いか?幻想的で魅力を感じるか?様々な問いを投げ掛ける。しかしなかなか現実サッカーからアイデアが広がらないから一つ一つサッカーの固定観念やケンゴの思考パターンを壊していく作業を入れていく。空想サッカー的な頭脳が完成したら、その空想と現実とを検証してそこの差を埋めていくために身体をいかに使えばいいのか、どのように走るラインを取ればいいのかなど細部にわたって詳細に教えていく。マジシャン・ケンゴになろう!と。見てる人や相手の選手が狐につままれたような思いを与えられる選手になろう!と。え?今のは何?というプレーを目指していく中で、今やファンタジスタに。
シアトルマリナーズ 川崎宗則選手
2012/05/15
シアトルマリナーズの川崎宗則選手ことムネリン。見事に念願の舞台に立つ。福岡ソフトバンクホークスの途中くらいではメジャーに興味はないと話していたが…WBCでのイチロー選手との出会いが彼を変えた。メジャーではなくイチロー選手を追いかける。今の時代に誰かに強く憧れ、誰かを本気で追いかけ、誰かから全てを学び取りたいと思うような人は減ってきた。子どもではなく、大の大人が自分の人生をかけて追いかける。アメリカに行く前に、どんな結果になろうが後悔はない、イチローさんから一つでも二つでも学べれば自分には財産だから、と話してくれた。日本でプレーする限りは心配はないが、自分の野球人生を考えると、脂の乗っている時期をどう過ごすかは大切になる。自分の身体で表現できる時にイチロー選手から学んだことで自分の野球を進化させていく。リスクを犯してでも安定よりも進化していくことを選択したムネリンの結果よりもその先にある進化形がとても楽しみだ。
女子プロゴルファーを夢見るAKB48 山内鈴蘭さん
2012/05/15
女子プロゴルファーを夢見るAKB48の山内鈴蘭さんの挑戦。高畑はメンタルトレーニングの指導をする。今回はゴルフ合宿ということもあり、同じくAKB48のメンバー、永尾まりやさんと川栄李奈さんが応援に駆けつけ賑やかな雰囲気に。山内鈴蘭さんは何事にも真剣に取り組む。頭の回転も早くメンタルトレーニングの意図も一伝えれば十を悟る。プロ野球選手でも苦しむ集中力トレーニングも高い集中力でクリアする。やると決めたら、とことんまでやり抜こうとする姿勢を感じる。できないプレーがあったらそのままやり過ごすのではなく、できるまで練習を繰り返していく。いつまでもゴルフが好きという心を失うことなく、プロの夢が叶わなかったとしても将来もずっと大好きなゴルフを飽くことなくプレーし続けてほしいと感じる。
千葉ロッテマリーンズ サブロー選手
2012/05/09
千葉ロッテマリーンズのサブロー選手。巨人への一時移籍もあったが今なお千葉の顔の選手である。投手の投げたボールの軌道に対してバットの軌道の点でボールを捕えるのではなく線で捕えるイメージを伝えてきた。サブロー選手はインコースのボールも綺麗に流し打ちできる。ボールの軌道とバットの軌道が同じライン上に重なっていれば、スイングスピードに変化を加えればいい。ほんの僅かな感覚だがスイングスピードを落とせばボールとの接点は後方になり流し打ちも可能になる。スイングそのものをレベルスイングにするという話ではない。あくまでもイメージ。二つのラインを重ねるために様々な身体的な動きを入れながらのイメージトレーニングを行ってきた。それができれば変化球も横変化のスライダーやシュートはミスショットが少なくなる。ミスショットしても空振りではなくバットには当ててファウルにはできる。縦変化のカーブやフォークは点で捕えなくてはならないため、これには膝を使っての縦のラインのイメージを作り出して対応する。バッティングは横と縦のラインの軌道イメージと身体のイメージを上手に持たなくてはいけない。サブロー選手にはそれこそ100種類近いイメージトレーニングを積み重ねてきた。
サッカー元日本代表 楢崎正剛選手
2012/05/09
サッカー日本代表のキーパーも務め、ワールドカップにも出場した楢崎正剛選手。ナラは飛んで来るボールの回転を見てボールの軌道を予測する。出会った当初には無地のボールに目立つマーキングをしてそのマーキングを目安に回転の判断をさせていった。回転数が速くても今ではボールにある模様から正確に判断できるようになった。野球ボールとは違いボールが大きいから見極めやすいと話す。次いで野球のボールを投げる時のシュート回転、スライダー回転の効率的な投げ方を教えて、自分の身体をそのイメージで投げ出す感覚を作り上げていく。ボールの回転と反対回転のボールを投げるように身体に捻りを加えて身体を投げ出して反応させていく。蹴る側からしたらスライダー回転なら、自分の側からしたら身体はシュート回転で投げ出す。ボールの軌道を見ながら判断していては反応は間に合わない。瞬時の軌道判断と瞬時の効率的な身体の軌道反応が求められる。ナラの凄さはその類いまれな練習量もさることながら、このような地道なことにも真剣に取り組めるところにある。
東京ヤクルトスワローズ 宮本慎也選手
2012/05/09
東京ヤクルトスワローズ宮本慎也選手。『心結の野球』慎也の野球は単に個人で2000本ヒットを積み重ねた以上の重みがある。慎也と始めて会ったのがもう10年前。10年来の付き合いになるが、彼にも色々とメンタルのアドバイスはしてきたが彼から教わることも多かった。同志社大学時代の試合中に慎也が一塁に送球した。一塁はエラーした。全く問題ない送球だった。しかし監督から怒られた。「自分が捕りやすいボールが必ずしも相手にとって捕りやすいボールではない!」自分には思い遣りが欠けていたと感じた。野手として自分の納得のいく送球をすれば終わりではない。送球と捕球。この二つの協同作業をしてこそアウトにできる。相手の特徴や性格、得意不得意をしっかり把握して相手がベストとする所に送球する。難しい位置からでも自分が苦労して相手に楽なボールを投げてあげる。『心結』これは自分と相手、さらにはチームメイトと心を結ぶということ。心が結ばれるからこそプレーも結ばれていく。それぞれが自分のベストだけ考えていては野球にならない。相手にとってのベストを作り出すための自分のベストを尽くす。
>読売巨人軍 村田修一選手
2012/05/03
今季より横浜から移籍して巨人でプレーする村田修一選手。村田くんの意外な特技はピアノ。小さな頃から習っていてなかなかの腕前。村田選手はパワーヒッターの印象があるが、ピアノの鍵盤のタッチと同じくらいの繊細さと柔らかさがある。繊細で柔らかさを持ちながら同時にボールをとらえるポイントでは力強い。また運動動作に対してもしっかりとした身体リズムを持てている。ストレートにしろ変化球にしろ、その球に合わせる身体リズムを持つ。よく使われるタイミングではなくリズムなのだ。ピアノをやっていたのは今でも役立ってますと話す。音楽の楽譜の流れの中でリズムの変化がある。ピアノをすることでその旋律の変化に瞬時に対応する力が身についていると思うという。音楽とスポーツの関係性。一般的には対極にあるように思われるが、身体を使って表現する、しかもリズムやテンポを崩さずに表現するという根本的な共通点がある。
シドニーオリンピック柔道 金メダリスト井上康生さん
2012/05/03
シドニーオリンピックの柔道、金メダリストの井上康生さん。今は柔道の全日本のコーチをしている。今や柔道は日本国内の武道を超えて世界のJUDOとしてスポーツになった。柔道も世界で戦うためにはポイントを重ねたり、相手の反則を誘ったりして判定勝ちが必要になる。井上さんはやはり柔道は一本勝ちをしてこそ価値があるとシドニーでも一本にこだわり全て一本勝ちで金メダルを獲得した。試合に勝って勝負に負けるという言葉があるが、井上さんにとって柔道は武道であり武道の本質は一本にある。その後、井上さんは一本にこだわり苦しむことになるが、最後にオリンピックを逃した時も後悔はないと話してくれた。自分の柔道を曲げて、勝負哲学を捨てて勝ってメダルを獲得しても自分が自分自身に誇れない。自分は柔道家であって、アスリートではないと。アスリートは結果を求め、武道家は過程を求めるのかもしれない。アスリートは西洋文化の影響を受け、武道家には東洋文化の精神が脈々と流れているのだろう。
AKB48 山内鈴蘭さん
2012/05/03
AKB48の山内鈴蘭さん。何故スポーツ交友録かというと彼女は小さな頃からゴルフを始めて今は女子プロゴルファーを夢見て目指している。ゴルフに役立つメンタルトレーニングを指導。とても明るく元気、そして負けず嫌いだけど素直な山内鈴蘭さん。集中力テストをするとプレッシャーがかかると普通以上に高い集中力を発揮する。その辺りはさすが芸能人という感じだ。しかし周りや自分自身の心の中の雑音には集中力を低下させてしまう。その辺りのアドバイスを行った。頭の回転の早い子。伝える内容以上の返答が返ってくる。ゴルフに対してのモチベーションを上げて、学校生活、芸能活動と並行して練習を地道に積み重ねている姿を見ると若いのに頭が下がる思いを感じる。女子プロゴルファーへの挑戦はまだまだ続く。
北海道日本ハムファイターズ 稲葉篤紀選手
2012/04/29
日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手。アツとは日本ハムに移籍した頃からだから長い。ついに2000本安打の偉業を!!アツには野球哲学の構築を勧めてきた。もともと感性はズバ抜けたものがあった。相手投手の配球も勘で感じ取る力。その勘を瞬間の勘で終わらせるのではなく心理学的にしっかりと裏打ちできる理論。もともとヤクルト時代に野村克也さんの下でID野球の基礎は叩き込まれている。そのID野球を徹底的に深堀りしていくことを共に進めていく中で相手の心理だけではなく自身の心理の動きにも関心を持たせていく。その中で心理の揺らぎを最小限に押さえ込んでいくための哲学を確立させていく過程を踏んでいく。アツは途中から野球に対する根本的な意識が変化する。野球を通しての徹底的な自己探求の旅をする。その旅の目的は究極の自己進化。そんな積み重ねの先にある大記録。記録は目的ではなく自己進化の一通過点にしか過ぎない。野球はそんな自己を表現する一風景。
サッカー日本代表 香川真司選手
2012/04/29
サッカー日本代表の香川真司選手。今や海外で活躍する選手。真司にはサッカーには二つの勇気があると伝えた。一つはシュートを打つ勇気。二つ目はシュートを打たない勇気。絶対的なチャンスを前にすると選手は急に気持ちが怯み、ここで外してしまったらという不安にかられてしまう。それに打ち勝つ勇気。反対に苦しい状況に置かれると選手は気持ちに焦りが生まれ、無理してでも何とかしてやろうと考える。そこでゴリ押ししてさらにピンチを広げる。それに打ち勝つ勇気。常に試合の状況を冷静に観察して今の自分にはどちらの勇気が求められているのかを自覚すること。シュートを打つ時には失敗を恐れず迷いなく蹴り込む。シュートを打たない時は打ちたい気持ちを押さえ込み一歩引いて誰かを生かすアシストをする。勇気がなければ本当の決断はできない。勇気を持つというのは自分の判断を信じて行動に移してその責任を自らが取るということ。
サッカー日本代表 松井大輔選手
2012/04/24
サッカー日本代表の松井大輔選手。「中学時代は荒れてたんですよ(笑)ゲーセン入り浸り、校則は坊主だったけど髪伸ばして染めたり、バイク乗り回したり」と話してくれた。大好きなサッカーも明けても暮れても球拾い。監督にも苛ついた。サッカーに対する気持ちが薄れていく…でも、心の根底にはどんなに自分自身を誤魔化しても誤魔化し切れないサッカーへの想いが燻っていた。小学校の時は優秀な選手で注目を浴びていた。あのままエリートでサッカーを続けていたら今の自分はないかもしれない…と話す。形は歪んでひねくれた行動を取ったが、一番サッカーを見つめていた時間だったのかもしれない。何をやっても心から満たされない。サッカーをしている時のような心が沸き立つような喜びがない。日本代表のピッチ上でもよく思い出すのはサッカーを思う存分できた高校時代やJリーグの頃ではなくこの中学時代。だからこそ今サッカーをできる自分に感謝してピッチに立つ。
元プロ野球投手 工藤公康氏
2012/04/19
プロ野球の失投の定義を工藤公康さんと話し合った。失投とは何か!?コースと高さという二つの軸がズレたボール。例えばアウトコース低めであればインコース低めなら失投ではなくインコース高めに投げてしまうと失投ということ。プロの投手でも一試合に何球かある。一流の打者はその失投を見逃さないで打ち崩す。プロ野球のレベルになると何球かの失投と打者の打ち損じが勝敗に大きく左右する。だから投手はここの場面は絶対にボールの高さだけはミスできないとか、絶対にコースは外せないと二つある軸の中の一つに集中する。若い頃は二つを同時に狙い過ぎて力が入りすぎて余計に失投になることもあった。しかし若い頃はスピードや勢いで失投をカバーもできた。しかしベテランはポイントを絞り切り失投には絶対に気をつけなくてはならない。
読売巨人軍 杉内俊哉投手
2012/04/17
今季から巨人に移籍した杉内俊哉投手。若い時から攻めの投球と守りの投球の極意を伝えてきた。杉内くんのいつも冷静な投球は安心して見ていられる。積極性と無謀とは違う。積極性には理性が働き、冷静な判断が伴う。しかし無謀には過信と欲望のみ。自分を信じる力は大切だが、等身大の実力は的確に把握できていなければ、できもしない事に手を出して信じる力が仇になってしまう。アスリートには無謀ではない積極的な行動を期待したい。挑むことはただやみくもに突き進むことではない。挑むために自分の実力の足りない部分を地道に埋めていくこと。自分の実力を正確に把握して実力以上のことはしないようにする代わりに、実力の範囲でできることには実力を出し切れるメンタル面の強化。
広島カープ 今村猛投手
2012/04/10
広島カープの今村猛投手。今やカープ終盤の要の投手になる。初めて会った時にはチームワーストの二軍で被安打77、自責点34という時だった。こういう時に慌ててはいけない。慌ててしまうと何もかもやろうとして頭の中が混乱してしまう。ピッチングで言えば、球速を上げる投げ方と制球力を高める投げ方とは根本的に違う。最終的には異なる二つの投げ方を融合させて着地点を見つけ出していくのだが…しかし慌てている時に二つを求めてしまうと二兎追うものは一兎をも得ず状態になり余計に悪くなってしまう。今村選手はまだ若いのだから、まずは制球力を気にせず球速を上げていく投げ方に特化させていく。すると球速は上がりある程度自信もつき慌てずに落ち着いて考えられるようになる。そこで次に制球力を高める投げ方を融合させていくようにするのだ。慌てている時には絶対に手を広げすぎてはいけない。まずは確実に一兎を得てから、二兎目を求めるようにしなくてはいけない。
サッカー日本代表 長友佑都選手
2012/04/02
サッカー日本代表の長友佑都選手。今や世界で戦う選手に成長した。FC東京時代によく話していたのは「先天的なモノはどうにもならないが後天的なモノはどうにでもできる」ということ。身長の低さはいかようにもできないが、逆にその低さを生かす道を考えてみるように勧めた。相手のオフェンスに対してディフェンスで入る場合に相手が大きければ大きい程、小さい選手は相手の懐の深い場所へと入りやすい。小判鮫のようにしつこく貼りつけば大きい選手は小さい選手の細かな動きにうんざりしていく。そのためには激しく走り続けていく体力が必要だ。大型車よりも小型車の方が燃費が良いのと同じで小さい選手の方が持久力をつけやすい。先天的なマイナスをプラスにできる戦術を立てて、その戦術に必要な後天的なモノをプラスにしていこうと伝えた。走り負けない走り続けられる体力。全体練習を終えても一人黙々と20キロくらい毎日のように走り続けた。その後も疲れた風もなくケロリとしていたのを思い出す。
阪神タイガース 金本知憲選手
2012/03/26
阪神タイガースのカネゴンこと金本知憲選手とは広島カープ時代からの付き合いだから長い。昔からよく伝えていたのが次のような話。スポーツとは、人生の生き方を学べる最高の遊びだ。その短いゲームの中には生きていく上で必要な様々な知恵が含まれている。人生の中では白黒など不明瞭なものがスポーツでは明確に形で体験できるようになっている。いかなる状況におかれてもその状況の中でのベストを尽くして自力で何とか切り拓いていかなくてはならない。仲間と同じ釜の飯を食うという言葉があるくらい深い繋がりの中で真の人間関係を学ぶ。普通に生きていてるよりも何倍も喜怒哀楽を感じられる。絶望も歓喜も含めて心底からの感動を味わえる。その最高の遊びを真剣に真摯に遊び切れば、そして自分自身を見つめていければ人生の大半のことは学び切れるだろう。
サッカー日本代表 遠藤保仁選手
2012/03/22
サッカーの日本代表のヤット君こと遠藤保仁選手には常に身体の末梢部分の毛細血管に意識を払うように伝えている。スポーツと毛細血管の関係。人間の体には毛細血管が走っている。毛細血管は1ミリメートルの100分の1くらいの極細の血管。主な役割は①栄養の運搬…タンパク質やブドウ糖などを身体の末端の組織まで運んでいく②気体の運搬…新陳代謝に必要な酸素を末端まで運んだり、末端の二酸化炭素を運び出してくれたりする③老廃物の除去…末端の組織の新陳代謝で生じた老廃物を持ち去ってくれる④侵入異物の攻撃…リンパ球や白血球が外へ出てきてウイルスなどを攻撃する。手足など身体の末梢部分が冷えている時は毛細血管は収縮して流れが悪くなっている。心理面でも身体が冷えていると交感神経が優位になり緊張状態が続いてしまう。スポーツをする時に、身体が冷えていると感じた時や寒い冬の時期には手や足先などの末端部分を温めたり、マッサージして血流を良くしてあげることが大切になる。
サッカー日本代表GK 川島永嗣選手
2012/03/09
ゴジと呼んでいるサッカー日本代表GKの川島永嗣選手に対するイメージトレーニングの一つ。GKであるが、コーナーからコーナーに半円形のラインを引いてそのライン上のあらゆる場所からゴールを見せる。それぞれの位置から見えるゴールは角度も違うため見え方やゴールのスペース幅も違ってくる。その位置から自分がフォワードならどんな蹴り方やどんな軌道のボールでシュートを狙うのかをイメージさせる。これはフォワード目線のイメージだ。今度はそのライン上の同じ場所にコーンを置き、自分はゴールキーパーの位置に戻り、そのコーンがどのように見えてそれが選手なら先程のイメージと同じように選手は動くかどうかを今度はキーパー目線でイメージをする。フォワード目線とキーパー目線とのズレを修正したり微調整をしながらポジショニングのイメージを構築していく。これをライン上のあらゆる場所で丁寧に行っていく。キーパーの仕事はボールのキャッチやパンチングよりも前に、自分のポジショニングでいかに相手のフォワードにゴールを狭く難しく感じさせるかが重要になる。
教育評論家 尾木ママこと尾木直樹さん
2012/03/05
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんと尾木ママ流タッピングについて話をした。タッピングとは、自分の手の指で自分の身体をトントンと叩いてリラックスする方法だ。「人間の指からは気が出てるから、それを身体に送るイメージで落ち着け~落ち着け~て伝えるように叩くのよ」とのこと。尾木ママの言葉に追加して、心理学的な観点から見るとタッピングは三つの効果が考えられる。一つ目は潜在意識下にある幼児期記憶。泣いている赤ちゃんが母親の手の平でトントンやると泣き止んで眠る。その安心感が甦るという点。二つ目は人間は単一かつ一定のリズムが続くと心理的な安定感を喚起される。単調で一定のリズムの話し方は催眠に誘導するのに適していたりもする。トントントンは特に心臓のリズムに合わせるのが効果的だ。三つ目はボディタッチによる安心感。恐怖感を感じた時に人間は誰かにつかまったり、自分自身の身体に触れたりする自然な反応がある。スポーツの緊張した場面だけではなく様々な分野で簡単にできる方法なので試してみるのもいいだろう。
空手道世界チャンピオン ミカエル・ジョルジオ・タナス選手
2012/02/13
空手道世界チャンピオンのギリシャのミカエル・ジョルジオ・タナス選手。型という制限の中で生まれる動きと、動きの中から自由に作り上げていく形。型は嵌め込むもの。形は作り上げていくもの。型は教わるもので、形は見つけ出していくもの。型は一つだが、形は人の数だけある。タナス選手の動きは時に優れたアウトボクシング選手、また時には優れたバスケットボール選手、ラグビー選手…空手ではありながら変幻自在。空手道の世界チャンピオンの動きを見ていると、それは型ではなく形だった。特に組手になると画一的なものは自由的かつ創造的なものにはなかなか歯が立たない。これは空手道だけではなくどのスポーツでも、どんな分野にも言える。日本人はどうしても最初に型を好み型から入ってしまう。タナス選手から様々なことを教えられた思いがある。タナス選手の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
総合格闘家 青木真也選手
2012/01/31
日本を代表するトップレベルの総合格闘家の青木真也選手です。『跳関十段』『バカサバイバー』の異名を持つ。「勝負の世界に生きる者として、リングの上は生きるか死ぬかの世界。関節技で相手の骨を折ることくらい何とも思わない」と話す。勝負はルールの範囲内ならどんな手を使ってでも勝ちにいく。格闘技の世界は勝たなくては生き残れない。青木選手の中には徹底した勝負哲学があり、それは他人がどう評価をしようが揺らがない。大学まで柔道を続けた。その時に、周りは一本という美しい勝ち方を求めても、ポイントを重ねて勝つことを貫く。金メダルを獲るためには、手強い相手に無理して一本を狙いにいくのは愚の骨頂と言い切る。その勝負哲学は人それぞれ違っていい。大切なのはその自分の哲学をいついかなる瞬間にも貫き通していくこと。哲学にブレることのない普段の言動、戦い方を徹底できること。そんな青木真也選手の今後ますますの活躍を皆さん応援よろしくお願いします!!
なでしこジャパン 丸山桂里奈選手
2012/01/19
なでしこジャパンの丸山桂里奈選手です。ワールドカップで世界一になり、次なる目標はオリンピックでの世界一。そんな丸山選手は小さな頃には家の近所の坂道を毎日欠かさず走っていたそうです。人に負けるのではなく自分に負けたくない。自分に負けるようでは大好きなサッカーを続ける資格はないという想いで続けてきた。なでしこジャパンでは、かわいいと言われるが、その精神力はそこら辺の男性以上のものがある。夢を形にするためには、その過程を飛ばすことなく地道に積み上げていくしかない。先を見すぎて途方に暮れるのではなく、目の前の一歩一歩を踏み出し続けていく、そんな丸山選手の今後の益々の活躍と女子サッカーの盛り上がりを皆さんも応援よろしくお願いします!!
キックボクシング 日本チャンピオン 石川直生選手
2011/12/15
石川直生選手はキックボクシングの日本チャンピオンで、K-1の舞台でも大活躍を見せる。強さだけでなくイケメンのアスリートでモデルの仕事も行う。しかし何よりも素晴らしいのは彼の直生という名前のごとき真っ直ぐな生き方だ。何故キックボクシングを始めたのか?その問いに対して「小さな頃からヒーロー、強さ、正義の三つのキーワードに憧れていた。どれか一つ欠けてもダメ。この三つが揃ったのが自分にはキックボクシングだった」と笑顔で話す。キックボクシングは自分を表現するモノと語る。と同時に昔はキックボクシングをやっているという意識だったが、今はキックボクシングをやらせてもらっているという感謝の心を大切にする。日常生活では喜怒哀楽の怒を感じることはまるでないと話すくらい柔和で穏やかだ。しかしリングに立つとハードなキックを見せて相手をKOする。そんな石川選手の今後の活躍を皆様も応援よろしくお願いします!!
米国バンクーバー・ボルケーノス(プロバスケットボール) 中島健太選手
2011/10/27
アメリカのバンクーバー・ボルケーノスでプロバスケットボール選手として活躍している中島健太選手です。中島選手は英語力はゼロであるにも関わらず、本場アメリカに飛び込んでいきました。バスケットボールが大好き。そのバスケをどこでやるか、それは大好きな国アメリカ。この二つの大好きが融合して中島選手の夢になりました。しかし英語を話せない、人種の差別がある、バスケをしてもチームメイトからパスがもらえない…夢への一歩を踏み出してすぐは困難だらけ。しかし、今の自分にできることを一つ一つ積み重ねて困難を乗り切りました。そして三年目でチームはリーグで優勝を果たし、中島選手もファン投票一位に輝くまでの選手に。とてもナイスガイで、エネルギーに満ち溢れています。礼儀正しく自分の言葉でしっかりと想いを伝えていける選手です。そんな中島選手の活躍とさらなる夢への躍進に皆さんも応援よろしくお願いします!!
K-1日本チャンピオン久保優太選手、キックボクシング世界チャンピオンKENJI選手
2011/07/27
K-1日本チャンピオンの久保優太選手とキックボクシングの世界チャンピオンのKENJI選手です。二人は兄弟でユウタ、ケンジと呼び合う仲良し兄弟。リングから離れると二人とも穏やかで優しさに溢れています。ユウタは良い意味でリーダーシップを発揮できる。ケンジは自分の哲学を構築する。お互いがお互いを認め合い、尊重し合える素晴らしい関係です。ユウタは最初から格闘技を目指し、ケンジは小さな頃は格闘技はしたくないと。登る道も登り方も違うが、目指すは険しい山の頂。頂に辿り着くことが目的ではなくそこに至るまでの道のりという過程を大切にしていける二人。久保兄弟の今後の益々の大活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
PRIDEやDREAMなどで活躍する総合格闘技 石田光洋選手
2011/07/04
PRIDEやDREAMなどで活躍する総合格闘技の石田光洋選手です。2006年に修斗の環太平洋ウェルター級王者に輝く。修斗で12戦9勝の実績を持ち、2006年のPRIDE初参戦。『武士道ー其の拾ー』白星デビューを飾る。その後の『武士道ー其の十一ー』でも勝利する。2008年よりDREAMに継続的に参戦する。「永久電池」の異名を持つ。とても気さくな性格で温厚で優しいですね。格闘家とは思えないくらい穏やかな雰囲気を醸し出しています。そんな石田選手の今後益々の活躍を皆さんもどうか応援よろしくお願いします!!
DREAMで活躍する総合格闘技 大沢ケンジ選手
2011/07/04
DREAMで活躍する総合格闘技の大沢ケンジ選手です。高校時代にジムに通いボクシングをやっていたが、卒業と同時に格闘技から離れる。しかし総合格闘技に興味を持ち、修斗を始める。2002年の修斗の東日本、全日本大会のフェザー級で優勝を収める。2010年5月29日のDREAMに初参戦。前田吉朗選手と対戦して初勝利。2011年のDREAM JAPAN GPのバンタム級トーナメントにも出場する。大沢選手は頭もよく、ものすごく話も論理的で面白い選手です。自分にとって格闘技は小さな頃からの憧れ。大好きな遊びを無我夢中でやれているような感覚と言います。そんな大沢ケンジ選手の今後益々の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
渋谷区代々木2-20-12呉羽小野木ビル2Fで和術舟會HEARTSを主催する。
http://hearts-mma.com/
野球アメリカ独立リーグBrockton Rox 西川徹哉選手
2011/06/17
野球のアメリカ独立リーグBrockton Roxで今季からプレーする西川 徹哉選手です。ピッチャーです。京都府立鳥羽高等学校卒業後、2006~2008年は四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスでプレーし、2008年度には17勝で最多勝を獲得。2009~2010年は関西独立リーグ・神戸9クルーズでプレーし、2年連続二桁勝利。その後、オーストラリアンベースボールリーグ・Melbourne Aces でプレーし、チーム1の成績を残す。今シーズンからは、アメリカ独立リーグ・Brockton Roxでプレーすることになりました。夢はメジャーリーグ。自分の大好きな野球を通して夢を追いかける若者です。途中で体の怪我で夢を諦めそうになった時もありますが、一つ一つ乗り越えていき、今も挑戦を続けられています。野球の話になると目が輝きます。懸命に自分の言葉で想いを伝えようとします。そんな姿に改めて西川選手の野球にかける情熱を感じます。そんな西川選手を皆さんも日本から応援よろしくお願いします!!
ボブスレー競技元日本代表 大石博暁さん
2011/04/25
ボブスレー競技で、長野オリンピック、ソルトレイクオリンピックと二大会出場した大石博暁さんです。僕もいい加減に体は大きい方ですが、並ぶと一回りも二回りも大きいですよね!!アスリートの在り方に対しての考え方にはお互いに共感する部分もたくさんあり、スポーツ界を力を合わせてよくしていきたいと考えています。とくに小さな子ども達の運動能力の開発にはお互いに強く興味関心があります。大石さんは、体はデカイですが、穏やかで物事もしっかり論理的に話される方です。今はフィジカルトレーナーとしても活躍されていて、全日本男子バレーボールチームのトレーナーとしても活動されています。ボブスレー競技も、バレーボールも盛り上がるといいですね!!大石さんの今後の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
バドミントン日本代表 上田拓馬選手
2011/04/25
バドミントン日本代表の上田拓馬選手です。上田選手は小学2年生からバドミントンを始め、バドミントンの全国的な強豪、埼玉栄中学、高校を経て早稲田大学に進学して、この四月から実業団の強豪、日本ユニシスでロンドン五輪を目指していきます。好きこそものの上手なり、という言葉がありますが、上田選手はバドミントンの魅力を熱く語ってくれます。スマッシュ王子と呼ばれるくらいのイケメンですが、浮わついた部分はまるでなく真摯にバドミントンに打ち込んで、バドミントンを探求しています。大学ではキャプテンも務めたくらいの人望の持ち主で、自らの背中と行動ある言葉で人を惹き付けていきます。今後も日本のバドミントン界をリードしていってくれるでしょう。そんな上田選手の今後ますますの活躍と、バドミントン界の発展を、皆さんの応援よろしくお願いします!!
ボブスレー女子二人乗り日本代表 浅津このみ選手
2011/03/09
ボブスレー女子二人乗りのバンクーバー冬季オリンピック日本代表の浅津このみ選手です。浅津選手は陸上では七種競技で夏季オリンピックを目指し、冬季オリンピックでは再度ボブスレーでの出場を目指しているスーパーアスリートです。ひとつのチャンスを無駄にやり過ごすのではなく、しっかりと掴み取ることを大切にしています。本当に笑顔の素敵なとても明るい爽やかな選手ですよ!!頭の回転も早く、しっかりと自分自身を見つめられています。周りの雰囲気を盛り上げていけるんですね。しっかりと自分の言葉で自分の想いを伝えていける選手です。陸上とボブスレーと二足のわらじをはいて自分の夢を一歩一歩実現させていく浅津選手の今後ますますの活躍を是非とも皆さんも応援よろしくお願いします。
キックボクシング 笹谷淳選手
2011/02/09
キックボクシングのJ-NETWORKのウェルター級チャンピオンの笹谷淳選手です。三度挑戦し、やっと悲願のタイトルを獲得しました。その過程の中では四連敗を喫して周りからも引退を勧められたり、自分も迷ったりもありました。でもキックボクシングが大好き。その想いだけで挑戦を続けてきました。頭の良い、とても人を大切にしていける選手だと思います。今ではチャンピオンですが、小学生の頃は運動が苦手で運動会も大嫌いだった笹谷選手。だから、大人になって出会った大好きなキックボクシングの世界を大切にしていけるんでしょうね。一試合一試合を大切に過程をすごく大切に積み上げています。そんな笹谷選手を皆さんも是非応援をよろしくお願いします。
アルペンスキー レーサー佐々木明選手
2011/02/02
アルペンスキーのレーサー佐々木明選手です。佐々木選手はソルトレイクシティー五輪、トリノ五輪、バンクーバー五輪と三大会連続で日本代表として出場された言わずと知れたスキーヤーです。ワールドカップでも二位など世界を転戦して活躍されています。スキーヤーである前に一人の佐々木明という人間の器の大きさ、人生の生き方や哲学にたまらない魅力があります。自分の軸をしっかり持ちながらも、常に感謝という言葉が出るくらい、人を生かし、人に生かされる一人の男ですね。アスリートとしても、アイデアや発想を持つビジネス面においても常に前を向いて挑み続けていく。経験全てを大切に自分の血肉に変えていけるメンタリティーがあります。そんな佐々木選手はまた次の五輪を目指しながら、まだまだ挑み続けていきます!!皆さんも応援よろしくお願いします!!佐々木選手はしばしば講演もされています。世界のトップで競い合う魅力ある生き方に根差した自分の言葉での講演。もしご希望などございましたら、グリーン・フローのお問い合わせフォームからご連絡よろしくお願いします!!
埼玉西武ライオンズ 中島裕之選手
2011/01/31
埼玉西武ライオンズの中島裕之選手です。中島選手は言わずと知れた、ライオンズの主力選手であるだけでなく、日本代表としてWBCでの世界一にも大きく貢献しています。かなりのイケメンで、明るく穏やかな性格で、優しく人にも周りにも思いやりを大切にできる選手です。野球に対しての取り組みにおいても、明確な探求心を持ち、その野球技術を日々進化させている選手の一人です。僕が監修をしているマルサンヘルスサービスとの共同開発した、集中力の高まるメンタルサプリを今季から採ってもらいます。さらなる中島選手のメンタル面での進化が楽しみです!!心技体益々充実した中島選手の活躍を皆さんもどうか応援よろしくお願いします!!
埼玉西武ライオンズ 涌井秀章投手、朱大衛投手、松下健太投手
2011/01/25
埼玉西武ライオンズのエース涌井秀章投手、朱大衛投手、松下健太投手です。この三人、タイプの違うお茶目さがあります。ツッコミ役の涌井くん、ツッコマレ役の朱くん、真面目にボケる松下くん(笑)とにかく明るい爽やかな三人です。涌井投手は言わずと知れた、今や日本球界を代表する投手で、五輪やWBC日本代表でもあります。朱投手は中国人としては初めてのプロ野球選手です。松下投手は早稲田のずいぶん年の離れた後輩です。こうした若い投手がどんどん活躍してプロ野球界をどんどん盛り上げてほしいと思います。真剣な競い合いの中にも、三人を見ていると本当に和んだ微笑ましさを感じます。まだしばらく自主トレをしてキャンプイン。三人怪我なく素晴らしい一年になるように願っています。皆さんも涌井投手、朱投手、松下投手の活躍を是非応援よろしくお願いします!!
ウィルチェアーラグビー日本代表 池崎大輔選手
2010/12/13
障害者スポーツで、パラリンピックの正式種目でもあるウィルチェアーラグビーの日本代表選手である池崎大輔選手です。池崎選手は筋肉がどんどん萎縮していく難病を小さな頃から抱えながらも、前向きに生きてこられています。今ある自分をありのままに受け止めて、諦めたり投げ出したりするのではなく、生きている命がある限りは全力で生き抜く。池崎選手にとっては、ウィルチェアーラグビーの日本代表として世界に挑み続けていく中で、健常者や障害者とかの枠組みを越えた一人の人間として真正面から人生に向き合っています。話すととても穏やかでシャイな一面もありながらも、ウィルチェアーラグビー専用の車椅子に乗り換えると果敢に車椅子で激しくタックルにいきます!!そこには、僕の目から見ても障害者なんて枠組みを越えたトップアスリートの姿を強く感じます。ウィルチェアーラグビーの益々の発展と普及!!池崎選手の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元横浜ベイ投手 野村弘樹さん
2010/11/24
昨年まで横浜ベイスターズの一軍投手コーチを務めていた野村弘樹さんです。野村さんは現役時代は横浜の左のエースで通算101勝を挙げた大投手です。僕と同じ広島出身で、しかも隣町。現役時代より親しくさせてもらっています。投球動作や投球理論もとてもズバ抜けた素晴らしさがあります!!性格はとても明るく爽やかです。頭脳と感覚とのバランスがとてもいいアスリートです。PL学園時代に身につけたという観察力。常に素晴らしい選手をじっくりと観察してみて自分の中にフィードバックして試行錯誤をしていく姿勢。その日々の観察が野村さんの進化の源だったようです。これで満足と思った瞬間から人は退化の一途を辿っていく。いくつになっても野球の探求を続けていくのが野村さんの生き方。今後も野球界に貴重な礎を築いていってくれることでしょう。そんな野村さんの今後の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
競馬ジョッキー 和田竜二騎手
2010/10/07
競馬のジョッキーの和田竜二騎手です。和田騎手はJRAのG1レースの皐月賞、天皇賞の春二回、秋一回、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念で、テイエムオペラオーを乗りこなして勝利を収めた名ジョッキーです。いろいろな物事を吸収するアンテナは素晴らしいし、学んだことを地道に継続して自分の自力にしていく力もあります。イケメンで笑顔も素晴らしいし、内面的な人柄も素晴らしい人間性です。あと騎手として強いだけでなく、ファンを喜ばせるエンターテナー性も魅力です。人馬一体といいますが、やはり両者がお互いに力を発揮できての勝利です。やはり騎手の人間性が馬の力を引き出す部分がたくさんありますよね。G1レースの大歓声の中でウイニングランは最高に気持ちのいい瞬間です。そんな和田騎手の今後の活躍を皆さんも是非とも応援よろしくお願いします!!
クラッシックバレエ 藤光香苗未さん
2010/09/26
クラッシックバレエのバレリーナの藤光香苗未さんです。同郷の広島出身で、中学を卒業後にバレエの本場ロシアの名門ボリショイバレエ学校に進み、ボリショイバレエ団はじめ、世界の様々な国々のバレエ団で活躍されているプロのバレリーナです。やはり本物は動きが運動というかスポーツというより芸術ですね!!明るくて楽しい藤光さんですが、一歩バレエの世界に入ると気品溢れるしなやかで美しい藤光ワールドへと引き込んでくれます。それこそ全身の隅々まで意識が行き届き研ぎ澄まされている感覚が伝わってきます。藤光さん自身は中学を出てからロシアに行き、世界で活躍されるくらいですから、とてもチャレンジ精神旺盛な方です。もっと、もっとバレエ自体に対しても体や心の面を学んでさらなる高みへと目指されています。そんな藤光さんの今後ますますの活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
太極拳世界チャンピオン 安田かよ子さん
2010/09/20
太極拳の世界チャンピオンの安田かよ子さんです。中国などの映像で健康体操のように感じられている人もいらっしゃると思いますが、太極拳は武道です。まさしく美しく舞うように戦う印象です。人の力を受け止めて流して、そこに逆に力を与えていく。安田さんのしなやかな動きや身のこなし方を見ていると、ゆっくりな動きの中にも気の流れや力を上手にコントロールできているのが伝わります。安田さんは明るくて天真爛漫な楽しい方で、とてもパッと見はそんなに強い武道家には見えません(笑)またそれが安田さんの魅力なのかもしれません。そんな安田さんのこれからの活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元女子ソフトボール日本代表監督 宇津木妙子さん
2010/08/31
元女子ソフトボール日本代表の監督の宇津木妙子さんです。日本のソフトボールの礎を築いてこられた、最高の指導者の一人です。なんせ、愛情溢れる方です。しかし同時に自分にも選手に対しても厳しさを持たれています。しかし叱られる方も成長させてもらうための過程と、その深い愛情から感じ取れるんですよね。ソフトボールに対しても愛情を持たれています。以前に僕も宇津木さんのノックを受けさせて頂いたことがあります。あと一歩の大切さ、どんな状態でも対応することの大切さをそのノックからメッセージとして受け止めました。類いまれなボールで会話ができる指導者です。宇津木さんと、今後のソフトボール界の益々の発展を皆さんも是非応援よろしくお願いします!!
水泳元日本代表 長畑弘伸さん
2010/08/09
ソウルオリンピックで水泳の平泳ぎ、メドレーリレーのそれぞれで5位入賞を果たした長畑弘伸さんです。長畑さんは、僕も仲良しの不破央さんの後ろで当時の日本の競泳平泳ぎの中ではNo.2の位置にいましたが、最後の最後で長年のライバル不破さんを破りオリンピックへ。明るく豪快で楽しい側面はありながらも、やはり根底には屈辱感や諦め感も蓄積されています。とても、ある意味正直すぎるくらい正直で今いられるのは、大きな挫折を時間をかけて精神的に乗り越えてこられた力強さに裏打ちされていると思います。様々なことを笑って話せるようになるまで、たくさんの葛藤に苦しみ戦ってこられたのがわかります。そんな長畑さんの今後ますますのご活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
シンクロナイズドスイミング元日本代表 藤井来夏さん
2010/08/09
アトランタオリンピック銅メダル、シドニーオリンピック銀メダルのシンクロナイズドスイミングの藤井来夏さんです。小さな体で長身の海外の選手たちと対抗して美しさを力強さを表現して勝ち取ったメダルです。寝てる時間とプールに入っている時間とでほぼ一日の大半を占めるというくらいの練習を積み重ねてきたんですね。穏やかそうな優しい柔らかな笑顔の中にもしっかりとした強さの芯を感じ取れます。身体の差を埋めていくためには高い意識と様々な工夫が大切になります。そんな点においてもとてもクレバーだし、受け答えも頭の回転の早さを感じさせてくれるアスリートです。今は現役を引退してライカエンターテイメントの主宰としてシンクロや水泳の普及に尽力されています。そんな来夏さんの今後ますますのご活躍を応援よろしくお願いします!!
新体操元日本代表 秋山エリカさん
2010/08/05
新体操で、全日本を6連覇され、ロサンゼルスオリンピック、ソウルオリンピックに出場された秋山エリカさんです。今は母校の東京女子大学で准教授をされています。秋山さんは穏やかで優しい素敵な方で、新体操を新体操に取り組む選手達を深く愛されているのを実感できます。時にジョークも交えながらの笑顔の指導です。しかし指摘されるアドバイスの内容や、指摘されるタイミングなどとても適切なんです。選手たちの心にスーッと入ります。現役の頃の妖精のような動きとまではいきませんが??いまなお、新体操の用具を扱われる動きは見事です。そんな秋山さん、新体操の名門東京女子体育大学の今後ますますのご活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元埼玉西武ライオンズ 柴田博之さん
2010/07/05
元埼玉西武ライオンズの俊足プレイヤーだった柴田博之さんです。柴田さんは競馬の名騎手の柴田さんの柴田騎手の親戚です。盗塁は技術と言われますが、まさに技術です。観察する力はもちろんですが、身体の使い方一つで大きく変わります。単に足が速くても盗塁は成功しないんです。柴田さんは盗塁のメンタルは一歩を踏み出す勇気!!と言います。迷いを断ち切り、思いきって勝負に行く勇気。今、柴田さんは野球塾で次世代の子たちに教えています。そんな柴田さんの活躍を皆さんも応募よろしくお願いします!!
水泳選手 中野高選手
2010/07/01
世界水泳や北京オリンピックに出場した日本代表の水泳選手の中野高選手です。とてもクレバーな選手で、水泳以外の様々な動きを自分の水泳にフィードバックさせていける力があります。量も大切な時期もありますが、今の中野選手には頭を駆使してより高い質の探求をしていってもらいたいと思っています。あとは心から水泳を楽しむ心。発想の柔軟性は豊かですね。感覚は素晴らしいものがあり、ロンドンオリンピックに向けてまだまだのびしろがあります!!前向きに貪欲に新しい物事を吸収していこうとする姿勢はのびしろの証明です。諦めずに夢に向かって突き進むパワーもあります!!そんな中野選手のロンドンオリンピックへの挑戦を皆さんも心から応援よろしくお願いします!!
元サッカー日本代表 柱谷哲二さん
2010/06/10
元サッカー日本代表のキャプテンを務められた柱谷哲二さんです。Jリーグの創成時代にヴェルディーの黄金期を支えた名選手です。ドーハの悲劇を経験されたんですよね。闘志あふれるプレーはきっと皆さんの心にも強く焼き付いているのではないかと思います。一つ一つのプレーに対して丁寧さと明確な理論を持たれています。明るくて親切でとても情熱的ですね。本当にサッカーを愛されている気持ちが強く伝わってきます。将来のサッカー界の在り方を真剣に考えられています。伝説のディフェンダー。この言葉がピッタリとくる柱谷さんの今後のご活動を皆さんも応援よろしくお願いします!!
元ヤクルトスワローズ 川崎憲次郎さん
2010/06/10
元ヤクルトスワローズで、ヤクルトの全盛期にエースを務められた川崎憲次郎さんです。10センチが僕の野球を変えて、人生を変えたという言葉通り、川崎さんの代名詞であるシュートボールはストレートのように真っ直ぐな軌道できて、打者の手前でほんのわずかにバットの芯を外すシュートだったようです。野球の投球論はもとより、スポーツ界のセカンドキャリアから、スポーツ文化まで語り合える頭脳派でもあります。その上に誠実で真摯な人柄。礼節を重んじられる明るい人柄です。きっと近い将来に必ずプロ野球のチームのコーチとして現場に戻られるでしょう。テレビの解説やキャスターも務められる川崎さんを皆さんも応援よろしくお願いします!!
ハンドボール 東俊介さん
2010/06/03
ハンドボールの日本代表のキャプテンを務められた東俊介さんです。ハンドボールの名門、大崎電気のプレイヤーでもありました。ハンドボールは激しいコンタクトスポーツでもあり、体は身長も高く、体格もガッチリです!!しかし明るい笑顔にクレバーな頭脳、俊敏な動き。話をしていても理路整然としていて魅力溢れる人柄です。今のハンドボール界を全力で支えて盛り上げようとされています。今後もそんな東さんを皆さんも応援よろしくお願いします!!ハンドボールはとても魅力溢れるスポーツですよ!!
アメリカンフットボール 安部奈知さん
2010/05/25
アメリカンフットボールでNFLヨーロッパ、アメリカのNFLでも活躍された安部奈知さんです。安部さんはアメフトの名門、日本大学フェニックスからアメフトを始められ大活躍。その後はアメフトの社会人の名門リクルートシーガルズで活躍。日本代表としても活躍されました。何と何と!!アメフトを引退された後に、ボブスレーでソルトレイク・オリンピックにも出場。後悔したくないから、どんなことにもワクワクして挑戦していきたい!!積極的に喰らいついていく!!どんな話も素直に耳を傾けて、一度は自分の中で実践してから判断を下す!!お話をしていても、僕自身もとてもワクワクしてきます。明るくて元気で前向きで。そんな安部さんと共にアメリカンフットボールを盛り上げていきたいと強く感じました!!
お笑いタレント はなわさん
2010/05/23
お笑いタレントのはなわさんです。TBSのさんまのからくりテレビの撮影でした。三時間に渡るロケの間にたくさんお話をして盛り上がりました。はなわさんも昔は柔道をやられていたようで、スポーツの話で意気投合でした!!とても頭の回転の早い方で、収録でも息がピッタリ合いました。楽しい時間を過ごせました!!今度は飲みながら、ゆっくり、もっと深く語り合おうということに。はなわさんも熱くて情熱のある方なので楽しみですね!!テレビで活躍されるはなわさんを皆さんも是非とも応援よろしくお願いします!!
ラグビー日本代表 栗原徹選手
2010/05/14
ラグビー日本代表キャップ27を誇る、栗原徹選手です。栗原選手はラグビーの名門、清真学園から慶應大学、そしてサントリーへ。そして今はNTTコミュニケーションズで現役選手として活躍されています。ズバリ栗原選手は頭がキレる!!足が速い名ウィングという彼のプレーについ目が行きがちですが、その身体能力もさることながら、一つ一つのプレー、一つ一つの体の使い方の意識は素晴らしいです!!とても優しく誠実な人柄もそうですが、何でも吸収しようとする真摯な姿勢が、彼のラグビーをどんどん進化させています。あと何事にもひと手間を惜しまない姿勢は素晴らしい!!昨日でも明日でもない今というこの瞬間を大切に、この生き方の哲学を地道に積み上げていかれている栗原選手の活躍を皆さんも是非応援してあげてくださいね!!
ラグビー(オーストラリア代表) マーク・ジェラード選手
2010/05/13
ラグビーのオーストラリア代表のマーク・ジェラード選手です。世界的に見ても超トップ選手です。やはり身体能力はかなり高く、当たって好し、走って好し、パスして好し!という何拍子も揃った選手です。性格は明るく誠実です。常に素敵な笑顔を見せてくれます。あと、めっちゃ優しいです!!ラグビーでの卓越したプレーの裏には、やはりそれだけの人間性が備わっています。今後も日本の世界のラグビー界に素晴らしい影響力を与えてほしいですね。今後のマーク・ジェラード選手を皆さんも是非、応援してあげてくださいね!!
体操競技 畠田好章選手
2010/05/01
体操競技でオリンピックの銅メダリストに輝いた畠田好章さんです。さすがメダリストというにふさわしい身体の素晴らしさはもちろんですが、技を生み出す身体の理論や理屈を持たれています。体操は体育の中でも好き嫌いがはっきりと分かれる種目。だからこそ苦手意識を取り払って好きになってもらいたいという想いが強くあるんですね。ただやってるだけでは、苦手は苦手のまま。やる側も教える側もしっかりと感覚を言語化していかなくてはならないんですね。とても誠実で真摯な姿勢は、これからの体操界にたくさんの息吹を吹き込んでくれるでしょう。そんな畠田さんの今後の活躍を皆さんも応援よろしくお願いします!!
ウインドサーフィン 小菅寧子選手
2010/04/14
ウインドサーフィンで北京オリンピックに出場された小菅寧子選手です。日焼けされた笑顔がとても素敵な選手です。勝負が好き、競うのが好き、海が好き。そんな自分にはウインドサーフィンはピッタリの種目。気持ちのないところに道はない、好きなことに没頭すれば自分みたいに小さな体でも強い選手になれる。大学からウインドサーフィンを始めて、ひときわ小さな体を巧みに使いオリンピック日本代表に。本当にウインドサーフィンが大好きなのが伝わってきます。これからもロンドンオリンピック目指して!!そんな小菅選手を皆さんも是非応援してあげてくださいね!!
フリーダイビング 平井美守珠選手
2010/03/28
フリーダイビングの日本代表であり72メートルという日本記録保持者の平井美守珠選手です。フィンだけつけて素潜りでそんなに潜れるんだから凄いですよね!!もともとは泳げなかった平井選手がフリーダイビングと出会いドルフィンキック一つでそんな海中深くまで潜るというのはさらに驚きですよね。そこまで深く潜っていくと水圧で体が潰されていくそうです。そんな中で心身を整えて体内にある酸素を浪費させずに低燃費で活用していくんです。そのために呼吸法やヨーガやストレッチは欠かせません。しかし、イルカや魚と自由自在に泳ぎ回っている写真を見ると自分もダイビングをやってみたくなりますよね。今度の世界大会で80メートルに挑戦してみたいという平井選手の活躍を皆さんも応援してあげてくださいね!!
セーリング 近藤愛選手
2010/03/08
セーリングで北京オリンピックに出場した近藤愛選手です。世界ランキング1位にも輝いた経験を持つ日本の女子ヨット界を背負う選手です。高校までは国立音楽大学附属高校で音楽を専攻していた文武両道ならぬ芸武両道の選手です。近藤選手は柔らかな雰囲気の持ち主ですが、いざ!!海原に飛び出すと頼りになるスキッパーです。海外遠征も長期に渡るので体調の管理は大切になりますね。目指すはロンドンオリンピック!!そんな近藤選手を皆さんも応援してあげてくださいね!!
卓球 渋谷浩さん
2010/03/08
バルセロナ、アテネ、シドニーと3大会のオリンピックに出場した卓球の渋谷浩さんです。渋谷さんは卓球のカットを得意としたカットマンです。とことんまで守り抜く卓球のスタイルです。同じくらいの年齢で十年前に初めてお会いした時は現役選手でしたがお互いに年を重ねて、渋谷さんも引退され今は卓球のメーカーのタマスにある卓球道場で指導者として活躍されています。とても誠実な人柄です。しかし卓球の時には相手のスマッシュを徹底的に拾いまくる根気強い粘り強さがあります。苦しくても気持ちを切らさずに地道に自分のプレースタイルを崩さずに積み上げていく。卓球に関しての研究心は人一倍で時間の大半を費やす姿はさすが!!オリンピックに3度も!!という感じです。今日は渋谷さんと一緒に卓球しました。打ち合えて様々なカットボールを体験できて楽しかったです。今後の渋谷さんの活躍と卓球の発展に皆さんも応援よろしくお願いします!!
ボート熊倉美咲選手、早大漕艇部ヘッドコーチ水谷達也さん
2010/02/22
ボート競技で北京オリンピックに出場した熊倉美咲選手と早稲田大学漕艇部のヘッドコーチの水谷達也さんです。熊倉選手は高校からボートを始め、憧れの早稲田でボートをしたいという想いから一浪して入学しました。ボートは自分のアイデンティティー。ボートに取り組む姿はとても深く素敵です。控え目ながらも、しっかりとした自分の意見や意志を強く持ち、ボートに関しては妥協を許さない姿勢はさすが!オリンピック選手と感じます。水谷ヘッドはたぐいまれな理論家で、ボートや身体に関してはマニアックで、お話をしていても楽しくなります。僕も水谷ヘッドもやはり好きな興味のあることにはとことん探求していくタイプだと思います。ボートは生き方というより行き方と。素敵な言葉です。指導者を育てていく行き方を目指して。熊倉選手と水谷ヘッドの今後の益々のご活躍をみなさんも応援してあげてくださいね!!
ホッケー日本代表 筑井利江選手
2010/02/16
北京オリンピックにホッケー日本代表として出場された筑井利江選手です。筑井選手の持ち味はゴールに対しての執念で、勇気果敢にスライディングで喰らいつくようにスティックを伸ばしゴールを決めます。僕は筑井選手の目に力強さや勝負強さを感じます。笑顔は素敵で柔らかな印象ながらも、いい目をしているなぁ、と感じます。スティック捌きは実に鮮やかであり、とても巧みなんですね。さすがはオリンピック代表選手と感じます。一点の重み。オフェンスであれ、ディフェンスであれ。それを痛いほど心に刻みこんでいる選手です。ホッケーはとても素敵な競技です!!ホッケーの発展と筑井選手の今後の活躍を応援してあげてくださいね!!
ラグビー 野澤武史さん
2010/02/08
ラグビーの野澤武史さんです。野澤さんは、慶應でラグビーをして強豪の神戸製鋼でラグビーをされ、日本代表としても活躍されました。野澤さんのラグビーの理論の深さには感動しました。単なる力勝負ではなくいかに体を使えばより効果的に力を伝えられるかを熟考されています。僕も体験しましたが驚きの数々です。小さな体でも無限の可能性があることを改めて感じさせてもらいました。僕の目指すスポーツの在り方や取り組み方と合う方です。野澤さんのような方が今後のラグビー界にたくさんの財産を残していってくださるのだと思います。とても明るく素敵な好青年で、笑顔もまた屈託がない。しかも頭の切れ味もいいラガーマンです。これからの野澤さんの活躍を共に飛躍させていけると楽しいなと感じています。皆さんも応援をよろしくお願いします!!
女子ソフトボール日本代表 佐藤理恵選手
2010/02/01
女子ソフトボール日本代表の金メダリストの佐藤理恵選手です。北京オリンピックで念願の金メダルを獲得した時に最後のウイニングボールをファーストでキャッチしたのが佐藤選手です。ギリギリのタイミングで死ぬ気でキャッチしたという佐藤選手ですが、とても明るく爽やかな人柄です。ソフトボールの守備にも打撃にも自分のしっかりとした理論を持ち、スイングは見ていても惚れ惚れするくらい美しく柔らかな、それでいて力強い振りなんですね。明るいジョークを交えながらの清々しい笑顔の中にもソフトボールに対しての想いの強さを目から感じ取れますね。アトランタオリンピックで銅メダル、北京オリンピックで念願の金メダル。でもメダルどうこうではなくソフトボールが本当に芯から大好きなのが強く伝わってくる選手です。そんな佐藤選手の今後を皆さんも応援してあげてくださいね!!
広島東洋カープ 山本翔捕手
2010/01/24
広島カープの捕手の山本翔選手です。九州の進学校の東筑高校からカープに入団して8年目の25歳。野球に対して深く考えて取り組んでいける力があります。自分自身の考えや理屈をしっかりと持ちながらも、人の考えや理論にも真剣に耳を傾け、それらをヒントに自分の発想力を広げていける柔軟性もあります。礼儀正しく人に対しても真摯な姿勢で向き合える好青年です。身体能力は高いものがあり、頭脳も高いので捕手としての今後益々のブレイクが楽しみな選手ですね。明るく元気な感じもチームの投手の気持ちを盛り立てていけますからね。そんな山本翔選手の今後の活躍を皆さんも是非応援してあげてくださいね!!
東京ヤクルトスワローズ 高井雄平選手
2010/01/24
東京ヤクルトスワローズの高井雄平選手です。高井選手は昨年の秋口から投手から野手への転向を自らの意志で決めました。左で150キロのストレートを放る東北高校出身の投手でした。NO1左腕としてメジャーのスカウトも高い評価を与えていました。しかし以前からも足が俊足で打力もあることから野手でも通用すると言われるくらいの高い身体能力のある逸材でした。また素直に人の考えや発想、アイデアを受け入れて、なお自分で考えて消化していける頭脳を持っています。貪欲に野球を考え続けて、まだまだ進化を遂げていこうとする心が、彼の中にしっかりとした打撃理論を丁寧に構築していくのではないかと思います。たくさんの心の引き出しができてくると様々な要素が様々な繋がりを見せて全体像が明確になっていくことでしょう。打者としての高井雄平選手を皆さんも是非応援してあげてくださいね!!
ヒューストン・アストロズ 松井稼頭央選手
2010/01/21
ヒューストン・アストロズのメジャーリーガー松井稼頭央選手です。日米通算2000本安打を樹立しました。西武ライオンズからニューヨーク・メッツ、コロラド・ロッキーズ、そして今のアストロズ。地道に積み上げてきた結果の偉大な記録ですよね。松井選手は一つ一つの動き、体の使い方や捌き方など細部に至るまで意識を払い丁寧に取り組める選手です。あとは切り替えの早さは凄いです。バカ話をして明るくひょうきんな面を出していても、大切なポイントになると目付きは一気に真剣になり、グッと集中して入っていけるんですね。周りがどうこうではなく、自分が他でもなく自分自身がどうなければならないのかを十分に把握できています。周りにも目を配りながらも、自分のやるべきことはしっかりと丁寧に完璧に近付けていきます。まだまだ松井選手のメジャーでの挑戦は続いていきます。そんな松井稼頭央選手の今後の活躍を皆さんも応援してあげてくださいね!!
フリークライミング 尾川智子選手
2010/01/18
フリークライミングやボルダリングで日本の女性選手の中で最高の難易度をクリアーしている尾川智子選手です。尾川さんは、選手としての実力はもちろんのこと、その容姿からテレビのコマーシャルや様々な番組にも登場しているので、見たことのある方々も多いのではないでしょうか。今日は尾川さんの指導のもと、僕も荻窪にあるパンプにてボルダリングに初挑戦もしてみました(笑)初級コースは自力で登り切りました。尾川さんはとても明るくて、でも自分自身の意志をしっかりと持たれている選手です。もともとは宇宙飛行士を目指していたとのこと。何事にも憶することなく挑んでいける生き方はとても素敵だなと思いますね。しかし中指一本で懸垂している姿には、目が点に・・・そんな尾川さんの活躍を皆さんも是非応援してあげてくださいね!!
レスリング 富岡直希選手
2010/01/17
レスリングの富岡直希選手です。富岡選手は日本の中ではトップ選手で、ロンドンオリンピックを射程圏内に視野に入れている選手です。運動能力の高さは側にいてもヒシヒシと感じられます。もの凄く真摯な人柄で明るくて礼儀正しい選手です。考えながらしっかりと動ける素晴らしい選手です。レスリングに対しての想いが伝わってくる、とても近い将来が楽しみな選手ですね。レスリングが心底好きなんですよね。それだけ情熱を注げる競技なんですね、レスリングは。次のロンドンオリンピックではメダルを楽しみにしています。皆さんも富岡選手を是非応援してあげてくださいね!!
レスリング 湯元健一選手
2010/01/17
レスリングの日本代表で北京オリンピックでは銅メダルで表彰台に立った湯元健一選手です。普段は穏やかで気配りをしっかりとできる彼も、レスリングの舞台に立つと凄まじいアスリートに変わります。しかし冷静にかつ洞察力も優れていて、どのような状況下でも彼の中の動きの方程式の中で何とかしていける頭脳の明晰さも兼ね備えた選手ですね。彼の動きの中には無駄がありません。ロンドンオリンピックでのさらなる高みを目指して日々自分自身に立ち向かっています。激しさの中にも冷静さを。そんな湯元選手を皆さんも応援してあげてくださいね!!
キックボクシング 竹内裕二選手
2010/01/16
キックボクシングのスーパーフェザー級の世界チャンピオンの“狂拳”竹内裕二選手です。竹内選手の所属する千葉の君津駅の隣の青堀駅にある菅原道場にて、ミットで竹内選手のキックを受けましたが(笑)さすが!!というかかなりの破壊力がありました!!鞭のようにしなるキックは当たると見事なまでに全体を痺れさせます。僕は狂拳と呼ばれる彼のキックボクシングに懸ける想いを強く感じます。僕は彼はなかなか勝負強いと感じています。あと勘というか相手との間合いや空気を感じとる能力はズバ抜けていると思います。相手の気配を素早く察知して相手が動こうとした瞬間には封じていますからね。これからも偉大な世界チャンピオンでいてもらいたいですね。皆さんも是非、竹内選手を応援してあげてくださいね!!
元千葉ロッテ 初芝清さん
2010/01/16
ミスター千葉ロッテ、ミスターマリーンズと称された千葉ロッテマリーンズの初芝清さんです。涙、涙の劇的な引退の試合が記憶に残っています。初芝さんはロッテの歴史の中に名を刻み込む名選手です。明るくひょうきんなキャラクターの裏には超がつくくらいの真面目さや野球に対しての意識の高さがあります。野球が大好きでたまんないんだとビンビン感じます。選手は引退したけど、野球を引退した訳ではないと。野球は年を重ねるごとに分かってくることも増えるけど、同じくらい分からないことも増えてくる。だからいつまでも本気で楽しめるんだと。木の棒を持つと自然にバットスイングするその姿はいつまでも野球小僧の想いを感じさせてくれます。今後ますます野球界のために活躍される姿を応援していきたいですね!!
元関脇隆乃若 尾崎勇気さん
2010/01/09
大相撲の関脇にまで登った元、隆乃若の尾崎勇気さんです。怪我さえなかったら、最低でも大関までは行けたと言われた逸材でした。稽古は相撲においては何より大切。でも稽古をしたから強くなれるものでもない。大切なのは何より考える力だと。そういうところが好きですね!!学生時代はバスケットをやっていたという高い身長と恵まれた身体能力を持ちながら、地道に正しい基本を積み上げていく力、考え抜いて自分のワザのレパートリーを増やして一つ一つのワザを磨き精度を高めていく姿勢は話していてもビンビン伝わってきます。相撲は単に力があり、大きいから勝てるものではなく、小さくても考える力があれば渡り合っていけるから楽しいとのこと。今はそのイケメンを生かして俳優としても活躍する尾崎さんはとても穏やかで人に対しても思い遣りがあります。これからの活躍を皆さんも応援してあげてくださいね!!
バドミントン 米倉加奈子さん
2009/12/30
バドミントンの米倉加奈子さんです。米倉さんはシドニー五輪、アテネ五輪に出場して今はバドミントンの日本代表のコーチをされています。世界の中でアジアはバドミントンの最強地域なので、アジア大会はかなりの激戦になります。そのバンコクアジア大会でも優勝をされています。とても明るいし、思い遣りのある方です。人に対しても真剣に愛情を持って接することができる方です。バドミントンも一流なら人としても一流です!!25歳のバリバリの全日本チャンピオンだった時に中国のコーチから今までやってきたバドミントンを全否定された時に、素直に受け止めて新しい自分を作り上げた柔軟性もあります。僕もネットを挟んでバドミントンを体感してきました!!米倉さんの今後の活躍とバドミントンを皆さんも応援してあげてくださいね!!
テニスプレイヤー 松下晃さん
2009/12/28
テニスプレイヤーの松下晃くんです。今は引退をして指導的な役割を担っていますが、現役時代は日本ランキングのシングル8位、ダブルス4位という実績の持ち主です。所属はNECです。松下くんは、テニスの実績はもちろんですが、理論においても話をしていると本当に分かりやすいんですね。やはりトップはここまで感覚を研ぎ澄まし、その感覚をしっかりと言語化して説明ができるんだなと嬉しくなりますね。日本はインターハイレベルでは守りのテニスを堅実にすれば相手がミスして勝てる。しかしその目先の守りのテニスが完全に身につくと上では戦えない。海外の選手はミスを恐れず攻めのテニスができる。守りのテニスでは太刀打ちできないと。ちなみに松下くんも僕の大学の同級生です。同級生とスポーツ界について熱く話せるのは幸せな時間ですね!!
大崎電気ハンドボール部監督 岩本真典さん
2009/12/28
ハンドボールの日本代表でも長きに渡りプレーを続けた岩本真典くんです。今はハンドボール界の強豪の大崎電気のハンドボール部の監督をしています。ハンドボール界ではズバ抜けた名プレイヤーで前人未踏の通算1000得点という金字塔を打ち立てました。実は彼とは早稲田大学での同級生です。学生時代はお互いに・・・たぶんロクな学生ではなかっと思うんですが・・・お互いに好きな世界で思い切り暴れまくっていられるのは幸せなことですよね!!それもお互いにスポーツの世界で。岩本くんは学生の頃から長身のイケメンでしたが、それは今も変わりません。監督としてハンドボールの世界をどんどんメジャーにしていって欲しいですね!!皆さんも応援よろしくお願いします!!
早稲田大学ラグビー部出身 今泉清さん
2009/12/23
早稲田大学の先輩になる今泉清さんです。早稲田大学ラグビー部では一年生の時から、スター選手で大活躍。フルバックでボールをキャッチしてからのスピードに乗った華麗なステップを踏んでのカウンターは何度国立競技場の観客を揺るがせたことでしょう。プレースキックの時には下がるのに合わせて1、2、3・・・の大コール。まさにラグビー界を越えた国民的な人気でしたね。その後はサントリーのラグビー部へ。日本代表にも名を残す名選手でありスター選手でもありましたね。僕は今泉さんの魅力は常識に縛られず、常識を壊して実に豊かな感性でアイデアや発想を広げる中で彼独自の誰も真似のできないラグビーの世界観を作り上げたところにあるのではないかと思います。伝統のチームにいながら、伝統の本質は遺伝子に刻みながらも、常に伝統の中で小さくまとまるのではなくデカくしていくのびやかさも魅力ですね。これからの今泉さんのラグビー界での活躍に期待したいですね。
東京ヴェルディ・トライアスロンチーム監督 山倉和彦さん紀子さん御夫妻
2009/12/23
東京ヴェルディ・トライアスロンチームの監督の山倉和彦さん、紀子さん御夫妻です。まさしくトライアスロンの草分的な存在で数々の大会で輝かしい成績や記録を打ち出されていて、トライアスロン選手の間では知らない人はいないくらいの存在です。スイム、バイク、ランの全てにおいて明確な体系立った理論を持たれています。トライアスロンは決して困難なスポーツではないけど、一般的には困難なものと思われている。そう思っている中で敢えてその困難なものに挑戦しようとするメンタリティーにこそ、体力、技術以上にアイアンマンの価値があるように思うという言葉が印象的でした。立ち向かう心は大切ですよね!!これからも山倉さんとチームの発展を応援しています。
女子プロラクロス選手 山田幸代選手
2009/12/22
女子のプロラクロス選手の山田幸代選手です。日本の女子のプロとしては第一号です。オーストラリアのチームでプレーをしています。長年、日本代表選手も積まれているまさにラクロスの先駆者です。かなり意識の高い選手です。一つ一つのプレーや体の動かし方、使い方を頭を使って考えながら構築したり、発想を膨らませていける知恵を持っていますね。明るく快活な笑顔で周りにもしっかりと気配りをできる選手です。来年も引き続きオーストラリアのチームでプロとしてプレーを続けていきます。これからの山田選手の活躍を皆さんも応援してあげてくださいね!!あとラクロスの普及も!!見ていても楽しいスポーツですよ。
フットサルのバルドラール浦安 稲葉洸太郎選手
2009/12/21
フットサルのバルドラール浦安に所属する稲葉洸太郎選手です。稲葉選手は、日本代表も長く日本代表の要を担っています。かなりのイケメンでありながら動きはしなやかで華麗ですね!!明るく元気でムードメーカー的でもあります。しかしムードは作りながらも常に今の自分は何をすべきなのかを考えて意志を持って行動していきます。その辺りに彼の芯の強さを感じます。暁星高校の時にはサッカーのインターハイのベスト8にまで。サッカーとも違うフットサルの魅力を思い切り楽しめているように見えます。プレーを見ていても本当にワクワクして僕もやりたくなってきます。今後もフットサルの世界を盛り上げていってくれる稲葉世界を皆さんも応援してあげてくださいね!!
東京ヤクルトスワローズ 福地寿樹選手
2009/12/21
東京ヤクルトスワローズで二年連続の盗塁王を獲得した福地寿樹選手です。広島カープ時代からの長いお付き合いです。カープから西武ライオンズ、そしてスワローズへ。移籍の度に活躍度を増す出世魚です!!明るく前向きな性格で、常に新しいことを学んで吸収していこうとする意識がとても高いんですね。そして何よりも研究熱心です。独自の観点で、話していても僕も刺激を受けます。つくづく野球が大好きなんだと感じさせてくれます。僕はお笑いの素質もあるような気がします(笑)まだまだ福地選手の打って、その俊足を生かして盗塁する姿を見たいですね!!皆さんも風のように走る彼の姿を応援してあげてくださいね!!
水泳 森隆弘選手
2009/12/09
アテネオリンピック、水泳の200メートルの個人メドレーでアジア人初の6位入賞という快挙を達成した森隆弘くんです。かなりのイケメンで抜群の水泳ならではの素晴らしい体型をしてます!!しかも頭がいいんですね。自分の動きの一つ一つがどういう理由で、どのように体を使えばいいのかを体の構造を含めて見事に説明ができるんですね。話をしていてお互いに高い意識で会話が弾みます。とても水泳が大好きで、大好きな水泳をとことんまで探求する楽しさを知っているんですね。まだまだ若いながら彼の将来がとても楽しみですね!!将来は指導者としても大成しますよ!!
プロデューサー つんく♂さん
2009/12/09
まだ詳しくは未定なので詳細はお話しできませんが、つんく♂さんと高畑の絡みでのテレビの撮影がありました。つんく♂さんと高畑とでメンタルの奥深さを焙り出すといった内容です。つんく♂さんも以前からメンタルに興味を持たれていて収録後も大変盛り上がりました。とても深いでも楽しく軽快な番組です。また詳しく放送日など決まりましたらお知らせしますね!!
来季から日本ハムファイターズ 大塚豊投手
2009/12/05
来季から日本ハムファイターズの一員となる大塚豊投手です。フォークボールの切れ味の鋭い投手です。意識を高く持って投球をしています。大塚投手はマウンドでの気持ちの安定は抜群です。僕が開発したMQテストでも全体的に安定した得点を叩き出した、とても強いメンタリティーですね。頭も良く物事をしっかり考えて自分の言葉でしっかりと伝えられる選手です。自分には必要と思うことには貪欲に受け入れられる心の柔軟性も持ち合わせています。日本ハムでの活躍を応援しています。皆さんも応援してあげてくださいね!!
→ MQテストの詳細はこちら
プロサーファー 小川直久さん
2009/12/05
プロサーファーの小川直久さんです。小川さんは日本チャンピオン、アジアチャンピオンを獲得されて、今でもサーフィンの競技者として活躍されています。ハワイのビッグウェーブを乗りこなされる小川さんは、とても爽やかで明るく、それでいて非常に繊細さを持ちあわされた自然派のジェントルマンです。小川さんとお話をしていると、こんな寒い季節でも海に行き、サーフィンをしてみたくなります。一つとして同じ波はないので、答えは一つとして同じものはない。その自然を相手に楽しめるのがサーフィンかもしれませんね。小川さんのサーフィンを皆さんも応援してあげてくださいね!!
ペナルティーさん、安田大サーカスさん
2009/12/03
2010年1月4日(火)に放送されるTBS『これであなたもブレインマスター』に高畑が出演するのですが、今日はそのロケでした。写真はよく分かりませんが(((^_^;)お笑いのペナルティーのワッキーさん、ヒデさん。安田大サーカスの団長さん、ヒロさん、クロちゃんの五人でとても楽しく撮影をしてきました!!五人の皆さんの能力を引き出しましたよ。とても役立つ番組なので皆さんもコタツでお酒か蜜柑でも口にしながらご覧くださいね!!
元ヤクルトスワローズ ギャオス内藤投手
2009/11/28
元ヤクルトスワローズの投手として活躍のギャオス内藤さんこと、内藤尚行さんです。マウンド上での躍動感溢れる投球。投げ終えた後にマウンドで大声で吠える姿がとても印象的でした。内藤さんは、たぶん皆さんは豪快な印象があるかと思いますが!!もちろんそのような部分はありますが、とても几帳面で繊細な部分も強くあります。今日、内藤さんが現役の時に当時のヤクルトの監督、野村克也さんから学んだことを整理したノートも見せて頂きました。そのノートもきちんと丁寧に書かれていました。野球の投球理論もしっかりとある指導者としても説明の上手さを感じました。人に思い遣りがあり、優しいサービス精神の強い人柄ですよね。マスターズリーグで投げ続けられる姿も応援したいですね!!
メジャー挑戦 中村尚史投手
2009/11/27
来年から大リーグのインディアンスでメジャー挑戦をする中村尚史投手です。高校は進学校の武蔵工大附属、大学は中央大学の法学部。本人はラジオが大好きで、ラジオ局で番組制作をしたいと考えていたようで、将来野球を終えたら、またラジオをやりたいと考えています。あまり野球、野球していなくて、幅広く様々なことに興味を持ててアイデアや発想を広げて野球にフィードバックしていける思考の柔軟性と構成力があります。野球が大好きで、野球を思い切り楽しみたい。アメリカに渡りインディアンスの一員として思う存分、野球ではないベースボールを体験してきて欲しいですね。皆さんも応援してあげてくださいね!!
読売ジャイアンツ 大田泰示選手
2009/11/27
読売ジャイアンツの大田泰示選手です。東海大相模高校から入団した松井秀喜選手がつけていた55の背番号を受け継ぐ、将来のジャイアンツの四番候補の長距離砲です。僕と同じ広島の出身。とても純粋な心と頭でしっかりと考えていける力を持てています。自分の考えを自分の言葉でしっかりと伝えられる力は若いのに大したものだなと思わされます。屈託のない明るい笑顔も彼の心の前向き感が出ていますよね。話をしていても明るい空気感が漂いますね。将来がとても楽しみな大田選手の今後を皆さんも応援してあげてくださいね!!
自転車ロードレーサー 矢部紀行選手
2009/11/25
自転車のロードレーサーの矢部紀行選手です。彼はブリヂストンアンカーチームという日本屈指の強豪の自転車チームに所属していました。その後はフランスやアフリカなどのレースに参戦していました。もともとは虚弱体質だったようですが、テレビで目にしたツールドフランスを観て自転車を始めました。でも好きな自転車を通して、もっと速く、もっと強くと想いながら、練習はもちろん、頭を使い様々な工夫やアイデアを創造しながら強くなってきたのです。まだまだ若いのでこれからも、さらなる高みを目指して頭も体も鍛えていってもらいたいですね!!僕は彼の挑戦を応援しています!!
プロゴルファー 河村雅之選手
2009/11/22
プロゴルファーの河村雅之選手です。河村選手はツアーで優勝を三回されていて、プロゴルフ界の生涯賞金ランキング20位くらいにつけられています。ツアーで一回でも優勝するのが大変な中で、三回優勝されているだけあって、彼の様々なスイングの秘技やバリエーション豊富なテクニックは感動ものです。ひょうひょうとしていて明るく前向きな性格は周りの人も楽しくさせてくれます。これからはゴルフの世界にまた新たな心境地を切り開いていかれるのを応援しています!!
元広島東洋カープ 佐々岡真司投手
2009/11/19
広島カープ一筋18年。エースナンバー18を背負い続けた佐々岡真司さんです。新人王から始まり、ゴールデングラブ以外の投手が獲れる賞という賞は全て総なめされています。さらには100勝100セーブという偉業も達成された誰もが知る球界を代表する大投手でした。引退試合に招待して頂き、最後の勇姿を見たのが昨日のことのようです。思い出はあり過ぎる...ただいつも僕が感じたのは佐々岡さんは人を生かし自分を生かせる人だなということです。いつも大切にされている言葉は『感謝』でした。現役時代の佐々岡さんとキャッチボールできたのは良い思い出です。あまりの落差のあるカーブに目が点になりました。野球人としても一人の人間としても、その生きざま、人柄は心底から尊敬できる方です。そんな佐々岡さんの解説を、将来のカープのコーチとしての活躍を応援しています!!
プロゴルファー 張本茂選手
2009/11/19
プロゴルファーの張本茂選手です。張本...そうあのプロ野球の名球会にその名を輝かせるあの張本氏のお兄さんの息子さんに当たります。顔は張本氏の面影があります。飛ばし屋として、以前はプロゴルファーの中でもナンバーワンの飛距離を出されていました。性格は優しく穏やかで、人に対しての思い遣りや面倒見の強い方です。ゴルフはスコアも大切だけど、やはり気持よく楽しみながらプレーしたいし、みんなにもしてもらいたいということをとても強く想われています。左はしにいるのはゴルフのプロコーチの岸副哲也さんです。彼のレッスンの奥義には頭が下がります。つねにゴルフを探求されている姿勢は素敵だなぁーと感じています。こんなお二人といると天気の良い日にはグリーンを気持よく楽しくゴルフ談義をしながら回りたくなりますよね。
元広島東洋カープ 高橋建投手
2009/11/17
広島カープから、メジャー挑戦しニューヨークメッツで投げた高橋建投手です。40歳からの勇気あるメジャーへの挑戦でした。やはり憧れのメジャーの舞台に立てて、テレビではなく、観客席でもなく、マウンドに立って身体で自分の長年の夢を感じ取れたのは最高の幸せとのこと。野球を続けてきたからこそ叶った夢。甘いマスクではありますが、しっかりとした野球理論を持ち、芯も強い選手です。何事もピタッと焦点を合わせて形にしていく力のある選手です。そんな建さんのこれからを皆さんも楽しみに応援してあげてくださいね!!
セパタクロー日本代表 寺本進選手
2009/11/11
セパタクローの日本代表の寺本進選手です。僕と同じ広島市の出身で、広島であったアジア大会でセパタクローと出会い、そこからセパタクローにはまり、日本代表のアタッカーとして長年プレーしています。アジア大会の銅メダリストでもあります。日本人唯一の本場タイのプロ選手でもあります。セパタクローにかける熱い想いや彼の華やかなオーバーヘッドでのアタックは魅了されるものがあるはずです。セパタクローを皆さんにも知ってもらいたいと強く願っています。マイナースポーツであっても自分が本気で打ち込めるスポーツに出会えたことは何物にも変えがたい幸せと語る彼の真摯な姿勢は素敵だなと思います。皆さんもセパタクローを寺本選手を応援お願いします!!
元プロ野球選手 駒田徳広さん
2009/10/31
巨人、横浜ベイスターズで活躍され、2000本安打を達成されて名球会入りをされた駒田徳広さんです。その後はスポーツ番組の司会をされたり、プロ野球の解説者をされ、楽天の打撃コーチ、横浜ベイスターズの打撃コーチをされてきました。とても気さくで、優しくて思い遣りのある素敵な方です。そして歯に衣を着せぬストレートな言葉や表現が彼の真摯な人柄を表しています。そして何よりも明るく笑顔で周りにいる人まで明るい気持ちにさせてくれます。野球の打撃理論には卓越した明確な身体論を含めて理路整然とした思考の構築があります。駒田さんの今後の様々な分野でのご活躍が楽しみです。応援しています!!
ランナー 谷川真理さん
2009/10/30
ランナーの谷川真理さんです。笑顔がとても素敵で、本当に心から走ることが好きなんだなぁ~というのがお話をしていても強く伝わってきます。横浜で講演などをされた時は、水道橋くらいまでは余裕で走って帰ってこられるようです(^_^;)走りに関しての理論や考え方もしっかりと持たれています。ランニングは苦しいものではなく、体にとって楽しく気持よく走ることからスタートして少しずつ自分が自分自身にチャレンジしていくことが、また心に楽しみを生む。谷川さんがいつまでも素敵な笑顔で走っていかれるのを応援しています!!
東京ヤクルトスワローズ 牧谷宇佐美選手
2009/10/26
東京ヤクルトスワローズの牧谷宇佐美選手です。こうして写してみると僕が小さく見えます(笑)しかし牧谷選手が大きいのです!!身長は188センチのイケメンです。今年でプロの10年の現役生活に終わりを告げ、来年からは日本ハムファイターズのベースボールアカデミーでコーチに就任します。北海道の出身でもあるので、地元の野球に貢献していかれることでしょう!!古田さんや宮本慎也さんともしっかりと野球の理論を話し合えるくらいの頭脳の明晰さや、何事にも真剣に向き合い取り組む姿勢、他人をしっかりと思い遣れる優しさや面倒見の良さが今後のコーチングに大きく生かされていくのがとても楽しみです!!野球の理論の話はとても分かりやすいですよ!!
元ヤクルトスワローズ 城友博さん
2009/10/19
元ヤクルトスワローズの城友博さんです。城さんは、野村克也監督の元でヤクルトスワローズで10年間、その後は阪神に移籍して1年間プレーして引退されました。高校は名門の習志野高校。僕とは1歳違いで、城さんの現役時代の活躍の記憶は鮮明です。足の速い選手で塁に出ると俊足を生かして走るという名選手でした。野村監督のID野球を語り合いました。城さんは頭のキレも良くて、感性の鋭い方です。話していても凄く惹き付けられます。今は人材紹介の会社の社長をされています。野球に限らず、プロ野球の今後や、人の生かし方や育て方などでも盛り上がれました。今後の益々の活躍が楽しみな方ですよね!!
プロボクサー 細川バレンタイン選手
2009/09/27
プロボクサーの細川バレンタイン選手です。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つファイターです。2008年全日本新人王を獲得。見た目の派手さと独特のキャラクターでお調子者にみられがちだが、いろんなことに興味や疑問を持ちボクシングの取り組み方はとても真摯。宮田ボクシングジムに所属しながらも、僕の大学時代の仲間、三谷大和ジムに出稽古してたくさんの新しいことも吸収しようとしています。三谷も期待を寄せる将来が楽しみな選手です。皆さんも応援してあげてくださいね。
オリックス・バッファローズ 延江大輔投手
2009/09/18
オリックス・バッファローズの延江大輔投手です。ドラフト1位指名で入団して三年目。広島の瀬戸内高校の出身で身長が高く左のサイドスローということもあり、瀬戸内のランディージョンソン、和製ランディージョンソンというキャッチフレーズ。性格は穏やかで思い遣りがあり、しっかりと物事を考えられます。野球に関しての臭覚の鋭さや頭の良さを感じられる選手です。これから持ち前の野球センスと思考力や野球への真摯な取り組みでどんどん頭角を表してくる投手です。皆さんも是非応援してあげてくださいね!
プロボクサー 清田祐三選手
2009/09/14
プロボクサーの清田祐三選手です。清田選手は東洋スーパーミドル級チャンピオンです。釧路が生んだ現在日本人最重量級の東洋チャンピオンのボクサーになります。ボクサーとは思えない体の大きさで一見怖い印象があるが、人なつっこい笑顔とキャラクターで、すぐまわりを笑顔にさせてしまう柔らかさも兼ね備えてています。素直でまっすぐな心と親からもらったあの恵まれた体があれば、日本ボクシング界史上最重量級の世界チャンピオンになれるはずです。皆さんも応援してあげてくださいね。
KONISHIKIさん
2009/07/23
大相撲の元大関のKONISHIKIさんです。小錦八十吉の名前でたくさんの相撲ファンから愛された、個性豊かな大関でした。実は僕は飲み仲間に昔、小錦に似ていると言われて(笑)八十吉って呼ばれてました(笑)なのでとても親近感が湧きます。彼はハワイ出身です。僕もハワイに行った時に日本人から英語で話しかけられました。やはりハワイの人っぽいのかも・・・そんな彼も現役時代よりも随分体重が減りました。でも相変わらずの巨漢ではあります。テレビで見掛けたりすると思いますが、愛するべきキャラクターの彼を応援してあげてくださいね!
プロボクサー 渡部あきのり選手
2009/06/14
プロボクサーの渡部あきのり選手です。ボクシングの名門、花咲徳栄高校の出身でインターハイでは準優勝。プロ入りしてから牛若丸あきべぇのリングネームでデビューから15連勝。協栄ジム所属です。今のリングネームは本名の渡部あきのりです。牛若丸の頃の怖い印象とは違い、物凄い感性の鋭さと頭の切味を持っています。ボクシングも器用でテクニックも高いんです。イケ面のボクサーとしても人気のある彼を皆さんも応援してあげてくださいね。
読売ジャイアンツ 辻内崇伸投手
2009/06/08
読売ジャイアンツの辻内崇伸投手です。甲子園では156キロというケタ外れのストレートを投げていました。大阪桐蔭高校出身です。甘いマスクに穏やかな人柄です。中学時代には手首のトレーニング、高校時代に監督直々の特別なハードな下半身のトレーニングで球速が上がったようです。高い意識で野球に取り組んでいます。肘の怪我による痛みを経験しトレーニングへの意識も高まったようです。今は怪我も癒えてきて球速も150キロ台を取り戻してきました。ジャイアンツのエースとして期待される辻内投手をみなさんも応援してあげてくださいね!!
埼玉西武ライオンズ ボカチカ選手
2009/04/06
埼玉西武ライオンズのボカチカ選手です。プエルトリコ出身で、陽気で朗らかな選手です。今回のWBCのプエルトリコ代表にも選ばれました。彼の人生の中で最高の思い出になったようです。次のWBCは年齢的に厳しいかもしれませんが、今は西武で自分の力を出しきることに意識を置いています。ボカチカ選手の明るい性格は、明るい西武の雰囲気をさらに明るくしてくれることでしょう。遠い故郷、プエルトリコを想いながら一生懸命に野球をやっているボカチカ選手を応援してあげてくださいね。
埼玉西武ライオンズ 中村剛也選手
2009/04/01
埼玉西武ライオンズの中村剛也選手です。おかわり君です(笑)。昨年は46本塁打を放ち、完全にサードのレギュラーポジションを取りました。明るい性格でチームの中でもムードメーカー的な存在です。結果を恐れずに自分の持ち味であるボールを遠くに飛ばすということを日々、探求しています。渡邉監督も、将来の西武の四番を期待している選手です。みなさんも、おかわり君の豪快なホームランを楽しみにしていてくださいね。
プロテニスプレイヤー 佐藤博康選手
2009/03/03
タブルスランキング四位のプロテニスプレイヤーの佐藤博康選手です。浦和学院高を経て亜細亜大学に進学 。大学在学時に学生としては33年ぶりに全日本選手権のダブルスに優勝、10年後の04年に再び全日本選手権ダブルス優勝、99、05年混合ダブルス優勝、06年男子ダブルス準優勝、08年混合ダブルス優勝、また08年には亜細亜大学国際男子、軽井沢フューチャーズ優勝、ダンロップワールドチャレンジベスト8、イザワクリスマスオープン準優勝など。グランドスラム大会の本戦出場を目指して、国内、海外のツアーを転戦中。現在、月刊テニスジャーナルに連載をもつ。175cm、69kg、右利き、フォアバック片手打ち。
次世代を担うチャンピオンやランカー プロボクサーのみなさん
2009/03/03
ジムの垣根を超えてメンタルを学ぶ、これからの次世代を担うチャンピオンやランカーのプロボクサーのみんなです。みんな、もの凄く真剣でこれから先が楽しみです!!皆さんも是非、応援してあげてくださいね。飛天かずひこ(日高和彦)・東洋太平洋SW級チャンピオン・新日本木村ジム、中川大資・日本W級チャンピオン・帝拳ジム、三枝健二・日本SF級1位・新開ジム、長瀬慎弥・日本SL級3位・フラッシュ赤羽ジム、氏家福太郎・日本M級3位・新日本木村ジム、下川原雄大・日本SW級6位・角海老宝石ジム、須田拓弥・日本LF級7位・沼田ジム、渡部あきのり・日本W級8位・協栄ジム、池田好治・日本SW級8位・宮田ジム、山崎武人・本多ジム。
大相撲 藤本悠介力士
2009/02/27
大相撲の力士の藤本悠介さんです。福岡出身の22歳。阿武松部屋で幕下11枚目。身長は178センチの体重140キロの力士です。相撲の名門、明徳義塾出身です。相撲の世界ではあまり体の大きい方ではありませんが、体の大きな力士を正攻法の相撲で倒していくのが目標だそうです。今の世の中、不景気と言われ様々な方が苦しい思いをされていますが、そのような方に相撲を通じて何かを伝えていければと願っている。彼自身においても苦しい時にこそ、ひたむきに一生懸命にコツコツやる人こそ、近い将来に花が咲くというのが信条です。まだまだ若くこれからの力士ですが、皆様!!是非!!応援をしてあげてくださいね!!
東京ヤクルトスワローズ 宮本慎也内野手
2008/12/17
東京ヤクルトスワローズの宮本慎也選手です。ワールドベースボールクラッシックやオリンピックのジャパンチームのキャプテンも務める人格者で、僕も好きな選手です。話していても会話が広がるし、深くまで話せます。ものすごく自分自身の考え方を持っているにも関わらず、同時にすごい柔軟性や吸収力もある選手です。思い遣りも強く持てている穏やかな性格です。一年でも長く現役でやってもらいたいですね。後輩にプラスの影響を与えられる選手ですから。皆さんも応援よろしくお願いします!!
岐阜県立城北高校 伊藤準規投手(中日ドラゴンズ入団決定)
2008/12/02
中日ドラゴンズに入団の決まった、岐阜県立城北高校の伊藤準規投手です。とても気持ちの強い、でも性格のとても素敵な投手です。学ぶ姿勢と意識はとても高いものがあります。将来中日ドラゴンズの中核を担う投手になってもらいたいですね。長身のイケメンですので、是非皆さんも声援を送ってあげて下さいね!!
読売ジャイアンツ 尾藤竜一投手
2008/12/01
読売ジャイアンツの尾藤竜一投手です。大学に進学したものの、一度野球を諦めかけていたそうですが、プロ野球選手になりたいという夢を叶えるために夏に母校に帰り、そこから再起をかけて猛練習を積んで、ジャイアンツへの入団を掴み取りました。優しいマスクに人なつっこい笑顔。素敵な選手なので、どうか皆さんも温かく応援してあげて下さいね!!
北海道日本ハムファイターズ 松山傑投手
2008/05/27
北海道日本ハムファイターズの投手である松山傑投手です。ドラフト一年目のまだまだ若い投手ですが、ストレートの力は一軍の投手コーチをも頷かせる力を持っています。人やファンをとても大切にできる人柄で、なかなかのイケ面です、(笑)。投球に対しての意識もなかなか高いものがあり、将来の楽しみな投手です!!皆様、是非とも応援よろしくお願いします!!
大食いチャンピオン 山本卓弥君
2008/05/23
テレビでもお馴染み「イケ面、大食いチャンピオン」の山本卓弥君です。何故、スポーツ交遊録かというと、食べるためのトレーニングなるものを積んだり、大会に出るために様々なコンディショニングをしたりと、アスリートのような訓練を積んでいるからです。今日も、麻布の和食屋さんでまずは2キロの海鮮丼、そうめん5人前、にぎり寿司を30貫、間に茶碗蒸し2つ、串焼き、ほたてのチンゲン菜、などを食べて、ビール、烏龍茶5杯、締めにアイスクリーム(笑)。次のラーメン屋さんでは、ラーメン3杯スープ飲みきり、つけめん1杯、餃子5人前(笑)。最後にテレビでもお馴染の、きよ彦さんのおでん屋さんでおでんのフルコース。目が点になります。まだまだ食べられるとのこと・・・すさまじいです。彼の胃袋はまさに日本有数のアスリートです(笑)。テレビでの陰には彼なりのたゆまぬ鍛練がある訳です。しかし、こんなに驚きの光景を目にした経験は初めてでした~(笑)。
広島カープ 小島心二郎投手
2008/04/25
僕の隣が広島カープの小島心二郎投手です。上の二人は井生選手と比嘉選手。小島投手は国士舘大学を卒業してプロ入りして4年目。頭が良く、自ら本を読んだりしながらメンタルを勉強を。話をしていても、貪欲に何でも吸収しようとする姿勢がとても魅力的です。野球における心が体や技術に大きな影響を与えていることを高い意識で感じ取れています。自分自身の考えも整理してしっかりと伝えられる選手です。今後のさらなる活躍を期待しています!!皆さんも応援をよろしくお願いします。
プロボクサー 日高和彦選手
2008/03/17
プロボクサーで第29代の東洋太平洋ウェルター級チャンピオン、第26代東洋太平洋スーパーウェルター級チャンピオンの日高和彦選手です。その実力や強さはもとより、かなりの背丈があり、かなりイケメンのボクサーです。東洋太平洋チャンピオンで何回か防衛した後に、世界チャンピオンへの挑戦。話していても、とても気持ちの良い性格で、頭のクレバーな選手だなぁ~と感じました。皆さんも是非とも日高選手を世界チャンピオンになるまで(^-^)いや、なってからも応援して下さいね!!
囲碁棋士の高尾紳路さん
2008/02/13
日本のトップクラスの囲碁棋士の高尾紳路さんです。高尾さんは14才からプロ棋士になり、20才で新人王を獲得後に史上6人目の本因坊、名人なども獲得。最高勝率での600勝も達成するなど今や名実ともに日本のトップ棋士の地位を築かれています。世界戦にも日本代表の棋士として何度も出場されています。性格はとても穏やかで、様々な面で人格者と言えます。読書家でもあり、特に歴史書をよく読まれています。また食べるのが大好きで、ブログで高尾ミシュランなども書かれています。囲碁界では人気棋士の高尾さんから、囲碁を知らない皆様に一言メッセージが(^-^)
「囲碁は人生そのもの。その人の人間性や性格がありのまま表れるゲーム。囲碁を通して生き方を含めて様々な事を学べると思いますので、皆さんも是非、囲碁を楽しんで始めてみて下さいね!!」今後も日本のみならず世界で活躍する高尾さんを皆様も是非、応援を宜しくお願いします!!囲碁も始められてみたらいかがでしょうか(^-^)
将棋A級棋士 久保利明さん
2007/12/11
将棋のA級棋士の久保利明棋士です。厳しいA級の世界を6年連続で守り通しています。日本でも有数のプロ棋士です。性格は穏やかで、思い遣りの深い、礼儀正しい方です。この写真では分かりづらいですが、巨人の上原投手に似ているイケメン棋士でもあります(^-^)かなり将棋の世界では人気のある棋士です。今後の羽生棋士との対戦から目が離せません。まだまだこれから脂が乗って伸びを見せる期待の星の棋士なので、皆様、応援を宜しくお願いします!
千葉ロッテマリーンズの塀内選手
2007/11/30
千葉ロッテマリーンズの塀内久雄選手です。愛媛出身で心の優しいナイスガイです。練習に対してもひたむきに取り組んでいます。千葉が日本一、アジア制覇した時も一軍でいて、若手の伸び盛りの選手です。間もなく挙式を控えて、意識の高い素敵な奥様と共に、さらなる飛躍を目指しています!来季はさらなるシュアなバッティングをしてくれるはずです。皆様も是非とも応援お願いします。
平澤岳、二度のオリンピック出場
2007/11/27
元スキーアルペン日本代表の平澤岳さんと銀座でメンタルトレーニングの打ち合わせをしました。平澤さんはリレハンメルオリンピックと長野オリンピックに出場。8年間ワールドカップを転戦された名選手です。今は引退をされ日本のスキーのトップアスリート(瀧澤宏臣:世界ランキング3位のスキークロス選手、河野健児:世界ランキング14位のスキークロス選手、福田修子:ソルトレイクとトリノのオリンピック出場のクロスカントリースキー選手など)をサポートする会社を設立されて日々活躍されています。お話をしながら、平澤さんがアスリート時代にいかに高い意識で競技をされていたのかが凄く伝わってきました。自らが貪欲にあらゆる事を模索しながら吸収していこうとする姿勢が、そのまま人生の生き方にもそのまま反映されている感じがします。平澤さんの会社に所属するアスリートのメンタルサポート以外にも、三人で話していると次々にビジネスのアイデアが共鳴して湧き上がってきます。平澤さんの魅力はウインタースポーツを愛し、自分だけでなく後輩の選手達
のためにも力を尽していくという姿勢です。そんな平澤さんのためにも僕も力の限り尽力していく覚悟です。
広島カープの田中敬人投手です。
2007/04/25
広島カープの田中敬人投手です。爽やかな笑顔と長年の坊主頭。素晴らしい身体能力。これからますます楽しみな投手です。これからの広島投手陣を支えるエース投手になってほしいですね!!性格もとても良く顔も格好良いのでスター選手になる素質十分ですね!!
バスケットボール全日本チームの佐古賢一選手です。
2007/04/23
お付き合いの長い、バスケットボール全日本チームの佐古賢一選手です。同チームでポイントガードを10年以上も務めています。アジア・ナンバー1のポイントガードと称される選手で謂わば全日本チームの司令塔の役割。思考力、感性に優れているアスリートであり、自分の哲学も明確に持っています。36歳。これから彼が培ってきた経験や頭脳がますます求められるはずです。近著「試合で差がつく! スポーツ・メンタル強化BOOK-状況別・種目別ケーススタディ50-」の冒頭にも対談相手としてご登場頂きました。ありがとうございます!!
体操競技、アテネ五輪の団体での金メダリストの中野大輔選手と相原豊コーチです。
2007/03/03
体操競技、アテネ五輪の団体での金メダリストの中野大輔選手と相原豊コーチです。相原コーチも体操でバルセロナ五輪に出場されています。僕を含めた三人でメンタルトレーニング談義で盛り上がりました。中野選手も相原コーチもとても意識が高く、話していてとても楽しかったです。次の北京五輪のメダルに向けて!!
陸上の短距離で二大会連続してオリンピックに出場している土江選手です。
2006
陸上の短距離で二大会連続してオリンピックに出場している土江選手です。
広島カープ・野村謙次郎選手
2005/10/14
今シーズン限りで現役を引退した広島カープの野村謙次郎選手。10月12日の広島・横浜のラストゲームが引退試合となりました。大歓声と真っ赤に染まった超満員のファンの前で、通算2020本目となる二塁打を放ってくれました。度重なる怪我に泣かされながらも、地道に積み重ねたヒットは39才の今シーズンついに2000本に到達しました。その記念に選手全員で写した写真に野村選手のサイン。僕にとっても凄く大切な思い出とともに凄く大切な宝物となりました。どんなにツライ状況に置かれても、それに負けず不屈の精神で夢を実現させた野村選手。改めて夢はただ見るものではなく、実現させるものである事をその小さな体で示してくれたチームリーダー。17年間本当にお疲れさまでした。
FC岐阜の吉田選手です
2005/09/13
サッカーJリーグ、FC岐阜の吉田選手(元清水エスパルス)です。確か今年36才になるはず(^-^)それでも長距離走を走らせたら、若手の選手達よりも早く、チーム1というのは正直凄い\(^O^)/練習においても常に明確な目的意識をもって臨んでいるからこそ、ベテランとなってもなお現役プレイヤーとして活躍していられるんでしょうね!本を読むのが大好きな、スポーツ選手としては貴重な存在の一人です。話も単にスポーツ関係者とだけでなく、ビジネスマンやバンドのリーダー、起業家などの方々とも積極的に話す機会をもって自分の幅を広げています。吉田選手は広島出身で、しかも僕の住んでた実家のすぐ近くの町の出身です。吉田選手はこの度、単にスポーツ選手だけでなくビジネスマンにも役立つ本を出版されました。皆さんも是非読んでみてくださいね!!
広島カープの福地選手です(^^)v
2005/09/01
広島カープの福地寿樹選手です。とにかく足が速く、盗塁のスペシャリストです。足の速さもさることながら、何よりも走塁も高い技術力を要する事を自らのプレーで示してくれています。相手投手のクセを盗み取る技術、左右の足に微妙に重心を移動させる技術、いざという時に迷いなくスタートを切れる心の技術、相手投手が牽制をしてくるのを雰囲気から読み取る技術など・・・挙げればキリがないくらいの様々な技術があるんです。オフには僕の友人の陸上のオリンピック選手とトレーニングして更に走りに磨きをかけて欲しいなって思います!!
水泳の井上優選手
2005/08/27
この度、2軸泳法の『クロール革命』というDVDを発売した水泳の井上優選手です。22才の若さでありながら、自分の泳法をとことんまで追求する姿勢は見事というしかありません。井上選手は高校時代はインターハイ1500㍍で高校新記録を叩きだし一位。ワールドカップ代表にもなりました。大学は日本体育大学に進学し、2年と4年でインカレ一位を叩きだしました。また北島康介選手とは同級生で、その代のキャプテンも務めた優れた人格ももちあわせています。小さな子供たちからもすぐに好かれる優しさや、子供の目線に立てる心の姿勢には感心させられます。大きな怪我から懸命に立ち上がり、誰にも負けない努力と忍耐で再起を果たした井上選手に心からエールを送りたいと思います\(^O^)/
カープの井生崇光選手
2005/07/29
広島カープの二軍で活躍中の井生崇光選手です。まだ一軍経験こそありませんが、その身体能力の高さは一軍コーチも十分に認める存在です。得意とするシュアーなバッティングを早く広島市民球場の大歓声に包まれる中で見てみたいっ!!と思いますね。顔も格好良く、スター選手に成長する可能性は大!!です。凄く真面目な人柄で、きっと選手からも、ファンからも、焼肉屋のマスターからも(^-^)可愛がられる存在です。あと一踏張りで一軍だよっ、応援してます\ (^O^)/
カープの嶋選手です。
2005/07/28
昨年のセントラル・リーグの首位打者、広島カープの嶋選手です。ヤンキースの松井秀喜選手の背番号と同じ55番ということで、カープの赤に掛けて『赤ゴジラ』と呼ばれています。人一倍の努力家で、どんな状況に置かれても常に前向きに野球に取り組んでいます。投げ出したいような状況にあっても自分の力を信じ切り、一歩一歩諦めずに進んでいく赤ゴジラの姿はファンに限らず多くの人に勇気を与えてくれたはず。また嶋選手を見ていると何故か「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」という言葉が思い浮かびます。それくらい人柄も素敵な選手ですよ!!
水泳の萩原智子、ハギトモちゃん
2005/06/19
シドニーオリンピックで200メートル背泳ぎ、四位に輝いた萩原智子さんです!!長身に可愛らしさ、性格どれをとってもその人気が分かりますね(^O^) ハギトモちゃんの座右の銘は『克己』。己に克つという意味です。どんなライバルに勝つより自分自身に勝つことの方がはるかに難しいですよね!!その言葉を胸に前進し続けてきたんですねっ(^^)v性格はとても優しく、優勝という言葉は優しく勝つという事だと考えているという点にもハギトモちゃんの人柄が表れていますね!!これからも、水泳の普及のために明るく、楽しく、元気良く、ハギトモスマイルで頑張って欲しいなって思います\(^O^)/
トレーナーの菊地さん
2005/06/14
トレーナーの菊地公之介さんです。水泳選手の体のメンテナンスやトレーニングをやられています。以前は、金メダリストの北島康介選手や柴田亜依選手の担当もされてました。鹿屋体育大、大学院と進まれ、その後あちこちで修業され今ではトレーニングもできる治療院を開設されてます。顔はどう見ても、鹿児島の方の顔なのですが、地元は埼玉らしい・・・いつもにこやか笑顔!!ちょっぴりシャイな性格です!!ちなみに彼女募集中!!です(^O^)将来の夢は自分が手塩にかけた水泳選手をオリンピックに出場させる事だそうです!!
動作解析の長谷川さん
2005/06/12
バイオメカニクスで動作解析の専門家の長谷川伸さんです。大学時代は立教大学の野球部で投手をやられてました。最近では、昨年まで早稲田のスポーツ科学部で助手をやられていました。僕も選手達の動作解析をお願いしています。運動力学や動作解析の話を長谷川さんから伺うにつけ、スポーツ科学の進化を感じさせられます。選手のプレー映像を多次元からパソコンで解析する姿は、理系の技術者や学者を連想させます。クールさと優しさをバランス良く兼ね備えてます!!しかし、頭が切れますねっ!!長谷川さんの目と手を通せば、新しいスポーツの世界が見えてきますね。
西武ライオンズ・三井浩二投手
2005/06/11
大空と大地の申し子、北海道足寄町出身の西武ライオンズの三井浩二投手です!!二年連続二ケタ勝利の左腕投手!!今はより一層の活躍をするための充電期間。しっかりと調子を上げています。性格はもう最高にいい人ですね。人に対しての細やかな心遣い!思いやり!は抜群です。野球に取り組む姿勢も真摯で、頭の良さも光る投手ですね。意識を高く持っているので、きっと更なる進化を遂げた投手になってくれる事を大いに期待してますよっ!!大きな体が更に大きく踊るピッチング!!楽しみにしてますね。
フィジカルトレーナーの原田さん
2005/05/24
満面の笑みを浮かべるのは、心優しきフィジカルトレーナーの原田一志さんです。体の事、栄養の事など何でも相談にのってもらいます。厳しいトレーニングの合間にのぞかせる、ふとした笑顔に何故だか、心もいやされます!!選手の体と真正面から向き合い、決して妥協を許さないトレーニング哲学には、本当に感心させられっぱなしですよ。心のトレーナー、体のトレーナーと立場は違うものの、選手に向き合う姿勢は同じ。スポーツ話でお互いに何時間でも語り合えますね!!
一流のコーチの方々
2005/05/24
この本のために多くのコーチの方々とコーチングをテーマに対談させて頂きました。さすが、一流選手を育て、力を引き出しているコーチは自分なりの哲学をもたれていますよね。長い時には、四時間を超える対談でした。それにしても皆さん、熱い、熱い!!以下コーチ陣の紹介☆野球の大野豊氏、サッカーの岡田武史氏、ソフトの宇津木妙子氏、シンクロの井村雅代氏、バスケの鈴木貴美一氏、卓球の西村卓二氏、バレーの柳本晶一氏、陸上の高野進氏、柔道の古賀稔彦氏、体操の城間晃氏、水泳の鈴木陽二氏、マラソンの鈴木秀夫氏、アメフトの水野彌一氏、ラグビーの山口良治氏、皆さん、楽しい時間をありがとうございました。皆さんとコーチングについて熱く語り合って、僕も更に成長できたように思います。これからもお互いに現場主義を大切にして、それぞれのフィールドで力を出し切っていきましょうね!!
キャプテン・ハッスル小川直也選手!!
2005/05/23
格闘王、小川直也選手が今度の僕の本の帯に登場してくれました!!セルフ・コーチングの重要性を十分に理解してもらった上での登場。本当にありがとうございます!!『なりたい自分に変わるんだ!!』という、まさにピッタリのコピー。裏帯には、「自分で自分の限界を設定するな!これでいいやと思ったらそれで終わってしまうよ。」「強い信念を常に持ち続ける習慣」「それではみなさん、ご一緒に3、2、1ハッスル!ハッスル!」「新しいエンターテインメント、ハッスルの応援もよろしく!」という力強い言葉も考えて添えてもらいました。僕も今後も小川選手を応援します!ハッスル!ハッスル!ありがとうございましたっっ!
広島カープ・佐々岡真司投手
2005/05/20
広島カープで野村選手に次ぐベテランの佐々岡投手は、今年38才になります。昨年、100勝100セーブの大記録を達成しました。まさに球界を代表する大投手ですよね。巨人の清原選手が、対戦するのが一番楽しみな投手と認めています。そんな大投手でありながら、最高の人柄です!!人に対して、優しく、細やかな気遣いができるだけでなく、何よりも正直な人だなぁ!!って思います。僕はそんな佐々岡投手を尊敬しています。タイトルというタイトルを総舐めしている佐々岡投手。ここでクイズ??新人王以外で唯一手にしていないタイトルがあります。何でしょうか?先日そんな話になりました。僕はヒントをもらうまで気付きませんでした。ヒントはGのつくタイトルです。まだまだ、もっともっと頑張って投げ続けて欲しいなって願ってます!!
イチロー選手は天才?!
2005/05/16
イチロー選手に対して、マスコミは天才と称します。しかし、僕の話した印象は天才というよりも、意識の高い選手だなって!!それも限りなく高い意識で野球に取り組んでいます。オリックス時代のイチロー選手に、新しいボールを二個手渡されました。どちらのボールが重いですか?と彼。同じ重さだよね、と僕。いえ、こっちのボールは湿気を帯びて微妙に重いんです・・と彼。それに続けて、鉄のボールとゴムのボールと同じフォームで投げますか?と彼。違うよね~と僕。ボールを掴んだ時に感じる重さの違いに合わせて、投げるフォームを微調整してるんです!と彼。つまり、僅かでも重さが違えば、同じ投げ方というのはありえないという事です。このような意識レベルの高い話は、イチロー選手の口から次々に出てきます!ただ野球をやるのではなく、野球を究極まで追求する精神がイチロー選手を日々高い位置へと押し上げているように、僕には思えます。 そんな高い意識で選手と話せる時間は、僕にとって最高の至福の時ですね!!
ウォーターボーイズ
ウォーターボーイズに出演しているユウゴくん、ウォーターボーイズの演技指導、かつ役者であるトォリトネスの不破くん、日体大の小泉さんです。
サッカー日本代表の監督も務められた横浜Fマリノスの岡田武史監督より
これはサッカー日本代表の監督も務められた横浜Fマリノスの岡田武史監督から頂いたものです。
セパタクローの日本代表の林選手です。
セパタクローの日本代表の林選手です。
ソフトボール全日本女子の監督を務められた宇津木妙子監督より
ソフトボール全日本女子の監督を務められた宇津木妙子監督から頂いたジャパンのグランドコートです。記念に全日本の四番を打った宇津木麗華選手のサイン、全日本のエースの上野投手のサインも入れてもらいました(^-^)
パンクラス 船木選手
パンクラスの格闘家で、現在は役者としても活躍されている船木選手です。
ラグビーの日本代表のスクラムハーフを務める吉田選手です。
ラグビーの日本代表のスクラムハーフを務める吉田選手です。
横浜ベイスターズの大魔人こと、佐々木主浩投手です。
横浜ベイスターズの大魔人こと、佐々木主浩投手です。僕も手が大きい方ですが、佐々木投手はさらにデカイ!!この大きな手の中にボールがあると、ボールは小さいですよ(^-^)
横浜ベイスターズの投手、野村弘樹投手の現役時代です。
横浜ベイスターズの投手、野村弘樹投手の現役時代です(^-^)今は横浜ベイスターズの投手コーチを務めています。
荻原健司選手。岡崎朋美選手。上村愛子選手。
スキーのノルディック複合の金メダリスト、荻原健司選手。女子スピードスケートの銅メダリストの岡崎朋美選手。スキー・モーグルの上村愛子選手です。
東京ヤクルト・スワローズで力投を見せる木田優夫投手です。
巨人、デトロイト・タイガース、今は東京ヤクルト・スワローズで力投を見せる木田優夫投手です。
極真空手 数見肇選手とバスケットボール 佐古賢一選手です。
極真空手の世界チャンピオンの数見肇選手とバスケットボールの日本代表のポイントガードの佐古賢一選手です。
元、琴錦関です。
元、琴錦関です。
元F1レーサーで現在は登山家の片山右京選手です。
元F1レーサーで現在は登山家として数々の名嶺にチャレンジを続ける片山右京選手です。
巨人のコーチ 玉木選手から頂いたユニフォームです。
広島カープから楽天イーグルスに移籍し、今季から巨人のコーチに就任した玉木選手から頂いたユニフォームです。
広島カープのベテラン左腕、高橋建投手から頂いたユニフォームです。
広島カープのベテラン左腕、高橋建投手から頂いたユニフォームです。
広島カープの井生選手、比嘉選手、森選手です。
広島カープの井生選手、比嘉選手、森選手です。
広島カープの一軍投手コーチの澤崎コーチです。
広島カープの一軍投手コーチの澤崎コーチです。
広島カープの左腕、河内投手から頂いたユニフォームです。
広島カープの左腕、河内投手から頂いたユニフォームです。
広島カープの天谷選手と井生選手、オリンピックに二度出場した土江選手です。
広島カープの天谷選手と井生選手、オリンピックに二度出場した土江選手です。
広島カープの田中投手から頂いたユニフォームです。
広島カープの田中投手から頂いたユニフォームです。
阪神タイガースのバッティング投手の清原さんです。
阪神タイガースのバッティング投手の清原さんです。
三浦知良選手
仲良しのカメラマンの才所さん撮影のキング・カズこと三浦知良選手です。ユニフォーム姿も格好良いですが、私服姿も痺れますね~~(^-^)
山口良治先生
荒廃した学校のラグビー部の中での泣き虫先生と選手達をテーマにしてドラマや映画化された『スクール・ウォーズ』の主人公の泣き虫先生こと、伏見工業高校ラグビー部、総監督の山口良治先生から記念に頂いた一枚の写真です。写真には先生のサインと「信は力なり」の言葉が書き添えられています。
柔道の金メダリストの井上康生選手です。
柔道の金メダリストの井上康生選手です。
女子フィギュアスケートの村主選手と佐藤コーチです。
女子フィギュアスケートの村主選手と佐藤コーチです。
水泳の背泳ぎのオリンピック・メダリスト、中村真衣選手です。
水泳の背泳ぎのオリンピック・メダリスト、中村真衣選手です。
西武から巨人に移籍した小関選手です。
西武から巨人に移籍した小関選手です。
西武ライオンズの福地選手、陸上のオリンピック・土江選手です。
西武ライオンズの福地選手、陸上のオリンピック・土江選手です。
東京ヴェルディでゴールキーパーを務めた本並選手です。
東京ヴェルディでゴールキーパーを務めた本並選手です。
東京ヴェルディの北澤選手です。
東京ヴェルディの北澤選手です。
東京ヤクルト・スワローズの吉川投手から頂いたユニフォームです(^-^)
東京ヤクルト・スワローズの吉川投手から頂いたユニフォームです(^-^)
日立&ルネサンス高崎・女子ソフトボールチーム
日立&ルネサンス高崎・女子ソフトボールチームから頂いたサイン入りボールです。この強豪チームからは数多くのオリンピック選手が選ばれています。
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