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メンタルトレーニング関連用語集

メンタルトレーニングに関する用語を掲載しています。

エピソード記憶

出来事や生活記憶と言われている。場所、天気、会った人、交した会話、感情などの情報が絡み合った記憶。

潜在記憶

手続き記憶とも呼ばれる体で覚えている記憶。イメージはできてもなかなか言語化しづらい。例えば自転車に乗るといった記憶を言う。

脳内麻薬

人間の脳内には麻薬であるモルヒネと同じ物質があり、快の神経伝達物質として働いている。

ワーキングメモリー

作動記憶とも呼ばれる。ある行動を取るために短時間の間だけ蓄えられ、その行動が終わったら忘れ去ってしまう記憶。電話番号を聞いて電話をかけたら、忘れてしまうなど。

うつ病

抑うつ気分、悲哀、絶望感、不安などの精神症状、また全身の倦怠感、不調感、食欲不振などの自律神経障害、内分泌障害を中心とする身体症状をとる精神性疾患。

神経反射

脊髄は反射の中枢としての役目もある。反射は脳に信号が送られないため、神経ルートの短い瞬間的に対応可能な運動。

小脳

内耳の平衡器官や、筋肉や関節から送られてくる情報を敏速に整理して、素早く体のバランスを取る役割を持つ。

ストレス

カナダの学者のハンス・セリエによって「環境の刺激や変化に対して適応しようとして生体に起こってくる様々な現象」をストレスとして定義。良性のストレス、悪性のストレスがある。

メラビアンの法則

相手に気持ちを伝える時に、言葉の内容は7%、声のトーンは38%、表情・視線は55%という重要性を占めている。

オール・オア・ナッシング思考

×か○か、0か100、白か黒で物事を判断しようとすること。この考え方の人には完璧主義者の人が多く、何か一つでも欠点を見付けると全てが嫌になってしまったりする。

成長ホルモン

人間の睡眠中に分泌される疲労回復物質。夜の22時から深夜2時くらいの時間帯に分泌される。

チャンクダウン

チャンクとは英語で、かたまりを意味する。チャンクダウンとは、かたまりをほぐしていく事を意味する。モヤモヤした悩みのかたまりをほぐしていき細分化して一つ一つ手をつけていく事。

リフレーミング

例えば、監督から叱られた時に「嫌われた」と考えれば暗い気持ちになる。しかし叱られたという出来事そのものは変わらなくても、期待されていると考えれば勇気がわく。このように出来事に対する捉え方を自分の目的のために効果的に変換する事。

破局視

自分にとって何かうまくいかない事が起こると、これで全てが終わる的な考え方。恋人にフラれたら人生は終りだ。友人とケンカしたからもう学校に行けない。といったような一事を万事とマイナスに考える。

ストレッサー

ストレスの原因をストレッサーと言う。ストレッサーには社会や人間関係などから生じる緊張、不安、恐怖などの精神的要因。痛み、発熱、病気、怪我などによる身体的要因。騒音、温度、湿度などによる環境的要因がある。

数息法

息を吐くごとに頭の中で、ひとーつ、ふたーつとなるべく長く数を数える。そうすると喉が軽くすぼまり、長くゆっくりとした呼吸になる。10分から20分くらい続けると効果的。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

戦争、犯罪、事故、災害などのストレスがきっかけとなって、その出来事から数週間から数ヵ月後に不安感、孤独感、孤立感などの精神症状や頭痛や吐き気などの身体症状が表れる事。

パニック障害

漠然とした不安感が高じて極度に緊張したり、恐怖を感じたりするのが主な症状。パニック障害の多くは満員電車などの混雑した場面で強い窒息感や動悸を引き起こす。それにより電車に乗ること自体が恐怖になったりする。

アサーショントレーニング

自己表現トレーニングとも言う。自分自身のコミュニケーションスキルを変えてストレスに対処する。正直、素直、積極的、自他尊重、自他調和、自他協力、自発的、自己選択などの行動を身に付けていく。

エゴグラム

エゴ・自己、グラム・図式化するを意味する。自我の構造を探るところから、構造分析と呼ばれ、性格傾向が分かる質問表を活用した方法。

ゲシュタルト療法

精神療法の「あき椅子療法」がある。二つの椅子を用意して一方に自分が座り、前の空いた椅子には頭の中にある頭痛を取り出して座らせたと仮定して対話させる。このような自問自答の中で原因や解決の気付きを与える。

自己投影

自分以外の人間やモノ、映画、テレビ、絵画、小説などにあたかも自分自身であるかのように感じる。

心のウォーミングアップ

体のウォーミングアップを試合前に行うのと同様に心のウォーミングアップは大切になる。会場への移動手段の交通機関の中で、会場の中で少しずつ心の準備をしていく。

サブリミナル効果

テレビの広告などで使われていた。直接的なメッセージ刺激を与えるのではなく、間接的な刺激や微弱な刺激でのメッセージ刺激を織り込んでいき、潜在意識に働きかける効果。スポーツでは長野五輪のスケートチームのユニフォームに活用された。

プリマックの原理

好きな事と嫌いな事の作業順序をどのようにすると作業効率が上がるかの原理。好きな事→嫌いな事→好きな事の順番が作業効率が高い。

勝利至上主義

ビジネスでは成果主義と言う。勝つ事、成果が上がる事が全てであるという考え方。オールオアナッシングの考え方で途中の過程や勝負の内容には意識が向かない状態。

スランプ

不調が一時的なものにとどまらずに長期的に延びてしまう事。スランプの原因は様々な要因があり、メンタル面での事も多い。ひとつのスランプが連鎖してさらなるスランプに発展することもよくある。

コンフォート・ゾーン

自分が安楽な気持ちでいられる状況。保守的な人は一度この状況の中に入るとなかなかそこから出ていけなくなる。

漸進的弛緩法

ジェイコブソンによって考案された全身の筋肉の緊張を解いていくことで脳の興奮水準を低下させてリラクゼーションへと導く方法。

コミュニケーション能力

個人対個人、個人対集団、集団対集団などの関係の中で、相互の関係性を深め、メッセージを適切に送信し、また送信者からのメッセージを正確に受信する能力。

 

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