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メンタルトレーニング関連用語集

メンタルトレーニングに関する用語を掲載しています。

人間主義心理学

人間は本来、健康であり、成長に向かって進む性質を持つと考える。問題や悩みを抱えていても、その人の本来の姿は健康であり、成長に向かって歩んでいける可能性を持つ。問題が生じているのは、ただその健康へ向かう力が抑えられているからと捉えている。

強迫性障害

細菌に汚染されてしまうという強迫観念が沸き起こってくるために、一日に何時間も手洗いをする例などのように、強迫観念に悩まされることによって強迫行為を繰り返してしまう事。

失語症

脳卒中や頭の怪我などによって脳の言語中枢が損傷を受けたために、いったん獲得された言語能力が損なわれ、言葉が不自由になった状態を言う。

心気症

実際の病気や苦しみ、あるいは架空の病気や苦しみを言い訳にして、他人に対して自分の要求をつき出すこと。

A6神経

この神経は脳の中に広く分布し、脳を強力に覚醒し活動させる覚醒神経。この神経の伝達物質はノルアドレナリンになる。

A10神経

人間の精神系だけに分布し、覚醒と快感を生む快感神経。この神経の伝達物質はドーパミンになる。

ナチュラル・キラー細胞

NK細胞とも言う。腫瘍化した細胞やウィルスに感染した細胞を区別して、それらを排除したり破壊したりする能力を持ったリンパ球。

ミアーズ法

ミアーズがヨーガにヒントを得て開発した方法。リラックストレーニングだが、慣れてくると不快な状態や姿勢、不快な刺激などに対してもリラックスできるように訓練していく。

坐禅

調身、調息、調心という自己コントロールの方法。坐禅の瞑想は目を開けて行う。それは解放された自我が再び現実社会に働きかけるという、いわば積極的な意味合いを持つ。

ABC型行動パターン

人間の行動観察に重点を置いたパターン化。ABC型性格として用いる時は、人間の心理面を解析しようとする。A型は精力的、攻撃的でせっかちタイプ。C型は人が良く、感情表現を上手にできず、不快な感情は決して外には表せないタイプ。B型はA型とC型の中間で、現実をありのままに受け入れ、ストレスをあまり感じないタイプ。

アファーメーション

自己宣言を意味する。こうなるぞ、こうするぞ、という自分の姿を言葉や文字によって表現すること。

脳下垂体

大脳の下の骨の窪みに収まって大切に守られている。脳下垂体から出るホルモンが、他の内分泌腺に命令を伝えるという重要な役割がある。

ホルモン

人が成長していき、健康に暮らしていくために絶対に必要な化学物質のこと。ホルモンは必ず血液の中に分泌されるので内分泌物とも言われる。

抹梢神経

脳から直接に出ている左右12対の脳神経と、脊髄から出ている左右31対の脊髄神経の総称。

中枢神経

脳と脊髄を合わせて、中枢神経といい、全ての神経の中心的役割を果たしている。このように重要な神経なので脳は頭蓋骨に、脊髄は脊椎骨に保護されている。

膝蓋反射

金槌で膝蓋骨の下の窪みを打つと、その刺激は、腱→感覚神経→脊髄→運動神経を経て、たちまち戻り筋肉を収縮させツマ先をピンとはねあげる。

リンパ球

リンパ球は侵入微生物の識別、抗体を出す、悪い微生物の襲撃を記憶する、その記憶を遺伝する、という大切な四つの能力を持っている。

視野

一点を見つめる時に、上下・左右のうち、同時に見える範囲を視野と言う。右の視野図を片眼だけについて調べると、見える範囲は内方・上方に狭く、外方・下方に広くなっている。

三半規管

頭の正面方向、左右方向、上下方向のお互いに直角に交わる三つの半円状の管から成り、中にはリンパ液がつまっている。回転の加速度を感知して大脳に伝達する仕事をする。

精神性発汗

テキスト過度に緊張した時など、大脳皮質が命令して、顔、手の平、脇の下、足の裏、などに汗を出すようになっている。温熱性の発汗とは汗の出る部位が違う。

逆U字曲線

ベストパフォーマンスを発揮するためには、緊張とリラックスのバランスが大切。これを表した曲線図。

単眼思考

物事を一面的に捉えて、正解を一つだけ求める思考法。

複眼思考

物事を多面的に捉えて、多様な視点で物事を考える思考法。

ロールモデル

アメリカの一流アスリートは子ども達に尊敬される存在であるために、尊敬に値する言動をプレー以外でも意識して行っている。

メタ認知

自分が意識的もしくは無意識的に行っている認知活動を、さらに一段上から客観的に分析する認知活動。推論を行う際にも、推論に客観性をもたせるために調査を重ねていく。

自動思考

人間が生来、持っている性格・感情や過去に様々な経験の中で培われた性格・感情によって影響される無意識の思考パターン。

森田療法

森田正馬によって、ひとりひとりの患者について治療しながら観察するという臨床的な研究から作られる。日本人によくある、神経症などに効果があるとされる。自分の足元の現実をあるがままに認めて受け流し、いかに生きるかの術の方を考えるように仕向けていく療法。

ストレスの3段階

ストレスが続くと心身の反応は三つの段階を経て病気になる。警告期(受動的反応期)、抵抗期(ストレスに対して反発・反抗する時期)、疲弊期(疲れきり本当の病気になってしまう時期)

仕事のストレスの5段階

ベニング博士、スプラドリ博士が提唱する仕事上でのストレスの5段階。満足期(仕事が面白くて長時間働いている時期)失望期(満足期のような情熱を失い、創造性も生産性も低下して疲れる時期)幻滅期(怒り、苦しみ、うつ的になる時期)絶望期(眠れなくなったり、重大な進退問題を抱えるようになる時期)回復期(助けを求め、ストレスをコントロールするために行動を起こす時期)

出社困難症

一般に職場でのストレスが原因で、自分では仕事が嫌だという気持ちはないのに、職場に行こうとしても行けなくなる症状。

 

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